中国ZTE、2画面・多機能スマートフォン発表(10月19日)
10月18日にNTTドコモでも発表されたが、中国の大手通信機器メーカーであるZTEは、10月17日ニューヨークで、折りたたみ可能で多機能な2画面スマートフォン「AXON M」を発表した。
他の大手スマートフォンメーカーが、縁無しの大画面で、より薄く、より軽いを追求した2つのカメラを装備したスマートフォンを発表している中で、「AXON M」は、違った角度からのアプローチによる新製品である。
「AXON M」は、両開き型のスマートフォンで、左右それぞれに5.2インチのフルHDディスプレイが付いており、以下の4つのモードで使用することができる。...
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10月18日にNTTドコモでも発表されたが、中国の大手通信機器メーカーであるZTEは、10月17日ニューヨークで、折りたたみ可能で多機能な2画面スマートフォン「AXON M」を発表した。
他の大手スマートフォンメーカーが、縁無しの大画面で、より薄く、より軽いを追求した2つのカメラを装備したスマートフォンを発表している中で、「AXON M」は、違った角度からのアプローチによる新製品である。
「AXON M」は、両開き型のスマートフォンで、左右それぞれに5.2インチのフルHDディスプレイが付いており、以下の4つのモードで使用することができる。
1.デュアルモード:左右2画面に、2つのアプリを別々に表示し、操作できる。
例えば、左面で動画を再生しながら、右面でSNSを閲覧できる。
2.エックステンディッドモード:2画面を1画面として広く使える。
例えば、映像を1つの大画面として楽しむことができる。
3.ミラーモード:各画面を外側にして山型に置き、向かい合った2人で同じコンテンツを見ることができる。
4.トラディショナルモード:折りたたんで、従来のスマートフォンとして使う。
折りたたみ時のサイズは、縦150.8×横71.6×厚み12.1ミリ、重量230グラムである。
また、「AXON M」は、「Dolby Atmos」オーディオ(まるで3次元空間にいるかの様な臨場感が味わえる音響システム)に対応している。
ただし、カメラは1つのみで、高画質2,000万画素のシンプル設計となっている。
仕様は、プロセッサがクアルコムの「Snapdragon 821」、RAMが4GB、ストレージが64GB(SDカード対応)、バッテリーが3,180mAh(ミリアンペアアワー)である。
尚、価格は725USドル(日本円で8万1,300円)からである。
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NTTドコモが参入へ・AI使い音声操作(10月19日)
NTTドコモがAI(人工知能)を使って様々な機器を操作する音声操作の分野に参入。スマートフォンやタブレット端末に声で指示を出し、音楽プレイヤーの利用やレシピの検索などができるサービス。
NTTドコモは40年に渡って音声認識技術を蓄積してきた。日本語特有のあいまいなことばづかいにも対応して会話ができることが特徴。埼玉県さいたま市ではAIが保育施設の割り振りをする実験が行われた。
ドバイ警察、ドローン型空飛ぶバイクの試験飛行実施(10月17日)
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ警察は、10月15日、ロシアのドローンメーカーである「ホバー・サーフ」が開発・作成した空飛ぶバイク「スコーピオン3」の試験飛行を行った。
ドバイ警察は、2020年までに、「スコーピオン3」を導入する計画である。また、ホバー・サーフ社の最高経営責任者は、フェイスブックで、ドバイで「スコーピオン3」を大量生産する覚書に署名したことを明かした。
この空飛ぶバイク「スコーピオン3」は、1人乗りのドローン型バイクで、前後左右に4枚の回転翼を有し、中央に運転席が取り付けられている。...
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アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ警察は、10月15日、ロシアのドローンメーカーである「ホバー・サーフ」が開発・作成した空飛ぶバイク「スコーピオン3」の試験飛行を行った。
ドバイ警察は、2020年までに、「スコーピオン3」を導入する計画である。また、ホバー・サーフ社の最高経営責任者は、フェイスブックで、ドバイで「スコーピオン3」を大量生産する覚書に署名したことを明かした。
この空飛ぶバイク「スコーピオン3」は、1人乗りのドローン型バイクで、前後左右に4枚の回転翼を有し、中央に運転席が取り付けられている。
地表5メートルを走行し、最高速度は時速43マイル(69キロ)で、1回の充電で約25分間の飛行が可能である。
また、最大搭載重量は、600ポンド(470キロ)である。
さらに、操縦者なしで飛行させることもできる。
加えて、「スコーピオン3」は、カメラも搭載されており、360度のパノラマ撮影が可能である。その撮影された写真は、警察の監視センターに直接送信される。
「スコーピオン3」導入の目的は、交通渋滞時の監視や人命救助であり、犯人の追跡等は想定していないようである。
一方、「スコーピオン3」の公式サイトでは、「バイクに乗るのと同じような感覚で空を飛びたいと思いませんか?」として既に先行予約の受付を行っている。
しかし、現時点において、価格は公表されていない。ちなみに、1台あたりの製作コストは15万USドル(日本円で1680万円)とのことである。
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香港、新顔認証システム導入(10月16日)
今月から、外国人が香港国際空港から出国する際、新顔認証システム「スマート・ディパーチャー」の導入より、自動ゲートを通って出国できるようになった。
この「スマート・ディパーチャー」は事前登録は不要で、出国審査の時間を大幅に短縮することが可能となった。
この「スマート・ディパーチャー」の対象は、日本を含む世界74カ国のICチップ入りのパスポート所有者で、かつ年齢が11才以上の外国人出国者である。...
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今月から、外国人が香港国際空港から出国する際、新顔認証システム「スマート・ディパーチャー」の導入より、自動ゲートを通って出国できるようになった。
この「スマート・ディパーチャー」は事前登録は不要で、出国審査の時間を大幅に短縮することが可能となった。
この「スマート・ディパーチャー」の対象は、日本を含む世界74カ国のICチップ入りのパスポート所有者で、かつ年齢が11才以上の外国人出国者である。
「スマート・ディパーチャー」の手順は、以下のとおりである。
1.入国の際指定されたゲートを通り、自動カウンターに進み、顔撮影する機械による「顔登録を行ない、パスポートの写真との一致が確認されれば、入国できる。
2.出国の際も指定されたゲートを通り、「スマート・ディパーチャー」と表示されたゲートにおいて、パスポートの写真、入国時点の写真、出国時点の写真との照合が行われ、照合がOKとなれば出国完了となる。
ただし、帽子やマスク、メガネ、美容整形等などで、顔の判別が困難な場合は、税関職員による通常の出国審査となる。
尚、香港ID保持者については、これまで通り「e-channel」(自動ゲート)での指紋認証での入出国となり、「スマート・ディパーチャー」の利用はできない。
また、香港税関職員によると、「顔認証システムは、既に他の国際空港でも採用されており、その精度は99%を超えている。」とのことである。
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自立走行型工作機械ロボット登場自立走行型工作機械ロボット登場(10月13日)
クラウドファンディング・サイトの「キックスターター」に、従来の工作機械に比べて、非常に小型で、加工範囲を柔軟に設定できるCNC(コンピューター数値制御)ロボット「ゴライアス CNC」が登場し、人気となっている。
通常のCNC工作機は、CNC機械の上に素材を置いて加工するため、加工可能な範囲が、工作機のアームのサイズによって制限を受ける。
しかし、「ゴライアス CNC」は、素材の上に、機械本体であるルーターロボットをセットして加工するため、小型なロボットCNC工作機にも拘らず、比較的広範囲を加工可能にした。...
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クラウドファンディング・サイトの「キックスターター」に、従来の工作機械に比べて、非常に小型で、加工範囲を柔軟に設定できるCNC(コンピューター数値制御)ロボット「ゴライアス CNC」が登場し、人気となっている。
通常のCNC工作機は、CNC機械の上に素材を置いて加工するため、加工可能な範囲が、工作機のアームのサイズによって制限を受ける。
しかし、「ゴライアス CNC」は、素材の上に、機械本体であるルーターロボットをセットして加工するため、小型なロボットCNC工作機にも拘らず、比較的広範囲を加工可能にした。
その加工範囲は、「ゴライアス CNC」が40X40X30センチ、重さ10キロとコンパクトであるにも拘らず、最大3メートルX2.5メートルである。
また、「ゴライアス CNC」は、2つのセンサーを装備しており、加工範囲をセンサーによって位置決めし、ルーターロボットと、素材の端(角)とを、センサーを通して結びつけることで、三角法から位置を割り出して、切断や穿孔、彫刻などの加工をする。
その最大切削の深さは、35ミリである。
さらに、ルーターロボットは、3つの小さな車輪を1つに結合させた車輪を、正三角形上に3個備えており、そのうちの2個の車輪が常に素材と接触するように設計されており、素材の上を自由自在に移動し、正確に加工することができる。
その精度は、0.1ミリである。
また、加工可能な素材は、木材、プラスチック、銅、金属片である。
現在、「ゴライアス CNC」は、先行予約受付中であり、価格は1,750USドル(日本円で19万7千円)である。
尚、出荷は2018年9月を予定している。
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