【貿易の新枠組み】
RCEP・日本酒などの関税・段階的に撤廃へ(11月13日)
インド抜きの15か国で合意する見通しが強まっているRCEPで日本に輸入されるコメなどの重要5項目は関税の削減や撤廃の対象から外れる一方、中国や韓国向けの日本酒などの関税は段階的に撤廃される方向となっていることが分かった。
日本や中国、ASEAN各国などアジア太平洋の16か国が参加するRCEP・東アジア地域包括的経済連携は、離脱を示唆するインドを除く各国での協定内容の調整がおおむね終わり、あさっての首脳会議で15か国で合意する見通しが強まっている。...
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インド抜きの15か国で合意する見通しが強まっているRCEPで日本に輸入されるコメなどの重要5項目は関税の削減や撤廃の対象から外れる一方、中国や韓国向けの日本酒などの関税は段階的に撤廃される方向となっていることが分かった。
日本や中国、ASEAN各国などアジア太平洋の16か国が参加するRCEP・東アジア地域包括的経済連携は、離脱を示唆するインドを除く各国での協定内容の調整がおおむね終わり、あさっての首脳会議で15か国で合意する見通しが強まっている。
日本に輸入されるコメや牛肉、豚肉、乳製品など重要5項目は関税削減や撤廃の対象から外れる一方、中国からの冷凍加工野菜などは段階的に撤廃される見込みである。
日本からの輸出については、中国向けのほたて貝やインドネシアへの牛肉、中国や韓国向けの日本酒や焼酎などの関税も段階的に撤廃される方向である。
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