トランプ税制改革・アップルが国外に持つ資産を米国に戻すと発表(1月19日)
アップル社が米国国外に持つ資産を米国に戻すと発表したことをトランプ大統領は自身の取った最近の税制改革の成果と受け止めている。
約2500億ドル相当の資産。国外資産を米国に戻すために企業が払う税金が引き下げられている。
トランプ大統領はアップル社が生産拠点をアジアに持っていることを何度も批判してきたが今は満足している。
今までは利益の多くがアイルランドに行っていた。
アイルランドは多くの税制優遇措置を与えており欧州委員会自体がそれらの措置を違法と判断したほどである。...
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アップル社が米国国外に持つ資産を米国に戻すと発表したことをトランプ大統領は自身の取った最近の税制改革の成果と受け止めている。
約2500億ドル相当の資産。国外資産を米国に戻すために企業が払う税金が引き下げられている。
トランプ大統領はアップル社が生産拠点をアジアに持っていることを何度も批判してきたが今は満足している。
今までは利益の多くがアイルランドに行っていた。
アイルランドは多くの税制優遇措置を与えており欧州委員会自体がそれらの措置を違法と判断したほどである。
EU・ヨーロッパ連合の圧力もアップル社が試算を米国に戻す決定をするのに一役買っただろうが今ならその方が安く上がるのも確かである。
税制改革でもアップル社は380億ドルの納税をしなければならないが改革前はその3倍だった。
ティムクック社長率いるアップル社は今後5年間に300億ドルの投資を行い2万件の雇用を生みテキサスに新たな拠点を建設すると発表した。
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世界初の自律走行型スーツケース「トラベルメイト」出展(1月15日)
米カルフォルニア州に本拠を置く新興企業であるトラベルメイト・ロボティックス社は、CES2018で自律走行型スーツケース「トラベルメイト」を出展した。
「トラベルメイト」は、AIやモーター、カメラ、センサーを内蔵しており専用のスマートフォンアプリ(アンドロイド、i0Sに対応)によってBluetooth経由で世界で初めて自動追尾機能を有したスーツケースである。
その機能は、内蔵センサーが使用者を感知し使用者の歩行速度に合わせて追走したり、障害物等を回避したり、センサーが登録された使用者でないと認識すれば車輪にロックをかけたり、スーツケースの向きを360度変えたりすることができる。...
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米カルフォルニア州に本拠を置く新興企業であるトラベルメイト・ロボティックス社は、CES2018で自律走行型スーツケース「トラベルメイト」を出展した。
「トラベルメイト」は、AIやモーター、カメラ、センサーを内蔵しており専用のスマートフォンアプリ(アンドロイド、i0Sに対応)によってBluetooth経由で世界で初めて自動追尾機能を有したスーツケースである。
その機能は、内蔵センサーが使用者を感知し使用者の歩行速度に合わせて追走したり、障害物等を回避したり、センサーが登録された使用者でないと認識すれば車輪にロックをかけたり、スーツケースの向きを360度変えたりすることができる。
また、「トラベルメイト」はスーツケースを縦に立てた状態でも横に寝かせた状態でも自走可能である。
尚、自走時の最大速度は時速約11キロである。
さらに、スーツケース側面に埋め込まれた1,670万色以上の発行可能なLEDライトによりバッテリーの残量を知らせたりもしてくれる。
加えてスーツケースの積載重量の計測機能も備えており重量オーバーの心配もない。
ただ、残念ながら、段差がある状況での利用可能性についての言及はない。最後に、TSA(米運輸保安庁)ロックの認証を受けておりセキュリティチェックが厳しい米国であっても、航空カウンターでスーツケースをロックしたまま預けることが認められている。
また、取り外し可能なGPSタグが装備されているので、盗難や紛失等の心配も不要である。
尚、バッテリー寿命は、自律走行モードで最大4時間、待機モードで最大100時間の連続使用に対応しており、価格は1,100USドル(日本円で12万2,210円)からである。
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ノートPC型ドッキングステーション「ミラブック」発表(1月12日)
フランス・リヨンに本拠を置くMiraxess社は、クラウドファンディングサイトINDIEGOGOで目標としていた金額を調達し、商品化が決まった「ミラブック」をCES2018に展示している。
「ミラブック」は通常のPCのようにPC本体にはOSやCPUを搭載せず、手持ちのスマートフォンや電子機器を「ミラブック」とケーブルで繋ぎ、接続したスマートフォンや電子機器の画面を「ミラブック」の大きな画面に表示して「ミラブック」のフルサイズのキーボード上で操作するといった使い方をする。...
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フランス・リヨンに本拠を置くMiraxess社は、クラウドファンディングサイトINDIEGOGOで目標としていた金額を調達し、商品化が決まった「ミラブック」をCES2018に展示している。
「ミラブック」は通常のPCのようにPC本体にはOSやCPUを搭載せず、手持ちのスマートフォンや電子機器を「ミラブック」とケーブルで繋ぎ、接続したスマートフォンや電子機器の画面を「ミラブック」の大きな画面に表示して「ミラブック」のフルサイズのキーボード上で操作するといった使い方をする。
上記使用方法の場合、通常のノートPCではデータを同期(異なる端末同士で、指定したファイルやフォルダと同じ状態にすること)したり、デザリング(電子機器をインターネットに接続する機能)や無線LANでネット環境を準備する作業が必要となる。
しかし、「ミラブック」は無線LANやBLUETOOTHを搭載しておらず、接続するスマートフォンや電子機器のネット環境をそのまま使用できるので上記作業が全く不要となる。すなわち、これが「ミラブック」の大きなメリットである。
この「ミラブック」はディスプレイの大きさが13.3インチ(1,920X1,080画素)で、USB端子(USB Type-C端子にも対応)とHDMI端子、マイクロSDカードスロット等を備えている。
また、キーボードの右下には、USB Type-Cケーブルの収納スペースがありここからケーブルでスマートフォン等と接続する。さらに、「ミラブック」はニンテンドースイッチにも対応している。
尚、出資者への出荷は2018年5月頃を予定しており、価格は36,800円である。
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最新VRヘッドセット「ミラージ ソロ」を発表(1月11日)
レノボは、グーグルのデイドリーム(アンドロイド7.0以降のスマートフォンにおいて高品質なVR(仮想現実)を提供するプラットフォーム)を採用した独立したスタンドアロン型のVRヘッドセット「Mirage Solo」を発表した。
「Mirage Soloは、視野角110度の5.5インチQHD(HDの4倍の解像度)ディスプレイ(2,560X1,440画素)を搭載し、Soc(シリコン状に集積回路が構成されている)としてクアルコムのSnapdragon 835を採用している。...
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レノボは、グーグルのデイドリーム(アンドロイド7.0以降のスマートフォンにおいて高品質なVR(仮想現実)を提供するプラットフォーム)を採用した独立したスタンドアロン型のVRヘッドセット「Mirage Solo」を発表した。
「Mirage Soloは、視野角110度の5.5インチQHD(HDの4倍の解像度)ディスプレイ(2,560X1,440画素)を搭載し、Soc(シリコン状に集積回路が構成されている)としてクアルコムのSnapdragon 835を採用している。
また、ヘッドセットとスマートフォンやコンピューターとを繋ぐケーブルは不要である。
したがって、自由度が増し、VRへの没入感を今まで以上に体験することができる。
さらに、グーグルの「WorldSense」という6DoF(6ディグリー・オブ・フルーダム)の位置トラッキング(自分のいる場所を測定し、CG(コンピューターグラフィックス)の世界に反映してくれる)技術が組み込まれている。
これによって、使用者が「Mirage Solo」を装着するだけでまるでVR空間に迷い込んだ感覚が得られる。
なぜならば、使用者自身の体の動きがそのままVR空間における動きに反映されるからである。
具体的には、実際の体の動きに連動してVR空間の中で頭や体を前後左右に動かしたりや前方から飛んでくる物体から上下左右に身をかわしたりすることができる。
加えて、4,000mAh(ミリアンペアアワー)のバッテリーの最大駆動時間は約7時間に及ぶとされている。
尚、発売は2018年前半の予定で、価格は400USドル(日本円で4万4,560円)程度になる模様である。
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グーグル、「スマートディスプレイ」を発表(1月10日)
現在米ラスベガスで開催中の世界最大の家電展示会「CES2018」において、グーグルはグーグルアシスタント(音声操作アプリ)搭載の「スマートディスプレイ」(ディスプレイ付きスマートスピーカー)を発表した。
グーグルと提携しているレノボやJBL、LG、ソニーの4社から2018年中に「スマートディスプレイ」がそれぞれ発売される予定である。
スマートスピーカーとの違いは、タッチ操作のほか音声操作でもユーチューブの再生やグーグルデュオ(アンドロイドの1対1のビデオ通話ができるアプリ)によるビデオ通話ができることである。...
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現在米ラスベガスで開催中の世界最大の家電展示会「CES2018」において、グーグルはグーグルアシスタント(音声操作アプリ)搭載の「スマートディスプレイ」(ディスプレイ付きスマートスピーカー)を発表した。
グーグルと提携しているレノボやJBL、LG、ソニーの4社から2018年中に「スマートディスプレイ」がそれぞれ発売される予定である。
スマートスピーカーとの違いは、タッチ操作のほか音声操作でもユーチューブの再生やグーグルデュオ(アンドロイドの1対1のビデオ通話ができるアプリ)によるビデオ通話ができることである。
また、NEST(グーグルが買収したホームセキュリティー機器に対応するブランド)等に対応するカメラの画像を表示することができる。
もちろん、スマートスピーカーと同様に音楽の再生やIOTに対応している電子機器の操作を行なうことが可能である。
したがって、「スマートディスプレイ」は顧客が台所で調理する料理のレシピを画面で確認したいとか、一家団らんのひとときを家族全員で映像を共有したいとか等のニーズに応えるために開発したスマートスピーカーの次なる段階を想定した新商品である。
一方、既にアマゾンは上記機能と同様の機能を備えた電子機器「エコー・ショー」で先行しており、グーグルとしてはアマゾンと対抗する上でどうしても必要な商品でもある。
尚、レノボが2018年夏頃に発売を予定している「スマートディスプレイ」は8インチと10インチの2種類で、価格は各々199.99USドル(日本円で2万2,520円)、249.99USドル(日本円で2万8,150円)を予定している。
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