【あの一言】
世界を揺るがすイスラム国の実像に迫る!
東京財団上席研究員・渡部恒雄 難民問題が直近で一番必要なこと。本当にすごい数の難民がおり、お金も足らないし手も足らない。日本には実績もある。安倍政権が相当の予算を出すがそのかなりの部分が難民支援に行く。アフガニスタンの警察の給料も日本が払っている。
2014/10/04 BS朝日[激論!クロスファイア]
東京財団上席研究員・渡部恒雄 米国はサウジアラビア、アラブ首長国連邦、ヨルダン、バーレーン、カタールなどと一緒にシリア空爆をやった。それがポイント。それがない限り米国は単独では怖くてやれなかった。米国はサウジアラビアの合意を取り付けて初めてシリアでの空爆に踏み切れた。スンニー派のアラブの国々とはシーア派のアサド政権をおろすということで話がついている。先にイスラム国を叩いてその後アサドをやる。
2014/10/04 BS朝日[激論!クロスファイア]
敬愛大学・水口章教授 トルコに大量のクルド人難民が入っている。国に対する不満もあるので2つの方法をとっている。ひとつはトルコでシリアの一定の領域に飛行禁止区域をつくり、もうひとつはシリア領内に難民達を抑え込むような衝地域をつくろうとしている。NATO軍の支援をもとにしてシリア領内に軍を入れるかもしれない。そのために国会でも承認をとった。
2014/10/04 BS朝日[激論!クロスファイア]
東京財団上席研究員・渡部恒雄 トルコが今回、軍事的協力もする。これはかなり歴史的な話。トルコにはやらざるを得ない状況ができてきた。
2014/10/04 BS朝日[激論!クロスファイア]
敬愛大学・水口章教授 トルコからの分離運動をしているPKK(クルド労働党)の分派が、イスラム国と戦っている。そこにいろんな兵器が渡ってしまうと状況によっては自分達の方に矛先が向く。それを嫌がるトルコがある程度、分離独立運動の抑え込みにかかる。おそらく今後の流れの中では、クルドは独立をしていくという方向になる。クルドは国をもっていなかった最大の民族。
2014/10/04 BS朝日[激論!クロスファイア]
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