【Globali】
気候温暖化:オーストラリア政府は、ようやく化石燃料使用車の規制を強める(2024/02/10)『フランス国際ラジオ局(RFI)』2月5日付けで、オーストラリア政府が、ようやく、化石燃料を使用する車に対し、燃料効率の良否による規制をかけることを発表したと報じた。オーストラリアの新車は、平均してヨーロッパの車に比べて化石燃料を40%多く消費するという。そのため、オーストラリアは、先進国の中でロシアと共に、唯一、主な大気汚染源となっている車の排気ガスの規制を行っていない国となっている。
今回の規制により、大気汚染の少ない車を選べば、1年間で1000AUDドル(=約9.8万円)の節約になる勘定となる。気候変動対策担当のクリス・ボーウェン大臣がオーストラリアの各世帯に提案している排気ガス規制案で、今後、議会で審議される。なお、政府の試算によると、今回の新たな規制で、今から2050年までに約3.69億トンの炭素の大気への放出を避けることができるという。
SUVタイプ車や4輪駆動車の愛好家のために、ボーウェン大臣は、「どの車を選択するかは、所有者の意思にまかせる。...
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