【Globali】
エルサレム帰属問題を引き起こした張本人のトランプ大統領のクリスマス・メッセージ【米・英国メディア】(2017/12/26)ドナルド・トランプ大統領が、エルサレムをイスラエル(ユダヤ教)の首都と認めると一方的に宣言して以来、パレスチナ(イスラム教)含めた中東情勢が一層混沌としてきている。そのトランプ大統領がクリスマスイブに、海外駐留も含めた米軍兵士らを鼓舞するメッセージを発信したかと思えば、大衆に向かっては禁句とされてきた“メリー・クリスマス”とのメッセージを復活させると息巻いた。そもそも、様々な宗教の信者が住む米国で、ユダヤ教徒やイスラム教徒等に配慮して、キリスト教を愛でる“メリー・クリスマス”のメッセージを使わないようになってきた背景を考えると、トランプ大統領の言葉や対応は一貫性がないと言わざるを得ない。
12月24日付米『USAトゥデイ』紙:「トランプ大統領、米軍兵士らに“勝利はほぼ手中に”とのクリスマス・メッセージを発信」
ドナルド・トランプ大統領は12月24日晩、滞在先のフロリダ州の別荘マー・ア・ラゴから、海外駐留も含めた米軍兵士らに宛てて、テロリスト・グループとの戦闘に対し“勝利はほぼ手中にある”と鼓舞するビデオ・メッセージを発信した。 とりわけ沿岸警備隊に対しては、今年多くの犠牲をもたらしたハリケーンが何度も襲来したが、彼らの活躍で数万人の命が救われたことに感謝すると伝えた。...
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