幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「いだてん」第2話 1月13日(日)
第2話からはいよいよ本編、金栗四三の物語が始まりました。
主役で一人に割く時間が半分だからか、かなりなスピードで話が展開。
あっという間に子役の部分が終了。第2話から早くも中村勘九郎の登場となりました。
スピード感はあるんですがさらっといってしまうのもあり、どこが話の中心なのかわかりずらく全体には薄い印象。
またさらに同時進行で志ん生の話も展開されるのでどうにもとっ散らかっていまだ乗り切れないまま2話が終わってしまいました。...
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第2話からはいよいよ本編、金栗四三の物語が始まりました。
主役で一人に割く時間が半分だからか、かなりなスピードで話が展開。
あっという間に子役の部分が終了。第2話から早くも中村勘九郎の登場となりました。
スピード感はあるんですがさらっといってしまうのもあり、どこが話の中心なのかわかりずらく全体には薄い印象。
またさらに同時進行で志ん生の話も展開されるのでどうにもとっ散らかっていまだ乗り切れないまま2話が終わってしまいました。
でも、今回で金栗さんという人の魅力はすこし分かりました。
体力ばかりの根性体育会系ではなく、頭脳明晰な分析家だったことがしっかり描かれていました。
金栗四三の思想「体力・気力・努力」は一見すると現代のスポーツ教育と真反対の時代錯誤に見えますが、そうではないことが今後のドラマで描かれるのではないかと期待しています。
気力体力努力という泥臭い言葉と実際に世界に向けてのびやかに挑戦していった金栗四三の姿がリンクした時、このドラマは大きな感動を与えてくれるでしょう。
ドラマが終了した後のコーナーでこの「気力・体力・努力」に関してプロランナーの川内優輝さんがコメントしていました。
「気力・体力・努力、この順番がすばらしい」と。なるほどー!!
ドラマの内容をさらに深く理解することができました。川内さんありがとう。
役者として東大教授の姜尚中さんが出演。最初だれだか全然わからなかった・・・
もう出ないのかな。最近役者じゃない人がドラマに出ることが多いですね。
目新しさはあるけどやっぱり1話に1人くらいにしてほしいかな。「下町ロケット」はそれなりに面白かったけど。
来週からはいよいよ東京編。物語が加速していくことを期待してます!!
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「メゾンドポリス」第1話 TBS 1月11日(金)22時ー23時
高畑充希さん主演のハートフルおじさんコメディ・・・かと思いきや事件は案外ハードな内容でした。
人を焼き殺す動画を配信する連続焼死殺人事件が発生!この事件は5年前にも同様の手口で行われており
その犯人はすでに収監されていた。
なのに同じ手口で起こった犯行からもしや真犯人が別にいるのでは!?と動き出す警察官の牧野ひより(高畑充希)
事件のヒントを探るため以前この類似事件を担当していた退職刑事・夏目(西島秀俊)を訪ねると
そこは退職警官のおじさん達が共同生活をしている「メソンドポリス」と呼ばれるシェアハウスだった!!
まず、人を焼き殺す犯罪はけっこう残忍です。...
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高畑充希さん主演のハートフルおじさんコメディ・・・かと思いきや事件は案外ハードな内容でした。
人を焼き殺す動画を配信する連続焼死殺人事件が発生!この事件は5年前にも同様の手口で行われており
その犯人はすでに収監されていた。
なのに同じ手口で起こった犯行からもしや真犯人が別にいるのでは!?と動き出す警察官の牧野ひより(高畑充希)
事件のヒントを探るため以前この類似事件を担当していた退職刑事・夏目(西島秀俊)を訪ねると
そこは退職警官のおじさん達が共同生活をしている「メソンドポリス」と呼ばれるシェアハウスだった!!
まず、人を焼き殺す犯罪はけっこう残忍です。映像ではマンガ風の映像にして残忍な感じをうすらげていました。
ちょっと殺人の描写にしてはポップすぎだけどまぁそこは視聴者の想像力に頼るということで。
事件は残忍ですがおじさん達は皆コミカルでかき回しキャラ。おじさん達のラインナップは最強とまでは思いませんでしたが
まぁまぁいい線行ってるかな。野口五郎さんがおじさんの中に入っていましたがもうすっかりそういう年齢なんですね。
近藤正臣さんがやっぱりかっこいいですね。
西島秀俊さんはおじさんの中でも若いので雑用係をやらされているという設定。何らかの事情があり若いのに刑事を辞めてしまったようです。
今後は高畑さんと西島さんが2本軸で話を進めていきそうな感じ。
今回の事件、話の骨格は「犬神家の一族」とほぼ同じで息子の犯罪をかばおうとした母親の話でした。
母親役が手塚理美さんとは最後まで気づかす・・・失礼しました。
白髪のカツラ?を付けていたのでまったくわかりませんでした。野口五郎さんといい、手塚理美さんといい
私が小さいころ(若いころ)見ていた方がもうそんな役やるんだ・・と驚き。
第1話はおじさん達の群衆劇もまだ慣れていないのかちょっと散漫な印象でしたが
これからチームワークも良くなるでしょう。
高畑さんは使い減りしない優良女優ですね。リアクションさせたら上手いです。
西島英俊さんと高畑さん、押し付けがましくないのに芝居がうまい、見やすくて良いコンビだと感じました。
ドラマ全体には今後、より一層のはじけっぷりを期待します。
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「家売るオンナの逆襲」第1話 日本テレビ 1月9日(水)22時ー23時10分
2016年の夏クールで人気を博したドラマの続編。
北川景子さんのロボットみたいに感情のないキャラがウリの不動産業界を描いたお仕事コメディです。
前回見ていた時は北川さんのキャラがただ感情のない棒読みキャラをやってるだけで
例えば「家政婦のミタ」とか、「女王の教室」などの類似キャラと比較して表層的に見えてしまっていました。
なので、今回も少々警戒しながら見始めました。
でも!今回は予想を良い方に裏切られ、なかなか面白かった。...
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2016年の夏クールで人気を博したドラマの続編。
北川景子さんのロボットみたいに感情のないキャラがウリの不動産業界を描いたお仕事コメディです。
前回見ていた時は北川さんのキャラがただ感情のない棒読みキャラをやってるだけで
例えば「家政婦のミタ」とか、「女王の教室」などの類似キャラと比較して表層的に見えてしまっていました。
なので、今回も少々警戒しながら見始めました。
でも!今回は予想を良い方に裏切られ、なかなか面白かった。
三軒家真智のキャラにこちらが慣れたのと北川景子さんも肩の力が少し抜けたようで前回ほどの不自然さはありませんでした。
おなじみキャラに加え今回からの新キャストがなかなか強力でかなりいい補強がなされていると感じました。
第1話は専業主婦とYouTuberに家を売るはなし。ゲストは岡江久美子さん、加藤諒さん。
やっぱり岡江久美子さんかわいいわー。寝ながら洗濯物を取り込む姿がとても良い。
加藤諒さんもやはり芝居がうまく、なかなか見ごたえある1話となっていました。
2つのエピソードとも、今ある自分を自分自身で認めて自分にしかできないことをやろう!というメッセージでした。
しかしそれをくどく押し付けるでもなく自然に伝えるすべはさすが大石静先生の脚本だと感心しました。
新人事務員の長井短さん、初めて拝見しましたが演技度胸が据わっていて面白い。調べたら舞台出身の方でした。
注目です。
松田翔太さんと千葉雄大さんのBL。今はやりの展開が笑えそうなのでこちらも期待です。
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「スキャンダル専門弁護士QUEEN 」第1話 1月10日 木曜 22時~
法廷シーンのない弁護士ドラマ、QUEEN。初回はなかなかおもしろかったです!
竹内結子さん、水川あさみさん演じる女性弁護士、斉藤由貴さん演じるスーパー事務員、中川大志さん演じるエリート新人弁護士、バカリズム演じるボンボン無責任弁護士。この5人のバランスが絶妙で洒落た感じ、コミカルさ、スキャンダル揉み消しの手腕全てがいい感じに収まっていました。
名前だけ見て想像していたよりずーっとキャスト同士のバランス、相性がいい感じ。...
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法廷シーンのない弁護士ドラマ、QUEEN。初回はなかなかおもしろかったです!
竹内結子さん、水川あさみさん演じる女性弁護士、斉藤由貴さん演じるスーパー事務員、中川大志さん演じるエリート新人弁護士、バカリズム演じるボンボン無責任弁護士。この5人のバランスが絶妙で洒落た感じ、コミカルさ、スキャンダル揉み消しの手腕全てがいい感じに収まっていました。
名前だけ見て想像していたよりずーっとキャスト同士のバランス、相性がいい感じ。
これからも期待できます。
1話はアイドルをめぐるトラブルを扱っていました。今ちょうどアイドルのストーカーが逮捕された事件が現実世界で話題になっていて、ドラマと現実がリンクして効果的でしたね。虚構と知りつつ、リアルに話の世界に入れました。
テレビ業界の自虐ネタもチョイチョイ入ってそれも面白かったです。
法廷シーンがないことはなんら不自然さもなく、むしろ気づきませんでした。
惜しむらくはもうちょっと仕事を取ってガツガツ儲けてる感が出るとさらに面白いかなーと思いました。案外竹内結子さんより水川あさみさんの方が目立ってW主演みたい。いいシーンも水川あさみさんが取ってた印象。
斉藤由貴さんのキャラクターは最高。
気鋭の映像クリエイター・関和亮の演出は案外オーソドックスで見やすかったです。
なかなか良い滑り出しでしたので次回からもとても楽しみです。
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「トレース・科捜研の男」第1話 1月7日(月) フジテレビ 月曜 21時~
1月クールの月9は錦戸亮さん主演の警察もの。サブタイトルが「科捜研の男」とありますが、別にパロディではなく結構ハードな内容のサスペンスドラマでした。
サブタイトル「科捜研の男」ですけど、コメディっぽく誤解されちゃうからこれはどうかなー?かつては他にも「家政婦のミタ」とかパロディタイトルもありましたけどね。パロディ的なタイトルつけるなら中身をそれなりにしないとちょっと恥ずかしい。「トレース」は原作ものだし、タイトルと内容がチグハグな感じがしました。...
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1月クールの月9は錦戸亮さん主演の警察もの。サブタイトルが「科捜研の男」とありますが、別にパロディではなく結構ハードな内容のサスペンスドラマでした。
サブタイトル「科捜研の男」ですけど、コメディっぽく誤解されちゃうからこれはどうかなー?かつては他にも「家政婦のミタ」とかパロディタイトルもありましたけどね。パロディ的なタイトルつけるなら中身をそれなりにしないとちょっと恥ずかしい。「トレース」は原作ものだし、タイトルと内容がチグハグな感じがしました。ちなみに原作のサブタイは「科捜研の男」じゃないです。「トレース」だけで全然いいと思いますけどね。
1話完結で進んでいくタイプのドラマ。
最初からいきなりバラバラ死体が登場でドッキリしました。リアルとコンプライアンスの狭間で難しい所ですが21時台ドラマだと少々刺激が強い?録画して見る組の人は何てことないでしょうがたまたまTVつけたら…だとキツく感じる人もいるかも。でも科捜研だからこういうのは今後もありますね。
新人研究員、新木優子さんとてもお綺麗。でもキャラがありきたりに感じました。この役、広瀬アリスならなぁ~と思いました。錦戸亮さん、こちらもまだキャラがよく分からない。過去に凶悪犯罪に巻き込まれた経験から科捜研に入ったのかな?絶対零度の沢村さんとかぶる。こちらもこの役、井浦新ならなぁ~と思ってしまいました。船越英一郎さん、笑い要員??これも真剣に高嶋政伸さんならなぁ…って思いました。つまりは「なんか足りない感」強し。でも船越英一郎さんはまぁ100歩譲って面白いからいいかな?そしてどこかで見たドラマをツギハギした感じが拭えません。
第1話は著名な教育評論家の父からDV、虐待を受けていた母娘の話。全く救いなく被害者の若い女性は不幸のスパイラルに陥り亡くなります。さすがに見た後ドンヨリした気持ちに。このテイスト続くのも辛いので科捜研の脇役メンバー、山崎樹範さん、矢本悠馬さん、加藤虎ノ介さん、遠山俊也さんあたりに明るくしてもらいたく思います。でも、私的には前クールの「SUITS」より面白いです。
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