２０２０東京五輪の前哨戦・アジア大会結団式（8月14日）
今週からインドネシア・ジャカルタで開幕する第１８回アジア競技大会。通称アジア大会で知られるこの大会は４年ごとの開催。アジアオリンピック評議会（ＯＣＡ）が主催しているため、アジア版オリンピックの性質も帯びている。今大会は４５の国と地域が参加、オリンピックの種目には含まれていないアジア独自のスポーツも含め４０競技４６２種目が行われる予定だ。
今回の日本代表選手は史上最多の７６２人。１３日、都内で日本選手団の結団式が行われ、各競技の代表選手が一堂に会した。...
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今週からインドネシア・ジャカルタで開幕する第１８回アジア競技大会。通称アジア大会で知られるこの大会は４年ごとの開催。アジアオリンピック評議会（ＯＣＡ）が主催しているため、アジア版オリンピックの性質も帯びている。今大会は４５の国と地域が参加、オリンピックの種目には含まれていないアジア独自のスポーツも含め４０競技４６２種目が行われる予定だ。
今回の日本代表選手は史上最多の７６２人。１３日、都内で日本選手団の結団式が行われ、各競技の代表選手が一堂に会した。主将を務めるのは陸上短距離の山縣亮太。「東京オリンピック・パラリンピックへの機運というものがもっともっと高まっていくことになると思うのでしっかり頑張りたい（山縣）」旗手は前日の世界選手権で２４９球の熱闘を見せたばかりの上野由岐が務める。「私だけでなくて選手みんなが疲れている中でのアジア大会になると思います」としながら「日本の強さをアピールしていけるような試合をし、オリンピックにつなげていけたら」と力強く抱負を語った。
その言葉通り、パンパシ水泳で計２３個のメダルを獲得した日本競泳陣や、世界選手権で過去最高の成績を修めたバドミントン代表など、戦いを終えたばかりの競技もアジア大会に参加する。また、アジア大会直後の今月末から４年に一度の世界選手権（世界バレー）を控えているバレーボールのように大変厳しいスケジュールとなる競技もある。アジア大会の位置付けは競技団体によって捉え方はそれぞれ。若手主体で臨む競技などもあり対応は分かれているのが現状だが、五輪や世界選手権とも遜色のない世界最高級のアスリートたちの競演に注目したい。
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女子ソフトボール・４年ぶりの王座奪還ならず（8月13日）
「みんながこれだけ点を取ってくれて守りきれなかったのが申し訳ないという気持ちで一杯です」試合後のインタビューで上野由紀子は唇を噛んだ。千葉県内各地で熱戦が繰り広げられた世界女子ソフトボール選手権。前回女王アメリカとの決勝戦の先発マウンドに立ったのは、やはりこの人。３６歳の鉄腕・上野由岐子だった。
１１日に行われた準決勝第一試合で日本はアメリカのサウスポー・アボットを攻略したもののサヨナラ負け。...
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「みんながこれだけ点を取ってくれて守りきれなかったのが申し訳ないという気持ちで一杯です」試合後のインタビューで上野由紀子は唇を噛んだ。千葉県内各地で熱戦が繰り広げられた世界女子ソフトボール選手権。前回女王アメリカとの決勝戦の先発マウンドに立ったのは、やはりこの人。３６歳の鉄腕・上野由岐子だった。
１１日に行われた準決勝第一試合で日本はアメリカのサウスポー・アボットを攻略したもののサヨナラ負け。１２日昼から行われたカナダとの準決勝第２試合で絶対的エース・上野が先発し、見事完封で決勝進出を決めた。カナダ戦が終わったのは午後３時半。上野はそれから僅か３時間半後、ナイターで行われた決勝戦のマウンドへ再び向かった。しかし、２点を先行した３回裏に痛恨の３ランを浴びて、今大会７試合目で初めての失点を喫する。ここで奮起したのが藤田倭（やまと）だ。準決勝では好投したものの悔しい敗戦投手となった二刀流が決勝ではＤＨで出場。延長に突入したタイブレーク方式の１０回にこの試合２本目となるＨＲを放ち勝ち越しに成功する。この裏の攻撃を凌ぎきれば日本女子ソフトボール４年ぶりの王座奪還。しかし２アウトから痛恨のタイムリーで同点とされると、最後はスチュワートのサヨナラ打を浴び７－６であと一歩のところで日本は敗れた。上野は１０回１５７球の完投。この日合計２４４球という鬼気迫る奮闘だった。
歓喜の金メダルの北京オリンピックから１０年。日本はあの激闘に匹敵する名勝負を見せてくれた。「五輪でリベンジできればいいなと思っていますし、次しっかり勝てる試合を作りたいです」上野の視線はしっかりと２０２０に向けられた。
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車いすラグビー日本代表、世界選手権を制覇！（8月11日）
“○○の格闘技“などプレーの激しさで鳴らすスポーツは数あれど、この球技ほど異彩を放つ異名を誇る球技はほかにないだろう。その名も”“マーダー・ボール” （殺人球技）。車椅子ラグビー、ウィルチェアーラグビーである。
車椅子同士の激しいボディコンタクトが認められているウィルチェアーラグビー。日本代表は一昨年のリオパラリンピックでは銅メダルを獲得している。今月５日から世界選手権大会が開催され、決勝まで勝ち上がった日本は１０日地元オーストラリア代表と激突。...
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“○○の格闘技“などプレーの激しさで鳴らすスポーツは数あれど、この球技ほど異彩を放つ異名を誇る球技はほかにないだろう。その名も”“マーダー・ボール” （殺人球技）。車椅子ラグビー、ウィルチェアーラグビーである。
車椅子同士の激しいボディコンタクトが認められているウィルチェアーラグビー。日本代表は一昨年のリオパラリンピックでは銅メダルを獲得している。今月５日から世界選手権大会が開催され、決勝まで勝ち上がった日本は１０日地元オーストラリア代表と激突。前回王者相手に一歩も引かないシーソーゲームを展開し、僅か１ポイント差の６２－６１で逃げ切り初優勝を決めた。代表チームは翌１１日に帰国。成田空港で記者会見を行い、日本の優勝に貢献したエースの池崎大輔は「高みを目指してやっていけるようなチームを目指したい」と抱負を語った。
記者会見メンバーの中で笑顔を弾けさせていたのが２７歳の倉橋香衣。リオ大会後に代表に選出された女性選手だ。そう、実はウェルチェアーには男女の別が無く、混合チームでの出場が可能なのである。この激しい競技に身を投じた倉橋は元トランポリンの選手。競技大会での事故で頚髄損傷の重傷を負い、３年物リハビリ後にウィルチェアーラグビーの世界へ身を投じた。
車椅子同士の激突も許される激しい競技でありながら、ジェンダーの差もない。まさに壁をぶち壊す爽快な魅力のあるスポーツ・ウィルチェアーラグビー。実際に車椅子に搭乗する体験会も各地で行われており、安全性に配慮したうえでその衝突の衝撃を体感することもできる。筆者も実際に登場させて頂いたことがあるが、前後左右にスムーズに移動できるその操作性の自在さに驚かされるとともに、傷だらけになったフレームから競技のハードさを実感することが出来た。一度目にすればその魅力を感じてもらえるだろう。2020東京に向け是非注目して欲しい競技である。
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【速報】セーリング・吉田／吉岡組が初優勝（8月10日）
沿岸で行うヨットレース、セーリングは１９００年のパリオリンピックから実施されている歴史ある競技だ。このうち２０２０東京オリンピックで日本勢のメダルが期待される「４７０級」（よんななまる・きゅう）で歴史的偉業達成のニュースが飛び込んできた。
デンマークのオーフスで行われていたセーリング世界選手権で９日、女子４７０級で吉田愛、吉岡美帆組が上位１０艇による最終レースを５位で終え、８レースの合計得点で総合１位となり金メダルを獲得。...
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沿岸で行うヨットレース、セーリングは１９００年のパリオリンピックから実施されている歴史ある競技だ。このうち２０２０東京オリンピックで日本勢のメダルが期待される「４７０級」（よんななまる・きゅう）で歴史的偉業達成のニュースが飛び込んできた。
デンマークのオーフスで行われていたセーリング世界選手権で９日、女子４７０級で吉田愛、吉岡美帆組が上位１０艇による最終レースを５位で終え、８レースの合計得点で総合１位となり金メダルを獲得。日本人女子初となる世界選手権優勝を果たした。吉田・吉岡組はリオ五輪では５位入賞。一躍東京五輪でのメダル獲得への期待が高まってきた。
さらに４７０級男子も磯崎哲也・高柳彬組が総合２位になり、見事銀メダルを獲得。男女同時にメダルを獲得したのも初の快挙となった。
セーリングの「４７０級」がオリンピック競技になったのは１９７６年モントリオール大会（女子はソウル大会から）。４７０という名称は、艇体の全長が４．７ｍであることが由来だ。２人の乗員の適正体重は合計１３０㎏前後となっており、五輪種目中では一番計量なクラス。欧州や北米・南米、豪州らが圧倒的な強さを誇るセーリングの世界では日本人に適した階級と言える。これまで日本では女子がアトランタ大会で銀メダル、男子はアテネ大会の４７０級で銅メダルを獲得してきた。自然を相手にしたダイナミックなレースが魅力のセーリング。東京五輪では神奈川県藤沢市の江の島ヨットハーバーが決戦の舞台となる。国内ではまだ認知度が高くはないが、是非注目していきたい種目である。
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プロ野球・楽天アマダーが禁止薬物で出場停止（8月10日）
「ＮＰＢ並びにファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしまして、本当に申し訳ありませんでした」プロ野球・東北楽天イーグルス・安部井寛統括本部長は試合前、記者団を前に深々と頭を下げた。
日本野球機構は９日、イーグルスのジャフェット・アマダー内野手をドーピング違反で６か月の出場停止処分とした。発表によると６月１３日にホーム仙台で行われた交流戦・ドラゴンズとの試合後にドーピング検査によりクロルタリドンとフロセミドの陽性反応が出たとされている。...
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「ＮＰＢ並びにファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしまして、本当に申し訳ありませんでした」プロ野球・東北楽天イーグルス・安部井寛統括本部長は試合前、記者団を前に深々と頭を下げた。
日本野球機構は９日、イーグルスのジャフェット・アマダー内野手をドーピング違反で６か月の出場停止処分とした。発表によると６月１３日にホーム仙台で行われた交流戦・ドラゴンズとの試合後にドーピング検査によりクロルタリドンとフロセミドの陽性反応が出たとされている。これらは利尿薬の一種と禁止薬物を隠蔽する効果がある禁止薬物だ。
後半戦、好調のイーグルスにとって牽引役となっていた頼れる主砲の離脱。アマダーはメキシコ出身で来日３年目の今シーズン、ここまで６２試合に出場。打率は.269ながら本塁打はチームトップの２０本と昨シーズンの２３ホーマーを上回るペースで量産していたが、これで今季の出場はなくなってしまった。球団では再調査後に事実関係と処分内容を公表するとしている。プロ野球でドーピング違反が明らかになったのは７年ぶり５度目。当の本人は「身に覚えがない」と主張し、調査に協力する姿勢を示しているが、１０日付の各紙の報道によれば解雇は避けられない情勢と伝えられている。
球界でも過去に何度も問題となってきたドーピング問題。０７年以降ＮＰＢでは検査を実施・公表してきたが、より厳しい検査基準を課しているＭＬＢでも今年５月にマリナーズの主砲・カノがフロセミドの陽性反応が出て、８０試合の出場停止処分を受けた。アンチドーピングのより一層の徹底と啓蒙が求められている。
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【ハイライト】世界女子ソフトボール選手権2018 決勝 日本×アメリカ（再生）
