【Globali】
戦後70年談話に対する韓国の反応
安倍総理の戦後70年談話が14日に発表される。内容を調整中とのことで4つのキーワード(植民地支配、侵略、痛切な反省、心からのおわび)が入っているかどうかが注目されている。この談話の内容に特に関心を強く示しているのが韓国で、以下に戦後70年談話に対する韓国の反応を紹介した。
8月9日付
『コリアタイムズ』(韓国)は、「謝罪なしの反省?」との見出しで、「安倍首相の戦後70年談話についての諮問グループは、安倍晋三首相に報告書を提出後、韓国人の間でわずかな望みは失望に変わった」と報じた。「韓国に対する侵略を認めてはいるが、漠然と植民地支配に言及しているだけで、謝罪には何も触れていない」とし、「犠牲者のためではなく自分自身と日本の人々のために、安倍首相には談話を書き換える最後のチャンスを最大限に活用するべきだ」と指摘した。...
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8月9日付
『コリアタイムズ』(韓国)は、「謝罪なしの反省?」との見出しで、「安倍首相の戦後70年談話についての諮問グループは、安倍晋三首相に報告書を提出後、韓国人の間でわずかな望みは失望に変わった」と報じた。「韓国に対する侵略を認めてはいるが、漠然と植民地支配に言及しているだけで、謝罪には何も触れていない」とし、「犠牲者のためではなく自分自身と日本の人々のために、安倍首相には談話を書き換える最後のチャンスを最大限に活用するべきだ」と指摘した。
8月9日付
『メトロ新聞』(韓国)は、日本の安倍晋三首相が14日に発表する第二次世界大戦70年談話に植民地支配謝罪フレーズが含まれていないことについて言及し、「韓国の与野党が声を合わせて叱責した」と報じ、「安倍首相の戦後70周年談話草案についても謝罪フレーズがなく、植民地支配と侵略を認めるかも不明である。日本政府に日本の態度の変化をもたらすことができる有能な外交を行うよう要求する」との、新しい政治民主連合のユウンヒェ報道官のコメントを紹介した。
8月9日付
『YTN』(韓国)、「セヌリ党のキムヨンウスポークスマンは、論評を通じて安倍首相が再び過去の侵略を謝罪せずに無視すれば、日本は国際社会の信頼と期待を見捨てることになるということを心に留めてなければならないと述べている」と報じた。
8月9日付
『韓経ドットコムニュース』(韓国)は、「象徴的な意味を持つ談話で最小限の謝罪もなければ反省もないということは、非常に遺憾。日本がまた、侵略と帝国主義的支配のような過去を繰り返すという意志の表明ではないか」との、新しい政治民主連合のユウンヒェ報道官のコメントを紹介した。
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