幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「サバイバル・ウエディング」最終回 日テレ 9月22日(土)22時-23時
先週は宇佐美編集長(伊勢谷友介)とくっつく?!みたいな雰囲気で終わった「サバイバル・ウエディング」
最終回はどうなるのかワクワクしながら視聴しました。
それまではそれほど意外な展開もなくダラダラ視聴が続いていたのでここにきてこの仕掛けは効果的でしたね。
さやか(波瑠)のどっちつかずの態度にちょとイラつかされてきましたが、この態度のおかげで
すっかり視聴者も翻弄され結末が見えないワクワク感を楽しめたことは思わぬ収穫でした。...
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先週は宇佐美編集長(伊勢谷友介)とくっつく?!みたいな雰囲気で終わった「サバイバル・ウエディング」
最終回はどうなるのかワクワクしながら視聴しました。
それまではそれほど意外な展開もなくダラダラ視聴が続いていたのでここにきてこの仕掛けは効果的でしたね。
さやか(波瑠)のどっちつかずの態度にちょとイラつかされてきましたが、この態度のおかげで
すっかり視聴者も翻弄され結末が見えないワクワク感を楽しめたことは思わぬ収穫でした。
祐一(吉沢亮)のインドでの起業に対して「ここまできて腹をくくれない主人公」はどうなの?!って感じですが
実際だとこれがリアルかもしれませんね。それにしても途中までの祐一はかわいそうだった。
1人でインド行きか??と思うと不憫でした。
結局は先の見えない道に勇気をもって進む覚悟を決めたさやか。
編集長は結局お父さんみたいな存在だったのかぁ~。バージンロードを一緒に歩いてもらってたものね。
伊勢谷友介さんは強烈キャラの編集長を最後までぶれずに演じ切り、さすがの存在感でした。
実は編集長が一番のイケメンだったのでは?
ラストはまさかのスキンヘッドになってしまいましたが端正なお顔なので似合っていましたよ。
伊勢谷さん自身も楽しんで演じていた様子が見て取れました。
波瑠さんはどっちつかずの優柔不断主人公をナチュラルに演じて好感が持てました。
ずーっと悩んだり迷ったりしている役でしたがこの役を自然に演じられるのは波瑠さんじゃないとできないと思いました。
途中正直飽きた時もありましたが最終回を終えてみると満足な内容だったかな。
意外と最後が複雑な展開になったのが良かった。
人形劇や劇中にテロップを入れる演出もポップでかわいかったです。
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「過保護のカホコ・2018ラブ&ドリーム」 日テレ 9月19日(水)21時~23時
あの人気ドラマ「過保護のカホコ」のスペシャルドラマ。
連ドラの最終回は大団円!!って感じで未来への希望いっぱいで終わったと記憶していますが
現実は厳しかった。カホコと初の結婚生活は家事ができない者ばかりで生活しているため
家はシッチャカメッチャカ、お金もない。そのクセ忙しすぎて寝る暇もないと三重苦。
おばあちゃんやママがいなかったら何にもできないのね・・・
見ているだけでもゲンナリしちゃうような生活。...
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あの人気ドラマ「過保護のカホコ」のスペシャルドラマ。
連ドラの最終回は大団円!!って感じで未来への希望いっぱいで終わったと記憶していますが
現実は厳しかった。カホコと初の結婚生活は家事ができない者ばかりで生活しているため
家はシッチャカメッチャカ、お金もない。そのクセ忙しすぎて寝る暇もないと三重苦。
おばあちゃんやママがいなかったら何にもできないのね・・・
見ているだけでもゲンナリしちゃうような生活。カホコも初も一生懸命なのに空回りすぎ。
教子おばちゃん(浜田マリ)やおじいちゃん(平泉成)おばあちゃん(梅沢昌代)と一緒に始めた
託児所も保育料延滞されてギリギリな上、慣れない保育業でみんなカリカリ。
職場も家も安らげないなんて、これは詰んでます。
そんな中、ヤッパリ出ました泉ママ(黒木瞳)。新婚家庭に介入しまくりながらも家庭の機能を
正常に戻してくれます。
それぞれの家庭も問題をかかえて、カホコワールド闇が深すぎですよ。こんな闇深いドラマだったんですね。
負の連鎖、問題山積がドラマ放映開始後1時間くらいも続いて、ほんとこのまま破滅していくドラマなの?
と一瞬思いました。それはそれでも面白いけど。
とにかく容赦ない展開。泉ママの毒っぷり増量してないか?
特に初(竹内涼真)に対する稼げない男へのイヤミやら攻撃やらが辛辣すぎてテレビの前で耳をふさぎたくなった人も多数ではないでしょうか。
人間のできた初はブチ切れずに流してるけど、あれ言われたら切れますねー。
開始直後からジェットコースターのような展開とスピード感で息つく暇もない。
カホコのセリフもマシンガン。高畑充希さん、すごいなぁ。
久々の「カホコ」だったけど登場人物みんなカホコワールドそのまんまでとても嬉しかったです。
いろんな要素がつまっているけど、結局は家族の話。
家族だからうまくいかないことも多いけど最後はお互いにバランス取ってなんだかうまく行くのが家族なんですね。
2時間のスペシャルだったけど一気に見られました。内容つまりすぎ。
ラストはカホコに双子ちゃんが生まれて「ラブ&ピース」の愛ちゃんと夢ちゃんと名づけられました。
なるほど!!
さまざまな家族の問題を描き切った遊川和彦氏の脚本はやはり見事でした。
いろんなセリフが「あるある」「いいそう」「言われたことある」のオンパレード。
そしていろんな問題の着地点には納得。すっきり見られました。
2018ってことはまたスペシャルあるかもね。
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「健康で文化的な最低限度の生活」フジテレビ 9月18日(火)21時~22時
ニュースなどで耳にする機会がおおいけれど実態は案外わからなかった生活保護やケースワーカー。
お仕事ドラマというにはヘビーな内容でしたがドラマという親しみやすい形で取り上げる意味はあったかな
と思います。
最終回ですが派手な展開になるわけでもなく、まだまだ仕事は続く、みたいな終わり方。
地味なドラマでしたがかえって好感が持てたように思います。
主演の吉岡里帆さんは「きみが心に棲みついた」では優柔不断で挙動不審な主人公というキャラクターが
イラつく感じだったことから本人にもイラついてしまう人が続出してちょっと不利なスタートだったと思います。...
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ニュースなどで耳にする機会がおおいけれど実態は案外わからなかった生活保護やケースワーカー。
お仕事ドラマというにはヘビーな内容でしたがドラマという親しみやすい形で取り上げる意味はあったかな
と思います。
最終回ですが派手な展開になるわけでもなく、まだまだ仕事は続く、みたいな終わり方。
地味なドラマでしたがかえって好感が持てたように思います。
主演の吉岡里帆さんは「きみが心に棲みついた」では優柔不断で挙動不審な主人公というキャラクターが
イラつく感じだったことから本人にもイラついてしまう人が続出してちょっと不利なスタートだったと思います。
ドラマ開始当初と最終回ではだいぶ印象も変わって最終回ではすっかり義経えみるの顔になっていました。
役に溶け込むタイプの女優さんなのかなと感じました。
吉岡さんの元の顔がどんなだったか一瞬わからないくらい顔の印象が違っていました。
井浦新さんも「アンナチュラル」とは印象を一変させて優しくまじめなケースワーカーを演じていました。
無頼な感じも真面目な感じもどちらもイケてます。
そしてえみると半田さんが変に恋愛関係にならないのも良かったです。
最終回に重要な役を演じたネグレクト母の松本まりかさん、分かりやすい虐待母なんですが
上手に演じていました。キャスティングも地味なんですがちょうどいい感じで当てはめていて
好感が持てました。
阿久沢さん(遠藤憲一)のエピソードは初回から最終回までずっと続いていましたが
ちょっと最後尻切れトンボだったかな?昼間の仕事は見つかったのかな?
娘の彼氏とはうまくいきそうなのかな?と色々気になりました。描き方を見るとたぶん上手くいったんでしょうね。
しかし本当に地味なドラマで誰も話題にしていませんでした。いいテーマだったので
もうちょっと宣伝しても良かったかな。
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「義母と娘のブルース」最終回 TBS 9月18日(火曜) 22時~23時
最後の最後まで完璧に完結したぎぼむすワールド、泣きました。深いメッセージを余すところなく伝えた脚本、これしかない!というくらいの完璧なキャスティング、俳優陣の人物造形の的確さと演技表現、音楽、演出、編集、全てが見事に絡み合い名作ドラマになりました。
イントロダクションを見れば奇妙な話だし、コケてもおかしくないテーマでしたが、製作陣の志の高さが何より素晴らしいドラマを作ったと思います。ありがちな表現や話の展開には持って行かず、常に「ぎぼむす」の正解を探していたのが見ていてわかりました。...
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最後の最後まで完璧に完結したぎぼむすワールド、泣きました。深いメッセージを余すところなく伝えた脚本、これしかない!というくらいの完璧なキャスティング、俳優陣の人物造形の的確さと演技表現、音楽、演出、編集、全てが見事に絡み合い名作ドラマになりました。
イントロダクションを見れば奇妙な話だし、コケてもおかしくないテーマでしたが、製作陣の志の高さが何より素晴らしいドラマを作ったと思います。ありがちな表現や話の展開には持って行かず、常に「ぎぼむす」の正解を探していたのが見ていてわかりました。だからこそ誰も見たことがない新しい物語になったのだと思います。
大きなテーマである愛と奇跡の扱い方が絶妙。亜希子(綾瀬はるか)とみゆき(上白石萌歌)が本音で語り合うシーン、小細工なしの2人のガチンコシーンでしたね。すばらしいかったです。
セリフを言う側ではなく聞いている方のリアクションをひたすら撮るカメラアングルは最高でした。それもお二人の素晴らしい演技あってこそ。高い完成度のシーンでした。
幕切れは分かりづらいと言っている方も沢山いらっしゃるみたいですか、次の日に画面のスクショを見てああだこうだ言ってやっと、「奇跡だー」とか「JRのミスプリ?ありえない!」などとワイワイするのもまた楽し。「奇跡はわりとよく起きます」ですよね。ちょっと肩透かしなエンディングもシャレてると思いました。
最終回2話前くらいからの伏線回収もお見事としか言いようがない。途中違和感を覚えた所は軒並み回収されました。脚本の森下佳子さんの手腕にただただ拍手を送ります。
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「ゼロ・一獲千金ゲーム 」最終回 日テレ 9月16日 日曜 22時30分~23時30分
ゼロ(加藤シゲアキ)の最終決戦はポーカー勝負。相手は財全グループの峰子(小池栄子)。
勝てば1千億獲得だが!?
最終回2話前くらいからちょっとゲームが小粒になってない?最後は1対1の心理戦、ポーカー。小池栄子さんは強敵っぽいですよねー。
さらにゼロとも旧知の仲のミツル(小山慶一郎)が登場。なんと、ミツルは峰子の弟であることが判明。しかしこのゲームに峰子が負ければミツルは財全に殺されてしまうと峰子だけに告げられる。...
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ゼロ(加藤シゲアキ)の最終決戦はポーカー勝負。相手は財全グループの峰子(小池栄子)。
勝てば1千億獲得だが!?
最終回2話前くらいからちょっとゲームが小粒になってない?最後は1対1の心理戦、ポーカー。小池栄子さんは強敵っぽいですよねー。
さらにゼロとも旧知の仲のミツル(小山慶一郎)が登場。なんと、ミツルは峰子の弟であることが判明。しかしこのゲームに峰子が負ければミツルは財全に殺されてしまうと峰子だけに告げられる。何も知らないゼロは友人が殺されるとは知らず、峰子を追い詰める。
ゲームの勝ち負けもさることながらゼロが正義を貫きつつも勝ち抜いて行けるか否かが大きな見どころ。仲間を何より大事にするゼロにとって自分の勝利と引き換えに友人の命が取られるのは耐え難いことだろう。どうする、ゼロー!
ポーカーはみなさんルールを知っていますし、もし知らなくてもわりと簡単なのですぐ理解して物語に入り込めるでしょう。ゲームのテンポも良くサクサク進みます。このドラマはテンポが良いのか良いです。テンポ大事です。
変に余分な所を見せないで分かりづらい所はテロップ等多様して見せていく。原作マンガがそうなのか?視聴者にはプレイヤーのテーブルが透けて見えて下から持ち手のカードが見えるようにしています。マンガ的な表現だと思いましがなかなか面白く分かりやすかったです。
結論から言うとゼロはミツルが人質になっていることに感づき、相手の峰子も気づかぬうちに「イカサマ」をしてワザと負けました。ゼロを気に入っている財全はゼロを後継者にするのを諦めておらず、敗者のゼロにも一千億あげたようです。
他の仲間は命がけで戦った割には何も得られずもとの生活に逆戻り。なんじゃそりゃあ!って幕切れなんですが、死ななかっただけ良かったかな。そしてゼロは長年の夢を叶えて宇宙科学の研究者になりました、おしまい!って感じ。あの命がけの闘いは何だったのって感じですがまぁ、もう良いか!ハッピーエンドで!
加藤シゲアキさん、ハマり役でした。白シャツと黒ベスト似合いすぎる。順番に出てくるMEWSメンバーにも地味にワクワクさせられました。結局ゼロは友人を守り一千億も夢も手に入れたからほんと、良かった!(笑)
日曜夜の娯楽作と言う感じで楽しめました。こういいドラマも必要ですよね。
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