フォルクスワーゲン、新型SUV初公開(8月28日)
独大手自動車メーカーであるフォルクスワーゲン社は、2017年11月に販売予定の新型SUV(多目的スポーツ車)「ティーロック」を、公開した。
「ティーロック」は、フォルクスワーゲンのSUVのラインナップ「トゥアレグ」「ティグアン」「アトラス」に次ぐ第4のSUVで、もっともコンパクトに仕上げられている。
「ティーロック」のサイズは、全長4.178メートル、全幅1.831メートル、全高1.501メートル、ホイールベース2.595メートルである。...
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独大手自動車メーカーであるフォルクスワーゲン社は、2017年11月に販売予定の新型SUV(多目的スポーツ車)「ティーロック」を、公開した。
「ティーロック」は、フォルクスワーゲンのSUVのラインナップ「トゥアレグ」「ティグアン」「アトラス」に次ぐ第4のSUVで、もっともコンパクトに仕上げられている。
「ティーロック」のサイズは、全長4.178メートル、全幅1.831メートル、全高1.501メートル、ホイールベース2.595メートルである。
したがって、このコンパクトなSUVは、狭い道路や窮屈な立体駐車場にはうってつけの車である。
特徴は、ワイドさが強調されたヘッドランプ一体型のフロントグリル(前面の見た目)やクーペ(2人乗りのスポーツカー)のようなサイドビューや太いCピラー(後部座席の斜め後ろの窓枠部分)およびクロームで縁取られたルーフなどである。
また、装備のデジタル化が進化していて、フル液晶メーターパネルの「アクティブインフォディスプレイ」を搭載し、モバイルオンラインサービスの「フォルクスワーゲンカーネット」(インターネット接続のアプリやオンライン情報提供等)なども利用できる。
さらに、最大5名の定員乗車内は、ボディーカラーと同色のトリムパネル(ドア内張り)が選択でき、室内容量は445リットルで、分割式の後部座席の背もたれを倒せば1290リットルに拡げることができる。
加えて、フォルクスワーゲンのSUVとしては、初めてツートンボディカラーの選択ができるなど、顧客の幅広いニーズに応えている。
尚、独国内での価格は、2万ユーロ(日本円で261万円)程度からである。
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アウディ、ソーラールーフ車共同開発(8月25日)
アウディは、8月23日、中国企業のハナジー社との間で、「薄膜太陽電池テクノロジー」に関する戦略的提携に調印したと発表した。
アウディとハナジー社の子会社であるアルタデバイスは、第1段階として、アウディ車のルーフに太陽電池セルを搭載するための共同開発を行なう。
これにより、ルーフに装着した薄膜太陽電池セルが、蓄積した電力を車のシステムに取り込み、エアコンシステムやシートヒーターに使用する。...
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アウディは、8月23日、中国企業のハナジー社との間で、「薄膜太陽電池テクノロジー」に関する戦略的提携に調印したと発表した。
アウディとハナジー社の子会社であるアルタデバイスは、第1段階として、アウディ車のルーフに太陽電池セルを搭載するための共同開発を行なう。
これにより、ルーフに装着した薄膜太陽電池セルが、蓄積した電力を車のシステムに取り込み、エアコンシステムやシートヒーターに使用する。
その目的は、ルーフに、薄膜型の太陽電池セルを搭載ことで、電気自動車の航続距離を伸ばすことにあり、2017年末までに、最初の試作車を完成させる計画である。
次の段階としては、太陽光発電で得られた電気エネルギーをダイレクトに、駆動用バッテリーに充電し、車両の主電源として活用することを目指す。
アウディは、2020年までに、市販の電気自動車を3車種をラインナップする予定で、2025年までに、新車販売の3分の1を電気自動車にする目標を掲げている。
アウディーの役員は、「アウディは、ハナジーとともに、電気自動車に、革新的なソーラーテクノロジーを導入する計画である。それによって、走行距離を伸ばしていく。次の段階では、太陽エネルギーを、アウディの電気自動車のバッテリーに、直接充電していくことになるだろう。」と述べた。
今日、技術革新が進み、太陽電池セルの効率は、25%を超え、太陽電池セルは、薄く、柔軟性を持つようになってきている。
また、「太陽電池セル」は、太陽光が少なく、高温の悪条件下でも、パフォーマンス が向上してきているので、太陽電池セルの将来は明るいものと考えられる。
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フェラーリ、新型「ポルトフィーノ」を発表(8月24日)
イタリア高級車メーカーであるフェラーリは、8月23日、9月にフランクフルト国際モーターショーで公開する新型コンパーチブルモデル「ポルトフィーノ」を発表した。
「ポルトフィーノ」の名前は、イタリアリビエラ海岸の観光保養地の最も美しい街のひとつが由来となっている。
「ポルトフィーノ」には、新型のシャーシ(車台)が採用され、従来モデルの「カルフォルニアT」より大幅な軽量化を実現し、かつ最新鋭の製造技術を導入し、自動車ボディーの全コンポーネント(構成)を再設計して、ねじれ剛性も強化している。...
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イタリア高級車メーカーであるフェラーリは、8月23日、9月にフランクフルト国際モーターショーで公開する新型コンパーチブルモデル「ポルトフィーノ」を発表した。
「ポルトフィーノ」の名前は、イタリアリビエラ海岸の観光保養地の最も美しい街のひとつが由来となっている。
「ポルトフィーノ」には、新型のシャーシ(車台)が採用され、従来モデルの「カルフォルニアT」より大幅な軽量化を実現し、かつ最新鋭の製造技術を導入し、自動車ボディーの全コンポーネント(構成)を再設計して、ねじれ剛性も強化している。
また、エクステリア(外観)デザインは、リトラクティブ・ハードトップ(取り外し可能な鋼板屋根)を搭載したクーペコンパーチブル(2ドアオープンカー)では、前例のないツーボックス(ボンネットが前に突き出しているタイプ)・ファストバック(屋根から後部までが流線型)を採用している。
これにより、シルエットは、よりスマートになり、スポーツ性を際立たせている。
さらに、ビークルダイナミクス(ブレーキシステム等)特性も見直され、搭載される第3世代電子リア・ディファレンシャル(走行状況に応じて差動制限を行なうことができるギア)とF1-TRAC(電子制御の力で、車速と駆動輪のスピードを比較し、スリップ等の制御を行なうシステム)との組み合わせにより、限界域での車両コントロールを改善した。
加えて、エレクトリック・パワー・ステアリングを搭載して、ステアリングレスポンスを向上させた。
また、V型8気筒ツインターボ3.9リッターエンジンを搭載、最高時速は320キロ超で、総排気量は3855ccである。
但し、価格は、9月に公表予定である。(参考:従来モデルである「カルフォルニアT」の価格は、2,450万円)
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ホンダジェット、2017年上期・小型ジェット機部門で首位(8月23日)
米ホンダ・エアクラフト・カンパニーは、2017年上期(1~6月)、同社が製造販売する小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」が、小型ジェット機部門において、出荷台数で首位となった。
2017年上期、「ホンダジェット」の出荷台数は24機で、2016年上期比2.7倍に増加した。
要因は、米国やカナダやメキシコおよび欧州からの受注が増えたことによるもので、ライバル社のブラジルの航空機メーカーであるエンブラエル社等の出荷台数を上回る結果となった。...
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米ホンダ・エアクラフト・カンパニーは、2017年上期(1~6月)、同社が製造販売する小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」が、小型ジェット機部門において、出荷台数で首位となった。
2017年上期、「ホンダジェット」の出荷台数は24機で、2016年上期比2.7倍に増加した。
要因は、米国やカナダやメキシコおよび欧州からの受注が増えたことによるもので、ライバル社のブラジルの航空機メーカーであるエンブラエル社等の出荷台数を上回る結果となった。
今後数年間で、米ホンダ・エアクラフト・カンパニーは、生産能力を月産4機から月産7機程度まで引き上げ、年間80機の生産体制を計画している。
「ホンダジェット」は、最大7人乗りで、2基のエンジンを主翼の上に配置し、一般的な小型ジェット機より、客室内の空間を約2割拡げたのが特徴である。
その航続可能距離は2265キロで、最高速度は、時速782キロ、機体は、全長12.99m、翼幅12.12m、全高4.54mである。
尚、価格は、1機490万USドル(日本円で5億3700万円)である。
米ホンダ・エアクラフト・カンパニーの社長は、「性能や快適性、使い勝手の良さで、非常に高い評価を頂いてうれしく思う。ホンダジェットは、非常にハイテクな製品で、スポーティな航空機である。すなわち、非常に精巧な空飛ぶスポーツカーのようである。」とコメントした。
その上で、「我々は、ビジネス航空機産業において、新たな価値を創造していきたい。そして、世界中で、より多くのホンダジェットが飛んでいる光景を見たい。」と述べた。
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グーグル、最新版アンドロイド8.0を発表(8月22日)
米グーグル社は、8月21日、モバイル向け最新版OSであるアンドロイド8.0「オレオ」を発表した。グーグル社のスマートフォン「ピクセル」や「ネクサス」向けへの配信も、近く始める予定である。
「オレオ」の新機能や改善点は、主として以下のとおりである。
1.ピクチャー・イン・ピクチャー
1画面に2つのアプリを同時に表示する機能で、例としては、料理ビデオを再生しながら、レシピのページを表示するといった機能である。...
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米グーグル社は、8月21日、モバイル向け最新版OSであるアンドロイド8.0「オレオ」を発表した。グーグル社のスマートフォン「ピクセル」や「ネクサス」向けへの配信も、近く始める予定である。
「オレオ」の新機能や改善点は、主として以下のとおりである。
1.ピクチャー・イン・ピクチャー
1画面に2つのアプリを同時に表示する機能で、例としては、料理ビデオを再生しながら、レシピのページを表示するといった機能である。
2.通知ドット
今までステータスバーで確認していた通知が、アプリごとに、ホーム画面のドットをタップすることで、通知を確認できる機能である。
3.オートフィル
クロームのオートフィル機能を活用することで、自動入力を選択すると、IDやパスワードやクレジットカード番号などの入力を省略できる機能である。
4.ニュー・アンドロイド・TV・ホーム
アンドロイドテレビ向けの新しいホーム画面が追加される。
5.スマート・テキスト・コレクション
コピーアンドペースト機能を強化し、機械学習を活用して、住所やURLや電話番号、メールアドレスなどをダブルクリックすることで、容易に選択できる等の機能である。
6.システム・オプティマイゼイションズ(システムの最適化)
アプリをより速く、よりスムーズに動かすために、システム全体で多くの作業を行なう機能である。
7.バックグラウンド・リミッツ
バックグラウンドでの実行方法を変更して、空きメモリーを確保し、レスポンスを高めたり、バッテリー駆動時間の伸長等を実現する。
8.グーグル・プレイ・プロテクト
デバイスとデータを悪質なアプリから守るセキュリティ機能である。
その他に、利用可能な絵文字を拡充したり、インストール不要で利用できるインスタントアプリもサポートする。
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