北朝鮮はこれまで労働者をアンゴラに派遣し、建物の建設契約を結んだりしてきた。しかし、国連の2017年からの北朝鮮に対する経済制裁の強化によって両国間の公式な経済パートナー関係の継続が極めて困難となってきた。...

北朝鮮はこれまで労働者をアンゴラに派遣し、建物の建設契約を結んだりしてきた。しかし、国連の2017年からの北朝鮮に対する経済制裁の強化によって両国間の公式な経済パートナー関係の継続が極めて困難となってきた。

同様に、ウガンダに関しても北朝鮮政府は、先週、半世紀にわたり活動した大使館を閉鎖することを決定した。これまでのカンパラでの大使館業務は赤道ギニア共和国の北朝鮮大使館にゆだねることでアフリカでの北朝鮮の外交活動の効率を上げたいという。

日本の日刊紙『読売新聞』によると、北朝鮮は主に経済的な事情により、10か国余りの大使館を閉鎖することを示唆している。

北朝鮮は、これまで世界で46箇所の大使館と領事館を設けてきたが、そのうちアフリカには１２個所あった。しかし、北朝鮮政府は、厳しい経済制裁を受けている事情により、外貨が乏しくなり、自国の大使館網の維持が難しくなっていた。

特に、2020年から国連による制裁により、外国で働く労働者数も激減した。このことが、北朝鮮の大使館閉鎖に拍車をかけたものと見られる。

韓国の首都ソウル市では、症状のあるペットや感染したヒトと接触のあったペットは無料で新型コロナ検査が受けられるという。当局によると、陽性反応のでた動物は二週間の自宅待機が必要だという。同国では、数週間前に初めて動物（子猫）の感染が確認された。

コロナに関する記者会見で疾病予防当局が発表したところによると、陽性者と接触があり、更に発熱や呼吸困難などの症状がみられる動物のみに検査が行われることとなる。...

韓国の首都ソウル市では、症状のあるペットや感染したヒトと接触のあったペットは無料で新型コロナ検査が受けられるという。当局によると、陽性反応のでた動物は二週間の自宅待機が必要だという。同国では、数週間前に初めて動物（子猫）の感染が確認された。

コロナに関する記者会見で疾病予防当局が発表したところによると、陽性者と接触があり、更に発熱や呼吸困難などの症状がみられる動物のみに検査が行われることとなる。ヒトとペット間で感染が起きるかどうか不明なため、隔離施設に入る必要はないが、飼い主が入院したり、高齢で世話ができない売位は、市営施設で隔離される。韓国では通常、入院治療が必要ない感染者でも隔離施設に入ることとなっている。

朝鮮日報によると、先月、韓国の晋州の宗教施設の子猫の感染が発覚。保健当局は、施設内でヒトから感染したとみている。調査では猫がウイルスを保有しヒトに感染させた可能性が指摘されたが、専門家は、犬や猫からヒトへの感染の可能性はないだろうとしている。

世界的には、非常に稀にコロナ感染したペットもいる。先月サンディエゴ動物園のゴリラがヒトから感染、ニューヨークやバルセロナの動物園のライオンやトラ等、多くの野生動物でも感染が確認されている。

同日付英『スカイ・ニュース』は「韓国首都で猫や犬に無料のコロナ検査」との見出しで以下のように報道している。

朝鮮日報によると、ソウル市で、熱や咳、呼吸困難などの症状のあるペットのみコロナ検査が受けられるという。当局はオンライン会見で、マスクや手洗い等のウイルス対策を行い、散歩の際には通行人から犬や猫を2メートル離すよう勧告。韓国ではソウル市以外でもペットの検査体制整備を計画している。

米疾病予防管理センター（CDC）によると、コロナウイルスはヒトから動物に感染する可能性もあるが、動物がヒトに感染させるリスクは非常に低いと考えられている。感染拡大阻止のため、将来的に、ペットのワクチン接種が望ましいとする専門家も一部いる。

昨年７月、イギリスで飼い主の感染確認後にペットでの感染が初めて確認された。昨年デンマークでは動物に関連した数百件の感染例を受け、数百万匹のミンクが殺処分されている。

韓国の感染状況は収まり、２か月で新規感染者は３００人未満となっており、累計感染者数は８．２万人、死者数は１５００人未満となっている。