幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「ラストチャンス 再生請負人」第4話 テレビ東京 8月6日 22時~23時
フランチャイズのオーナーが大勢押しかけてきてフランチャイズ権を買い戻せ!と迫ってきた。
社長に就任した樫村(仲村トオル)はなんとかなだめようとするが火に油を注ぐ結果に。
すぐに資金調達をしなくてはいけないのだが銀行は多額の含み損があることを前社長の大友から聞かされておりなかなか融資してくれない。
どうする樫村社長!
仲村トオルさん演じる実直な社長に好感を持てます。
とは言え確かに話の中で言われているように甘いところもあるかも・・・
でも非情であることばかりが現状打開の最善策ではない社員によりそった形をとりつつ企業を再生できないかどこまでも理想を追い求める、そんな姿にロマンがあります。...
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フランチャイズのオーナーが大勢押しかけてきてフランチャイズ権を買い戻せ!と迫ってきた。
社長に就任した樫村(仲村トオル)はなんとかなだめようとするが火に油を注ぐ結果に。
すぐに資金調達をしなくてはいけないのだが銀行は多額の含み損があることを前社長の大友から聞かされておりなかなか融資してくれない。
どうする樫村社長!
仲村トオルさん演じる実直な社長に好感を持てます。
とは言え確かに話の中で言われているように甘いところもあるかも・・・
でも非情であることばかりが現状打開の最善策ではない社員によりそった形をとりつつ企業を再生できないかどこまでも理想を追い求める、そんな姿にロマンがあります。
ドラマなんだからロマンを追い求めましょう。
やっぱり夢だという樫村のセリフはこのドラマの多きなテーマでしょう。
しかし甘くない現実も多々描かれ見ている方も考えてしまいますね。
仲村トオルさんはお年をとっても変わらない可愛らしさがあります。
女社長にドキドキさせられたり妻に家庭を顧みないことを責められてあたふたする姿も不器用で親近感が持てます。
社長という華やかなイメージとは程遠く、仕事のプレッシャーで
寝汗がすごかったり占い師の言うことが気になってしまったり、ホント大変です。
企業の話なのでわからない用語が何回か出てきますが一応テロップで用語説明をしてくれているのでわかるのですがもうちょっと詳しく長めに出してくれてもいいかも。
データ放送とかは使えないのでしょうか。
ビジネス番組枠のドラマですが前作よりかなり「ドラマドラマしてる」ドラマで硬派なビジネスドラマの側面は減っている印象。
そこが視聴者にどう捉えられているかは気になります。
もしかしてもっとバリバリのビジネスドラマが見たい層が多いのかしら?
「ハゲタカ」もテレ朝じゃなくてこの枠でリメイクしたら面白かったのにと思いました。
質のいいドラマの枠として前作と今作でイメージを定着させることに成功していると思います。
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「ゼロ・一攫千金ゲーム」第4話 日テレ 22時30分~23時30分
いかにもマンガっぽい展開がまんまドラマになっている当ドラマ。
案外楽しめます。
ゲームは脳トレ?みたいなものが多く、内容もひねられていて面白いですが原作マンガを知っている人はネタバレしているのかも。
それでもドラマならではの魅力があれば十分楽しめます。
それはやはりキャストの魅力ということになると思うのですが主演の加藤シゲアキさん含め、魅力的なキャストが揃っている・・・というか、他のドラマで見るよりこのドラマで見る方が魅力的になっているキャストが多い印象です。...
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いかにもマンガっぽい展開がまんまドラマになっている当ドラマ。
案外楽しめます。
ゲームは脳トレ?みたいなものが多く、内容もひねられていて面白いですが原作マンガを知っている人はネタバレしているのかも。
それでもドラマならではの魅力があれば十分楽しめます。
それはやはりキャストの魅力ということになると思うのですが主演の加藤シゲアキさん含め、魅力的なキャストが揃っている・・・というか、他のドラマで見るよりこのドラマで見る方が魅力的になっているキャストが多い印象です。
これって地味にすごいことですよね。
ケンドーコバヤシさんと間宮祥太朗さんの兄弟なんていいじゃないですか。
2人とも他のドラマよりよく見えます。ハマってるてやつですかね。
お笑いの方、タレントさんが役者としてよく見えるドラマだと思います。
ケレン味たっぷりの展開なのでキャラの濃さがいい方に出るのかも。
俳優さんですがやっぱり間宮さんいい感じでかっこいいです。荒くれ者似合いますね。
ゲームの勝ち負けだけでなくそれに関わる人間心理の描写が多いと面白いです。
今回のチーム戦なんかはどうやって他の人間をコントロールするかも見所でハラハラドキドキもあって次どうなるんだろうなんて思ってまた次の週楽しみにしているというドラマ楽しみ方としては単純ながら最高のものを提供してくれているような気がして、色々意見あると思いますが私は好きですよ。
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「この世界の片隅に」第4話 8月5日 21時~21時54分
徐々に戦争の色が濃くなってきました。
すず(松本穂香)たちの日常は淡々と進んで行きます。
体調が悪くなって寝込んでしまったすずを見てお父さん(田口トモロヲ)は「子どもができたのでは?」と口にします。
お母さん(伊藤蘭)やお姉さん(尾野真知子)はお父さんが言い出したことに対し不快感をあらわに…慌てるお父さん。
それでも病院に行ってみるすずでしたが子どもは出来ていませんでした。
帰り道、すずは朝日遊郭でリンと再会し世間話をする。...
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徐々に戦争の色が濃くなってきました。
すず(松本穂香)たちの日常は淡々と進んで行きます。
体調が悪くなって寝込んでしまったすずを見てお父さん(田口トモロヲ)は「子どもができたのでは?」と口にします。
お母さん(伊藤蘭)やお姉さん(尾野真知子)はお父さんが言い出したことに対し不快感をあらわに…慌てるお父さん。
それでも病院に行ってみるすずでしたが子どもは出来ていませんでした。
帰り道、すずは朝日遊郭でリンと再会し世間話をする。
リンとすずの会話のシーンで、「子どもが産めなければ役立たずなんじゃないですか?」と当時としては一般的な価値観を語ります。
今話題の生産性の話につながって面白い会話でした。
遊女として生きるリンはまた違った価値観で話をします。
何気ない会話ですが脚本の手腕が冴えました。
この回はお姉さんの径子(尾野真千子)が義実家に取られそうになっている息子の久夫(大山蓮斗)が家の跡取りとして義実家の姑の家に入る決意を伝えにやって来る、というエピソードがありました。
わずか10歳ほどの久夫の決意に心が乱れる径子。
いつもはイジワルな姉さんですが、姉さんにも色々あったんですね。
苦労している話や息子を大事に思っているセリフをチョイチョイ挟み込んでおいて後で回収する脚本テクはやっぱりすごいですね。
また、尾野真千子さんの演技はやっぱり見る価値ありです。
さざ波のような感情表現が上手い女優さんでイジワル姉さんも憎たらしいのと可愛いのと絶妙な線で演じていて素晴らしいです。
これが朝ドラの方がいいんじゃない?と思いますが、朝ドラは原作ものはやらないのかな。
ゆったりすすむ話ですが気づくと夢中で見てしまいます。また来週も楽しみです。
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「チアダン」第4話 TBS 8月3日 22時~22時54分
チアダンス福井大会はさんざんな結果に終わったわかば(土屋太鳳)率いる福井西高チアダンス部。
それを乗り越え心を一つに頑張ろうとしていたロケッツメンバーだがわかばがかつて所属していたチアリーダー部に嫌がらせを受けてしまう。
落ち込みながらも前向きに前進しようと憧れのJETSの練習見学に行くメンバーだが自分達とのあまりの違いに愕然。
何でも良いところは取り入れようと「JETSごっこ」を始める。
前へ!前へ! 。...
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チアダンス福井大会はさんざんな結果に終わったわかば(土屋太鳳)率いる福井西高チアダンス部。
それを乗り越え心を一つに頑張ろうとしていたロケッツメンバーだがわかばがかつて所属していたチアリーダー部に嫌がらせを受けてしまう。
落ち込みながらも前向きに前進しようと憧れのJETSの練習見学に行くメンバーだが自分達とのあまりの違いに愕然。
何でも良いところは取り入れようと「JETSごっこ」を始める。
前へ!前へ! 。
困難を乗り越え仲間とひたむきに進む、そんなテーマがだんだんハッキリしてきてお話も流れに乗ってきました。
脚本は「おっさんずラブ」の徳尾浩司さん。
ちょっと刺さるセリフもあって面白くなって来ました。
「ひたむきに前に進む」はベタなテーマですが清々しく描いてくれるので単純に元気が出ます。
いいなぁ~青春て!!
劇中歌がブルーハーツの「ひとにやさしく」なのも単純にテンション上がります。
あえてのベタをやっていこうということでしょうか?いいぞもっとやれ、ですね。
このままいい方向にいってほしいなぁ。
いい歳したオトナだってたまには爽やかな感動の涙を流したいです。
ブルーハーツからの~エンディングサンボマスター。
しつこいかな?と思いまさしたが全然大丈夫。
夏ですがさらに暑苦しく!ベタに!前へ進んで欲しいです。
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「グッドドクター」 第4話 8月2日(木)22時~23時
自閉症ながら天才的な頭脳を持つ新堂湊(山崎賢人)は組織の中でやっていくことが難しいためになかなか周りに認めてもらえない。
それでも子どもの気持ちを汲むことに関しては鋭い感覚を持つ。
そんなある日、救急搬送で運ばれてき少女が口もきかず、暴れて誰の言うことも聞かない。
湊先生をもってしても心を開かない少女。検査も受けてくれずみんなは困り果てます。
実は少女の母親は死別していてママは最近来た新しいママでした。...
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自閉症ながら天才的な頭脳を持つ新堂湊(山崎賢人)は組織の中でやっていくことが難しいためになかなか周りに認めてもらえない。
それでも子どもの気持ちを汲むことに関しては鋭い感覚を持つ。
そんなある日、救急搬送で運ばれてき少女が口もきかず、暴れて誰の言うことも聞かない。
湊先生をもってしても心を開かない少女。検査も受けてくれずみんなは困り果てます。
実は少女の母親は死別していてママは最近来た新しいママでした。
少女は自分の本当の気持ちをお絵かきノートに書いていたのですが偶然それを見た湊先生には「誰にも言わないで」と頼むのでした。
山崎賢人さんを見るだけで心が癒されるこのドラマ。
内容は子どもの病気が関係するのでヘビーなものも多いのですが全体のトーンが優しく救われます。
山崎さんは前はどんな役をやっていたか忘れるくらい役にハマっています。
どんな状況でも子どもを助けることを第一に考える湊先生の姿に心打たれます。
いつもシンプルに物事を捉え、素直な反応をする湊先生を見ていると自分の気持ちを押さえ込んだり諦めたりしている日常にホッと一息つかせてくれる気がします。
いつも一生懸命な瀬戸先生(上野樹理)に湊先生が「深呼吸をするとリラックスできます」というシーンがとても良かったです。深呼吸は大事ですね。
少女は実は新しいお母さんに虐待されており父親のために我慢しているのでした。
我慢していると心が壊れてしまうと、本当のことを話すことを進める湊先生。
実は自分も父親に虐待されていた過去があるようです。
小児外科をなくそうとする勢力、そして湊先生を欠陥医師として排除しようとする人、戸惑いながらも親身になる瀬戸先生。
こうした構図はいいのですがちょっと書き込み方が薄いかなぁと感じることも。
もうちょっと湊先生のことを受け入れる側が心を動かす描写が欲しいかなと感じました。
みんなけっこうあっさり流している気がして。
湊先生の過去も少しずつ出てきましたが後半はこれらをもう少し繋げて見せて欲しいかなと思います。
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