幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「同期のサクラ」最終回 12月18日(水) 22時-
静かな問題作、同期のサクラが最終回を迎えました。一切の忖度をしないサクラが社会でどのように生きるか、毎回目を離すことができませんでした。
誰もが忖度なしの生き方をしたいけど出来ない中、物語の中に描かれるサクラに我が身を投影しながら見た方も多かったのでは。
でも、さぞかし胸がすくだろうと思われた空気読まない、忖度しない生き方はおもったほど良くなさそうでした。
苦労の連続のサクラに寄り添って励まし、気にかけて共に成長した同期…
と言いたいけど、なんかそれも違うような。...
全部読む
静かな問題作、同期のサクラが最終回を迎えました。一切の忖度をしないサクラが社会でどのように生きるか、毎回目を離すことができませんでした。
誰もが忖度なしの生き方をしたいけど出来ない中、物語の中に描かれるサクラに我が身を投影しながら見た方も多かったのでは。
でも、さぞかし胸がすくだろうと思われた空気読まない、忖度しない生き方はおもったほど良くなさそうでした。
苦労の連続のサクラに寄り添って励まし、気にかけて共に成長した同期…
と言いたいけど、なんかそれも違うような。
ドラマの結論は「自分の本当の力は良い仲間に会えたこと、仲間が真の宝」みたいな感じだったけど同期がそこまでサクラを支えたかな?と感じてしまいました。
ラストも割とあっさりみんな別れ別れになって行ったし…
もしかしてすごい皮肉が隠されてるのかも?と疑っちゃいました。
このドラマ的にはじっちゃんが死んだ回が最高潮で、その後ちょっと失速したなーという感じ。
もうちょっと結論はひねりがあって欲しかった。
遊川ドラマって後半失速しがちかも。
サクラが昏睡状態にあるという設定も効果的に使えていなかったと思います。
急に目覚めてからの話も前の思い出話と大して変わらなかったし。
しかし、途中途中心を揺すぶらされるシーンやセリフがたくさんあって、忘れられないドラマとなったことは明らかです。
ほんと、津嘉山正種さんの芝居は良かった。
また、高畑充希さん、同期のみんなの芝居も素晴らし買ったです。
若い役者さんみんな上手いなぁ。
ほんとにお疲れ様でした!
閉じる
「ドクターX」第9話 テレビ朝日 12月12日(木) 21時-
ロックスターの勇ちゃん(宇崎竜童)がド派手に入院してくる。しかし病名は痔。
もっとカッコいい病気ということにして記者会見しろと我儘放題な勇ちゃん。
そんな勇ちゃんを見ているうちに体の異変があるのではないかと勘付いた未知子は…
宇崎竜童さんが矢沢永吉さんのモノマネとも取れるキャラを熱演。
どっからどー見ても永ちゃんだ!いいのかな、宇崎竜童さんに永ちゃんのマネさせて…と心配になりましたが、宇崎竜童さんは存分に楽しんでやってらっしゃる様子。...
全部読む
ロックスターの勇ちゃん(宇崎竜童)がド派手に入院してくる。しかし病名は痔。
もっとカッコいい病気ということにして記者会見しろと我儘放題な勇ちゃん。
そんな勇ちゃんを見ているうちに体の異変があるのではないかと勘付いた未知子は…
宇崎竜童さんが矢沢永吉さんのモノマネとも取れるキャラを熱演。
どっからどー見ても永ちゃんだ!いいのかな、宇崎竜童さんに永ちゃんのマネさせて…と心配になりましたが、宇崎竜童さんは存分に楽しんでやってらっしゃる様子。
歌まで披露。役にピッタリです。
今回圧巻だったのが思いもかけない重い病に冒されていたことが分かった永ちゃんと、自らも同じ病に苦しんだ経験のある未知子が屋台のおでん屋で話すシーンでした。
ここのシーンありきの今回のエピソードだったのかな?と思うくらいの密度の濃いシーンでした。
米倉涼子さんの芝居に泣きました。
また、清水ミチコさんの使い方がだんだん確立してきた模様。芝居というより実際の清水ミチコさんのキャラどんどん立てていこ!って姿勢になって、また楽しみが増えました。
市村正親さん演じるニコラスは心臓の手術を受けるのか?!天才ピアニスト少年は?!
最終回は盛りだくさんな予感…
未知子の勇姿が見られるのもあと1回、しっかり見届けたいと思います!
閉じる
「同期のサクラ」第9話 日テレ 12月11日(水) 22時-
長い眠りから覚めて意識を取り戻したサクラ。
時間は2019年の12月になっています。
今回ははリアルタイムのお話。
意識を取り戻したはいいけれど、花村建設は解雇になってしまったため、就職活動をしなくてはならないサクラですが、忖度しない性格は昔のままで不採用続き。生活が苦しくなってきたためコンビニでアルバイトをしますがそれも上手くいかずクビになってしまいます。
とことん上手くいかないサクラに胸が痛くなります。...
全部読む
長い眠りから覚めて意識を取り戻したサクラ。
時間は2019年の12月になっています。
今回ははリアルタイムのお話。
意識を取り戻したはいいけれど、花村建設は解雇になってしまったため、就職活動をしなくてはならないサクラですが、忖度しない性格は昔のままで不採用続き。生活が苦しくなってきたためコンビニでアルバイトをしますがそれも上手くいかずクビになってしまいます。
とことん上手くいかないサクラに胸が痛くなります。これは現実より厳しいかも?いや、サクラみたいに忖度してなくてもこういった厳しい現実を突きつけられている人も実際にいるかもしれません。
あえてサクラに頼ることで元気を取り戻させようとする同期たちですがいつしか、サクラより自分たちの方が成長していてサクラの励ましを必要としなくなっていました。
みんなを励ますことで自分の存在意義を取り戻そうとしていたサクラですが、みんなから必要とされなくなったことを悟り故郷の島に帰ることに。
まだがんばれ、勿体ないと言う同期たち。
これにはちょっと、一旦サクラにがんばるのやめさせた方がいいかも…と思いました。
同期たちはホントにサクラのために励ましてるのか?それさえも懐疑的になっていまいます。
サクラはどんどんドン底へ落ちていくし、とてつもないバッドエンドの物語なのかも?
そう思うとなんだかコワイ。
来週の予告も良からぬことが起こりそうな予感だし…
ドラマの結末がどこへ行くのか全く予測できないまま、来週最終回、とっても気になります。
閉じる
「G線上のあなたと私」第9話 TBS 12月10日(火)22時ー
バイオリンを通じて出会うはずもない3人が出合って様々なことが起こってきたけれど
最終章に向けて、也映子と理人が付き合うことに。恋愛パートが描かれていきます。
バイオリンの眞於先生への思いはまったく通じなかった理人。かわいそうだったけど立ち直って
也映子を好きになり今度こそ順風満帆に行って欲しいと思っていましたが・・・
新たな問題、年齢の壁にぶち当たってしまいます。
どちらかといえば也映子の方が8歳も年下の男の子と付き合うことに
躊躇しているようです。...
全部読む
バイオリンを通じて出会うはずもない3人が出合って様々なことが起こってきたけれど
最終章に向けて、也映子と理人が付き合うことに。恋愛パートが描かれていきます。
バイオリンの眞於先生への思いはまったく通じなかった理人。かわいそうだったけど立ち直って
也映子を好きになり今度こそ順風満帆に行って欲しいと思っていましたが・・・
新たな問題、年齢の壁にぶち当たってしまいます。
どちらかといえば也映子の方が8歳も年下の男の子と付き合うことに
躊躇しているようです。
8歳は確かに結婚を考える世代にとっては微妙な差ですよね。
19歳と27歳。27歳の自分はきっと好きなだけでなくその先、結婚も考えてしまう、
そうなると2人の思いはすれ違うに違いないと也映子は言います。
この辺のセリフもほんとに良くて。こういう何気ない会話、色が定まらずふわふわしている関係性の描写が特に。
安達奈緒子さんのセリフはそのまま、このふわふわした関係をそっと手渡されているみたいな感覚で
2人の気持ちが見るものの心の隙間に入ってきます。
何気ないことをこうやって描写できるのかと毎回感動です。
また、幸恵役の松下由樹さんが本当に良くて
幸恵さんのパートは毎回泣かされます。こんな思いを抱えている女性は多いだろうな。
お姑さん役の夏樹陽子さんも最初は憎たらしかったけど今やかわいい感じになってます。
幸恵の夫、小木さんもひょうひょうとして素晴らしい演技。
なにもわかってない夫なりに一応気を使っているんですね。失敗ですけど。
とにかくすれ違いまくる幸恵さん夫妻もリアリティあって目が離せない。
展開は地味なドラマですがよーくセリフを聞いているとほんとにステキな表現がたくさんだし
演技もみなさん緻密で大好きなドラマになりました。
いいキャストが揃ってるっていいなぁとしみじみ思います。
脚本と演技が絶妙に相乗効果を発揮しているのがとても素晴らしいです。
閉じる
「シャーロック」第10話 フジテレビ 12月9日(月)21時ー
都知事の息子誘拐事件に着手する獅子雄。
数件あった事件の依頼から誘拐事件を選んだ理由を
「一番儲かるからな、世話になったから少しは払わないと・・・」と若宮に言う
獅子雄。意味深・・・獅子雄、もうすく出ていくつもりなのか。
今回はバスケ部のパワハラにからむ話もありましたが
好みの男の子たちが苦しむ姿を見て喜ぶ変な性癖のためにパワハラをやっているという
理由がなかなかに面白かった。そういう人も全くいないとは限らないでしょうね。...
全部読む
都知事の息子誘拐事件に着手する獅子雄。
数件あった事件の依頼から誘拐事件を選んだ理由を
「一番儲かるからな、世話になったから少しは払わないと・・・」と若宮に言う
獅子雄。意味深・・・獅子雄、もうすく出ていくつもりなのか。
今回はバスケ部のパワハラにからむ話もありましたが
好みの男の子たちが苦しむ姿を見て喜ぶ変な性癖のためにパワハラをやっているという
理由がなかなかに面白かった。そういう人も全くいないとは限らないでしょうね。
このパワハラコーチをやっている役者さんが(増田修一朗さん)なかなかお上手でした。
パワハラ野郎の役ってけっこうスキル必要ですが増田さんはちょうどいい感じで演じられていました。
しかしいつまでたってもモリアティの名前は出るけど実体が出てこない・・・
最終回まで正体は秘密でしょうか?それとも出てこずじまいで終わるか。
いずれにせよ一ひねりあるこのドラマですからどうなるのか期待大です。
ディーンさんのドラマは世界観がしっかりしていて流されないというか
しっかり物語の世界が確立してぶれないので一度ハマるとずっと見られます。
逆に苦手な人はだめかもしれないけれど。
今回の「シャーロック」は月曜9時にしては渋みが強いドラマで地味ですが
じっくり見だすと止まらない。
一挙再放送とかDVDとかでまとめて見ても楽しいかも。
獅子雄と若宮のつかず離れずの距離感も相変わらずちょっと切ない、いい感じでした。
閉じる
「まいにち!ドラマレビュー」内の検索