仮想通貨に対する各国のスタンスが浮き彫りに(2月17日)
日本に続き、イタリアでも仮想通貨が流失するなど、今や世界中で話題に事欠かない仮想通貨。
負の側面で話題になっているだけではない。
ユニセフ傘下のベンチャーキャピタルは仮想通貨のマイニングによって、シリア難民を救おうというプロジェクトを始動させ、すでに45万円を超える資金を稼ぎ出しているという。
仮想通貨は決済技術としては将来性があるとも言われているが、一方で実態は投機そのものではないかとの声もある。...
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日本に続き、イタリアでも仮想通貨が流失するなど、今や世界中で話題に事欠かない仮想通貨。
負の側面で話題になっているだけではない。
ユニセフ傘下のベンチャーキャピタルは仮想通貨のマイニングによって、シリア難民を救おうというプロジェクトを始動させ、すでに45万円を超える資金を稼ぎ出しているという。
仮想通貨は決済技術としては将来性があるとも言われているが、一方で実態は投機そのものではないかとの声もある。
今後どうなっていくのか。
日銀・黒田総裁は13日、仮想通貨に関して衆議院予算委員会で「ビットコインなどの仮想通貨は法定通貨ではなく裏付けもない。仮想資産という呼び方に変えるべきともいわれている」と発言。
ECB・ヨーロッパ中央銀行・ドラギ総裁も「私だったら通貨とは呼ばない」とツイッターに投稿するなど、欧州では仮想通貨に対して否定的な考えが優勢なようだ。
特に犯罪で使用される懸念は日米欧で共有されているが、米国・トランプ大統領のサイバーセキュリティ顧問、ロブジョイス氏は「今は米国政府がビットコインや仮想通貨の規制に取り掛かる時期ではない」と規制に慎重な姿勢を示し、事前に仮想通貨のリスク、利益をよく認識することが重要だ」と強調するなど、米国は様子見の姿勢が強く、日欧とはやや距離間がある。
仮想通貨はまだまだ世界的にも位置付けがはっきりしていない状態といえ、ここに来て仮想通貨に対する各国のスタンスの違いが浮き彫りとなってきている。
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変なホテル・変なカフェ続々登場(2月10日)
これからの時代、AIやIoTやロボット、ドローンが普及し人間の仕事を奪っていくのではないかという議論がテレビやネット、書籍や新聞等で盛んに行われているが、こうした話は未来の話ではなく、現在進行形の話であるということである。
例えば某アパレルショップやレンタルビデオ店、スーパーではセルフレジがすでに導入されているし、店頭にはペッパー君などのロボットが煩雑な手続きを案内してくれていたりもする。先日も測量会社がドローンを導入したことで1000人の測量士が職を失ったなどの話があった。...
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これからの時代、AIやIoTやロボット、ドローンが普及し人間の仕事を奪っていくのではないかという議論がテレビやネット、書籍や新聞等で盛んに行われているが、こうした話は未来の話ではなく、現在進行形の話であるということである。
例えば某アパレルショップやレンタルビデオ店、スーパーではセルフレジがすでに導入されているし、店頭にはペッパー君などのロボットが煩雑な手続きを案内してくれていたりもする。先日も測量会社がドローンを導入したことで1000人の測量士が職を失ったなどの話があった。テクノロジーが人間の職を現実に奪う事態が目の前に次々と出てきている。
そんな思いをより強く感じさせる動きが、H.I.S.ホテルホールディングス株式会社が経営している「変なカフェ」や「変なホテル」の相次ぐオープンだろう。「変なカフェ」は全自動のロボットがハンドドリップしたコーヒーを入れてくれるというカフェで「変なホテル」はロボットが全自動で接客してくれるというホテルだ。どうやら都内のあちらこちらにオープンしているようだ。これらのロボットはハウステンボス取締役CTOで、サービスロボット会社のHapi-robo st代表取締役社長の富田直美氏が手掛けたもので、氏は世界中に「変なホテル」を作りたいという野望を持っているらしい。体験してみると、そこに未来が見えるかもしれない。
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イーロンマスクCEO・赤いスポーツカーを火星軌道へ(2月7日)
ロケットにはイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)のテスラ製の真っ赤な電動スポーツカーが積み込まれ、同社が開発した宇宙服を着たマネキンが置かれた。
地球と火星の間の太陽を回る軌道を目指しているという。
米宇宙企業スペースXは6日、同社が開発した世界最強の大型ロケット「ファルコンヘビー」の打ち上げに成功した。今回が初の試験飛行であり、フロリダ州ケープカナベラルの米航空宇宙局(NASA)ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。...
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ロケットにはイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)のテスラ製の真っ赤な電動スポーツカーが積み込まれ、同社が開発した宇宙服を着たマネキンが置かれた。
地球と火星の間の太陽を回る軌道を目指しているという。
米宇宙企業スペースXは6日、同社が開発した世界最強の大型ロケット「ファルコンヘビー」の打ち上げに成功した。今回が初の試験飛行であり、フロリダ州ケープカナベラルの米航空宇宙局(NASA)ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。
ファルコンヘビーは現在最も強力なロケットで、これまでで最強だったロケット、デルタ4ヘビーの2倍の発進力がある。2段式で全長は約70メートル、1段目には打ち上げ実績のある同社ロケットのファルコン9を3つ連ねた形のブースターを使っており、27基のエンジンを搭載している。国際宇宙ステーションに物資を運んだり、衛星を打ち上げたりすることを想定し、スペースXが開発しているものである。
ロケットにはイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)のテスラ製の真っ赤な電動スポーツカーが積み込まれ、同社が開発した宇宙服を着たマネキンが置かれた。
ファルコンヘビーは現在最も強力なロケットで、これまでで最強だったロケット、デルタ4ヘビーの2倍の発進力がある。2段式で全長は約70メートル、1段目には打ち上げ実績のある同社ロケットのファルコン9を3つ連ねた形のブースターを使っており、27基のエンジンを搭載している。
Globali:
米スペースXが世界最強ロケットの打ち上げに成功より
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韓国メーカー・窓掃除ロボット発売へ(1月25日)
海外の家電メーカーが日本市場に相次いで参入するなか、韓国のベンチャー企業「RF」が住宅などの窓ガラスを自動で掃除できるロボットを日本で発売することになり、新たな市場を開拓できるのか注目される。
窓掃除ロボットの販売開始は来月下旬の予定。
米国アマゾン・無人コンビニ開店(1月24日)
アマゾンドットコムは22日、ワシントン州シアトルにある本社敷地内に無人コンビニ「アマゾンGO」をオープンした。
最大の特徴はレジや買い物かごが無いこと。中国では既に各地にある。客は専用のアプリを機械にかざして店内に入る方式だ。
天井に設置された大量のカメラとセンサーでどの商品を選んだかを把握する。
外に出るとあらかじめ登録されたクレジットカードで決済される。
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