8月1日、その日市川駅から、朝8時3分の横須賀・逗子行きに乗り新橋駅まで、25分ほどかかった。
新橋駅で「ゆりかごめ」に乗り換えて、「お台場」駅まで行き、そこで下車した。
直ぐに三脚を拡げて、それを担ぎ「夢の大橋」に向かい歩き始めた。時計を見ると既に9時頃になっていた。天気が良く強い日差しが全身を襲っていた。それ程の人通りはなかったが、親子連れが数組目に留まった。
巨大なガンダムや道端の花壇が、目には入ってきた。よく見るとハイビスカスや朝顔などの花がところどころに綺麗に整備されて植えられていた。
夏に咲く花は、少なく、どこに行っても単調だが、ここの花壇は人工的ではあったが、良く工夫がしてあった。
暫く歩くと、「夢の大橋」にたどり着いた。大勢の警備の人々が規制の為に配備されていた。
「聖火」が国立競技場から、この地に移転して点火されていた。そこからは、柄の大きな観覧車も姿を見せていた。
まだ早朝というのに、多くの見物客が、スマホなどをかざして、盛んに「聖火」を写していた。
アニヴェルセル東京ベイの辺りから、下の道に降り、「あけみ橋」の手前を川縁を歩くと、釣りをしている数人の姿が目に入ってきた。さぞかし大きい魚が釣れるのではないかと想像した。
その橋を渡り、暫く歩くとゆりかもめの「青海」駅に着いた。着た電車に乗り、台場海浜公園で降りた。
そこに、設置してある巨大な「五輪のマーク」をカメラに収め、ケーブルに吊られて移動する「ドローン」の挙動を撮影した。どことどこがケーブルで繋がっているのか見定められないほどの長い空中をそのドローンはゆっくりと走っていた。
再び、青海駅から新橋駅まで、ゆりかもめに乗り、新橋駅を経由して、市川駅まで戻った。
市川駅に着くと12時ごろであった。暑い中を精力的に歩いたので、下着には汗がじっとりと染み込んでいた。
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