G20閉幕・暗号資産規制整うまで発行すべきでない(10月19日)
G20閉幕した。G20財務相、中央銀行総裁会議はFacebookが発行計画「リブラ」など暗号資産について意見を交わす。
各国の通貨システムや金融政策などに深刻なリスクを生じさせるという認識が示された。
その上で犯罪組織による資金洗浄への悪用や個人情報流出を防ぐ対策、規制が必要でそれが整わないうちはサービスを始めるべきではないという認識で一致した。
フェイスブック、Google、アマゾンに言及。...
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G20閉幕した。G20財務相、中央銀行総裁会議はFacebookが発行計画「リブラ」など暗号資産について意見を交わす。
各国の通貨システムや金融政策などに深刻なリスクを生じさせるという認識が示された。
その上で犯罪組織による資金洗浄への悪用や個人情報流出を防ぐ対策、規制が必要でそれが整わないうちはサービスを始めるべきではないという認識で一致した。
フェイスブック、Google、アマゾンに言及。麻生副総理・財務相は「便利にできるという技術的な話とそれが信用できるものになるのかは別の話」とコメントした。
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G7首脳宣言採択できず・影響力低下揺らぐ結束(8月27日)
初めて首脳宣言が見送られた今回のG7サミット。背景には自国第一主義を貫く米国トランプ大統領やEU離脱の実行を掲げる英国・ジョンソン首相の登場でG7の結束が揺らいでいることがある。
G7の結束や存在意義を疑問視する声もでる中、議長国フランス・マクロン大統領と米国・トランプ大統領は互いに成果を強調。首脳宣言が見送られた背景にはイランの核問題や自由貿易のあり方など各国との立場が大きいトランプ大統領の存在がある。...
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初めて首脳宣言が見送られた今回のG7サミット。背景には自国第一主義を貫く米国トランプ大統領やEU離脱の実行を掲げる英国・ジョンソン首相の登場でG7の結束が揺らいでいることがある。
G7の結束や存在意義を疑問視する声もでる中、議長国フランス・マクロン大統領と米国・トランプ大統領は互いに成果を強調。首脳宣言が見送られた背景にはイランの核問題や自由貿易のあり方など各国との立場が大きいトランプ大統領の存在がある。
米国メディアによると「G7は生産的ではない」と出席にはトランプ大統領は消極的だった。
一方でEU離脱の実行を掲げ、米国との自由貿易協定の締結を目指す英国・ジョンソン首相とは親密さをアピールした。
今回のサミットでは見送られた首脳宣言に変わり、イラン情勢、ウクライナ情勢、貿易・通商問題、リビア情勢、香港情勢など5項目だけ合意した成果文書に掲げられた。
しかし、フランスが議長国として最も重視していた地球温暖化対策について一切触れられないなど各国が一致できた内容が極めて限られる。
こうした中、来年のG7サミットはトランプ大統領が議長を務めることになる。
トランプ大統領は「G7にロシア・プーチン大統領を復帰G8の枠組みに戻そう」と前のオバマ大統領と違う指導力を見せる狙いを見せている。
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G7サミット閉幕・日本にとっての成果は(8月27日)
フランス南西部のビアリッツで開かれたG7サミット主要7か国首脳会議。閉幕にあたって安倍総理大臣が成果として、先ず挙げたのが北朝鮮問題で、更に安倍総理大臣は、世界経済の下振れリスクに対し、機動的かつ万全の政策対応が必要だという認識で一致したことを明らかにした上で日本としても自由貿易を推進していく考えを強調した。
一方、今回のG7で、安倍総理大臣は各国の首脳と相次いで会談した。日本時間のおとといには、米国のトランプ大統領と会談した。...
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フランス南西部のビアリッツで開かれたG7サミット主要7か国首脳会議。閉幕にあたって安倍総理大臣が成果として、先ず挙げたのが北朝鮮問題で、更に安倍総理大臣は、世界経済の下振れリスクに対し、機動的かつ万全の政策対応が必要だという認識で一致したことを明らかにした上で日本としても自由貿易を推進していく考えを強調した。
一方、今回のG7で、安倍総理大臣は各国の首脳と相次いで会談した。日本時間のおとといには、米国のトランプ大統領と会談した。
日米の貿易交渉に関する協議の成果について述べた。
一方でトランプ大統領は日本が輸出する自動車に関税を課すか「現時点では考えていない」という考えを示したが将来的には可能性を排除しない考えを示し、日本をけん制した。
今回のG7サミットでは、首脳宣言の採択が見送られた一方、議長を務めたフランスのマクロン大統領の意向で首脳間で一致した内容を簡潔にまとめた文書が急きょ出された。
文書では地域情勢や貿易通商問題について、イランに核保有を認めないことや、WTO世界貿易機関の改革の推進など5項目が盛り込まれている。
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G7・貿易を巡る緊張の高まりに“懸念”(8月26日)
G7サミットの2日目目の討議では、世界経済と貿易についてのセッションが開かれた。
日本政府の関係者によると、安倍総理大臣は「貿易をめぐる各国の緊張や英国のEU離脱が世界経済の先行きに不透明感をもたらしている」とした上で「世界経済の下振れリスクにG7が結束して対応すべきだ」と発言した。
世界の貿易を巡っては、米中の貿易摩擦が長期化し、サミット直前にも双方が高い関税をかける対抗措置の応酬が続いていて、世界経済にとって大きなリスクになっている。...
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G7サミットの2日目目の討議では、世界経済と貿易についてのセッションが開かれた。
日本政府の関係者によると、安倍総理大臣は「貿易をめぐる各国の緊張や英国のEU離脱が世界経済の先行きに不透明感をもたらしている」とした上で「世界経済の下振れリスクにG7が結束して対応すべきだ」と発言した。
世界の貿易を巡っては、米中の貿易摩擦が長期化し、サミット直前にも双方が高い関税をかける対抗措置の応酬が続いていて、世界経済にとって大きなリスクになっている。
会議は非公開のため詳細な議論の内容は明らかにされていないが、米国の政策に対しては様々な意見が出され、多くの首脳が貿易をめぐる緊張の高まりへの懸念を表明した。
その上で、各国首脳は世界経済の様々な下振れリスクに備え、成長と安定を支えるため、必要に応じて機動的かつ万全の政策対応で強調していくことで一致した。
また、「不平等との闘い」をテーマにした討議で、安倍総理大臣は2030年までにエイズ、結核、マラリアの3大感染症の流行を終息させるため、対策に取り組むグローバルファンドの増資に8億4000万ドルを拠出することを表明した。G7サミットは最終日の26日、北朝鮮や中国情勢などをめぐって意見を交わし閉幕する。
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G7サミット・各国の溝も・首脳宣言は見送りへ(8月25日)
G7サミットがフランスで開幕。初日の夕食会では外交問題が議題になり、イランの核保有を認めないことでは一致したが、各国の立場の違いも見え始めている。安倍総理大臣は6月のイラン訪問について話した上で「引き続き粘り強く外交努力を継続する」と発言した。
参加各国は「イランに核保有はさせない」などの意見で一致する一方でホルムズ海峡をめぐる有志連合については話し合われなかった。
ロシアのサミット復帰も議題に上ったが、北朝鮮問題については議題にならず、今後改めて時間を設けることになった。...
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G7サミットがフランスで開幕。初日の夕食会では外交問題が議題になり、イランの核保有を認めないことでは一致したが、各国の立場の違いも見え始めている。安倍総理大臣は6月のイラン訪問について話した上で「引き続き粘り強く外交努力を継続する」と発言した。
参加各国は「イランに核保有はさせない」などの意見で一致する一方でホルムズ海峡をめぐる有志連合については話し合われなかった。
ロシアのサミット復帰も議題に上ったが、北朝鮮問題については議題にならず、今後改めて時間を設けることになった。2日目のきょうは自由貿易についても議論されるが、保護主義を掲げる米国・トランプ大統領と他6か国の溝があり、一致点は見いだせそうにない。1975年にサミットが始まって以来初めて首脳宣言が出ない見通しである。
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