更新を終了しています
MLB移籍1年目の日本3選手がキャンプイン(2月19日)
プロ野球のキャンプ地では連日注目の選手たちに首脳陣や多くの報道陣が熱い視線を送っている。一方、海の向こうMLBでも今季からプレーする日本人メジャーリーガーの野手2人がいよいよキャンプインした。
まずはDeNAベイスターズからポスティングシステム移籍したレイズの筒香嘉智から。前日はフロリダの球団施設でチームの写真撮影会に参加。グラウンドでの地元メディアのカメラマンからの様々なポーズの要求には笑顔で対応していた。...
全部読む
プロ野球のキャンプ地では連日注目の選手たちに首脳陣や多くの報道陣が熱い視線を送っている。一方、海の向こうMLBでも今季からプレーする日本人メジャーリーガーの野手2人がいよいよキャンプインした。
まずはDeNAベイスターズからポスティングシステム移籍したレイズの筒香嘉智から。前日はフロリダの球団施設でチームの写真撮影会に参加。グラウンドでの地元メディアのカメラマンからの様々なポーズの要求には笑顔で対応していた。そして迎えたキャンプ初日。筒香はベイスターズ時代と同じ背番号「25」でブルーのユニフォーム姿で登場。走塁練習などに続きフリー打撃に参加すると、持ち前の豪快なスイングで柵越えを連発していた。「内容の濃い時間だったので、充実した時間を過ごすことが出来た」と感想を語った。
海外FAでレッズに入団した秋山翔吾はアリゾナ州のグラウンドで初練習。球団の歴史の中で初の日本人選手となる秋山は、現在英会話の猛勉強中だという。自ら積極的にチームメイトにも話しかけて談笑するなど、早くもチームに溶け込んでいる様子だ。初日は守備練習に打撃練習など2時間のメニューで汗を流した。「しっかり動けましたし、よかったなと思います」とこちらも好感触を掴んだ様子だ。
一方、野手陣より先にキャンプインしているブルージェイズの山口俊もすでにブルペン入り。オープン戦初登板は24日(日本時間25日)本拠地のフロリダと決まった。メジャー1年目の“ルーキー”たちは、大きな期待と不安を胸に開幕に向け調整に励む日々が続く。
閉じる
東京2020のモットー発表・一方で感染症対策も(2月18日)
東京オリンピックの開会式まで残り5か月。東京五輪・パラリンピック組織委員会は17日、大会モットーを発表した。これは『東京2020大会が世界と共有したいアイデアやコンセプトの本質をとらえたもの』(大会公式サイト)である。
大会モットー“United by Emotion”(感動で私たちはひとつになる)について、組織委員会・武藤敏郎事務総長は「東京大会は共生をテーマに謳っている」とその意味を語った。...
全部読む
東京オリンピックの開会式まで残り5か月。東京五輪・パラリンピック組織委員会は17日、大会モットーを発表した。これは『東京2020大会が世界と共有したいアイデアやコンセプトの本質をとらえたもの』(大会公式サイト)である。
大会モットー“United by Emotion”(感動で私たちはひとつになる)について、組織委員会・武藤敏郎事務総長は「東京大会は共生をテーマに謳っている」とその意味を語った。選考委員を務めた競泳の元五輪代表・松田丈志も「支える我々、見る人たち。そういう人たちにアスリートの感情が伝わって、それを世界中でその思いを共有出来たら」と期待を滲ませる。会場ではテニスの大坂なおみが出演するPR動画もお披露目された。分断や対立が激しさを増している時代だからこそ、共生や多様性の重要さを感じられる大会を期待したい。
一方、五輪男子代表選考会を兼ねている東京マラソンについては新たな動きが。主催者の東京マラソン財団は今般の新型コロナウイルス感染拡大を受けて、一般ランナーの部の中止を発表した。但し大迫傑、設楽悠太らが出場する「マラソンエリートの部」と「車いすエリートの部」は予定通り実施されるとのことだ。
未だ終息の見通しのつかない新型肺炎の感染拡大。前回リオ大会も現地でのジカ熱の大流行が問題になった。東京でも夏場になれば訪日外国人客の増加によりデング熱など新たな感染症への警戒も必要となってくるだろう。安全・安心な大会運営のためにもIOC、組織委員会の連携は勿論のこと、都と国が一致協力した万全の感染症対策が求められている。
閉じる
カーリング日本選手権・北海道がアベック優勝(2月17日)
軽井沢アイスパークで行われていたカーリング日本選手権が16日閉幕した。再来年の北京冬季オリンピック代表選考に向けての、激しくも緻密な氷上の戦いが繰り広げられた。
女子決勝は昨年の覇者・中部電力と平昌五輪で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレとの顔合わせ。1次リーグを全勝で勝ち上がってきた中部電力に対し、ロコ・ソラーレはプレーオフ1回戦では5-4で雪辱。この大会1勝1敗の五分となり、両者は3度目の決戦に臨んだ。...
全部読む
軽井沢アイスパークで行われていたカーリング日本選手権が16日閉幕した。再来年の北京冬季オリンピック代表選考に向けての、激しくも緻密な氷上の戦いが繰り広げられた。
女子決勝は昨年の覇者・中部電力と平昌五輪で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレとの顔合わせ。1次リーグを全勝で勝ち上がってきた中部電力に対し、ロコ・ソラーレはプレーオフ1回戦では5-4で雪辱。この大会1勝1敗の五分となり、両者は3度目の決戦に臨んだ。中部電力の北澤育恵はプレーオフでの敗戦にも「すごく負けた感じではなかった」と連覇に自信をのぞかせた。互いに一歩も譲らぬ攻防のなか、徐々に中部電力が優位に試合を進めていく。迎えた第9エンド、1点ビハインドのロコ・ソラーレはスキップ藤澤五月が中部電力の2つのストーンを弾き出す逆転のラストショットを決める。その後延長に突入した闘いは第11エンドに。先に北澤が投じたストーンを再び藤澤が見事に弾き出し、4年ぶり2度目の優勝を果たした。
一方の男子は前回王者・コンサドーレと平昌五輪日本代表の両角友祐・公佑兄弟が一昨年設立したTM軽井沢が激突。コンサドーレはスキップの松村雄太の正確なショットで序盤に3点をリード。軽井沢も両角(友)が第4エンドに相手のストーンを3つ弾き出すスーパーショットを決めるなど善戦。一時は1点差に迫るもののコンサが6-4で逃げ切り連覇を達成した。TM軽井沢は地元での初優勝とはならなかった。
予選から無敗での完全優勝を果たしたコンサドーレ。松村は「去年の優勝よりも充実感と達成感がある」と大会を振り返った。18年にサッカー界から参入したコンサドーレは念願の北京五輪出場に向け大きな成果を得た。男女とも北海道チームの優勝となった今年の日本選手権。敗れた長野県勢も雪辱を期し新たな戦いが始まる。国内のカーリング熱は益々高まりそうだ。
閉じる
ルヴァンカップ開幕・Jリーグ2020シーズン始動(2月16日)
16日、Jリーグカップ戦・YBCルヴァンカップが開幕する。前日のJリーグ公式YouTubeチャンネルでは各チームの注目選手を紹介する動画が公開された。いよいよ2020年のJリーグシーズンの始まりである。
一方リーグ戦の開幕は21日の湘南vs浦和を皮切りに今シーズンの闘いが始まる。開幕カードで最も注目を浴びそうなのが、ヴィッセル神戸×横浜FCだろう。毎年恒例のJ1全18クラブの選手が一堂に会するキックオフカンファレンスは豪華な顔合わせに会場が湧き立った。...
全部読む
16日、Jリーグカップ戦・YBCルヴァンカップが開幕する。前日のJリーグ公式YouTubeチャンネルでは各チームの注目選手を紹介する動画が公開された。いよいよ2020年のJリーグシーズンの始まりである。
一方リーグ戦の開幕は21日の湘南vs浦和を皮切りに今シーズンの闘いが始まる。開幕カードで最も注目を浴びそうなのが、ヴィッセル神戸×横浜FCだろう。毎年恒例のJ1全18クラブの選手が一堂に会するキックオフカンファレンスは豪華な顔合わせに会場が湧き立った。「ムーチャスグラスィアス(どうもありがとう)」キングカズが感謝の言葉を投げかけると、スペインサッカー界の至宝・イニエスタは「ドウイタシマシテ」と日本語で応える。さらに自身2年目の日本でのシーズンに「ワクワク感を持って挑みたい」と意欲を見せた。対する横浜FC・三浦知良は「自分はまだ戦えるかなと思っている」と13年ぶりのJ1の舞台に立つ心境を語った。注目の一戦のキックオフは23日だ。
話をルヴァンカップに戻そう。ACLに出場する横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸、FC東京の3チームはプライムステージからの出場となる。グループステージへの参加チームは全部で16チーム。4つに分かれたグループステージにはJ1の残り15クラブと、今季降格した松本山雅FCがJ2から唯一参戦する。16日は昨年のルヴァン杯王者・川崎がホームで鳥栖と対戦。先日ACLプレーオフでよもやの敗退となってしまった鹿島は名古屋との開幕ゲームに臨む。ルヴァンカップは10月の決勝、リーグ戦は12月の最終節まで各地で熱い闘いが繰り広げられることとなる。
閉じる
野球界に広がるノムさんへの追悼と感謝の言葉(2月14日)
11日に亡くなった野村克也元監督を偲び、楽天イーグルスは本拠地の楽天生命パーク宮城に献花台を設置した。球場には連日多くのファンが訪れ、別れを惜しんでいる(献花台は15日まで設置とのこと)。
野村氏は2006年から創立間もない楽天の監督に就任し指揮を執った。70代でプロ野球の監督を務めたのは故・仰木彬氏に次いで2人目。初のクライマックスシリーズ進出を果たした最終シーズンは74歳で、これはプロ野球監督の最年長記録となっている。...
全部読む
11日に亡くなった野村克也元監督を偲び、楽天イーグルスは本拠地の楽天生命パーク宮城に献花台を設置した。球場には連日多くのファンが訪れ、別れを惜しんでいる(献花台は15日まで設置とのこと)。
野村氏は2006年から創立間もない楽天の監督に就任し指揮を執った。70代でプロ野球の監督を務めたのは故・仰木彬氏に次いで2人目。初のクライマックスシリーズ進出を果たした最終シーズンは74歳で、これはプロ野球監督の最年長記録となっている。球団功労者に対しイーグルスはHPで伊藤智仁一軍投手チーフコーチや渡辺直人選手兼任コーチ、鉄平打撃コーチら薫陶を受けたメンバーが追悼の言葉を送った。
野村氏はヤクルトスワローズでは90年から9年間チームを率いリーグ優勝4回、日本一3回という黄金期を築いた。「言葉にならない。入団当時、1から10まで教えてもらって、プロの厳しさを教わりました」そう語る高津臣吾監督も野村ID野球の申し子の一人である。
氏の功績を讃える声は他球団にも広がっている。選手・監督として23年間在籍した南海ホークスの流れをくむソフトバンクでは13日に追悼コメントを発表。王貞治会長のほか、工藤公康監督らのコメントが掲載された。また、南海の後に移籍したロッテ球団も石垣島のキャンプ地で半旗を掲げ、井口監督らスタッフ・選手一同が黙祷を捧げて弔意を表した。
海の向こうではヤンキース・田中将大も感謝の言葉を。「一から色々なものを教えて頂いた」と恩師への感謝の意を表した。野村語録に込められた野球への愛情と叱咤は、これからも多くの教え子たちの中で生き続けることだろう。
閉じる
「スポーツの神様」内の検索