AFP記者によると、バグダッドの中心地の超セキュリテイ地域で、イラク政府機関や各国の大使館が林立する場所から大きな爆発音が聞こえたという。
日曜日早朝、グリニッジ時間00:30 GMT頃に起きた爆発音で、米国大使館の警報用サイレンが一斉に鳴り響き、その後、米軍戦闘機が飛び立ち、周辺を探索したという。
なお、日曜日の今までの調査では、物的および人身に対する損害は出ていないという。...
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AFP記者によると、バグダッドの中心地の超セキュリテイ地域で、イラク政府機関や各国の大使館が林立する場所から大きな爆発音が聞こえたという。
日曜日早朝、グリニッジ時間00:30 GMT頃に起きた爆発音で、米国大使館の警報用サイレンが一斉に鳴り響き、その後、米軍戦闘機が飛び立ち、周辺を探索したという。
なお、日曜日の今までの調査では、物的および人身に対する損害は出ていないという。
ところで、昨年の10月28日以来、イラクにおいて、米軍兵士や外交官や施設に対するロケット攻撃が増大しており、これまで米国の下請け業者1人とイラク人の兵士が死亡している。
過去4カ月間での米国の利権に対する攻撃は、今回のロケット弾攻撃で19回目になると米国の軍当局は述べている。
なお19回のいずれの攻撃も、犯行声明が出ていないが、米国としては、いずれの攻撃もイラク軍の中の親イラン分派が尾を引いているものと見ている。
とりわけ、去年の末、イラクで、トランプ大統領の命令でイラン人のソレイマニ将軍を殺害したことが、ロケット攻撃の増加を招いているものと見られている。
先月には、米軍の駐屯するイラク基地に多数のミサイルが着弾し、100人近くの米軍兵士に頭痛などの後遺症を訴えているという。
なお、イラク軍の親イラン分派は、自分たちのリーダーであったソレイマニ将軍を殺害したことで米軍に対する報復を計画しているという。
イラクにおける米軍の立場は益々、難しい局面に立たせられているものと見られる。
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