【Globali】
原子力発電:仏は小型原子炉に将来の発電源としての夢を託す(2021/10/16)『フランス24』TVチャンネルによると、仏のマクロン大統領は、10月12日火曜日、300億ユーロ(=約3.6兆円)におよぶ経済再建計画の発表の中で、原子力発電関係の優先課題としてモジュール化した小型原子炉の開発を挙げている。小型原子炉は中国などとの競争に打ち勝つためには有力な技術になると強調した。
マクロン大統領は、2030年までの仏の最優先の目標は革新的な小型原子炉を誕生させることだと語った。小型原子炉を目指すこの新たな方針は仏のこれまで手掛けてきた、より大型で、大容量の発電能力の原子炉を目指してきた方針との転換を意味している。
ミラノ工科大学の原子力発電所の専門家のロカテリー氏の説明によると、「モジュール化された小型原子炉は個々に300MWの発電能力を持ち、950MW~1300MWの能力を持つ従来型の原子炉に比べて極めて小さい。...
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