【東日本大震災から10年】
東日本大震災10年・茨城県庁・震災の被害写真など展示(3月10日)
東日本大震災からあすで10年となるのを前に茨城県内の被害の写真などを集めた展示が県庁で始まった。
茨城県では10年前の東日本大震災で24人が亡くなり、1人が行方不明となった。 県は震災の教訓を後世に伝えようと地震発生直後の写真などおよそ280点を展示。北茨城市の平潟漁港に津波が押し寄せたときの様子、鹿嶋市内の道路が崩れ落ちた写真などもあり県内の広い地域での被害を知ることができる。笠間市の病院で割れたガラスは厚さが18ミリあり、揺れの激しさがうかがえる。展示は今月22日まで。 それでも前を向いて・福島双葉町・原点のふるさと(3月9日)
福島第一原発から4キロほど離れた福島県双葉町。去年、一部地域で避難指示が解除されたが、まだ誰も住んでいない。
この場所に毎月足を運ぶ男性がいる。中谷祥久は双葉町で30年間暮らしてきた。震災前は双葉町の伝統行事、だるま市にも毎年参加していた。 しかし原発の事故が中谷の人生を大きく変える。事故直後、双葉町には全町民に避難指示が出た。 中谷も避難所などを転々としたあと福島県いわき市に住むことになった。...
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東日本大震災・原発事故10年・被災地は復興は(3月7日)
福島県では原発事故による影響が続いている。
避難指示は県内の7市町村で続いており、県の2.4%にあたる337平方キロメートルが帰還困難区域に指定されている。復興庁によると、原発事故によを余儀なくされている福島県民は3万5725人。うち県内への避難者が7220人、県外への避難者は2万8505人となっている。 福島県知事の内堀雅雄は「福島の復興は着実に前に進んでいる一方、津波、原発事故、風評被害、台風、新型コロナ、先日の地震と幾重もの困難に直面している。...
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震災10年・第2期復興・心のケアなど重点に(2021年1月2日)
東日本大震災の発生から今年3月で10年となる中、政府は被災地の復興についいて土地の造成や災害公営住宅の建設、沿岸部の道路の復旧などがおおむね完了し総仕上げの段階にあるとしている。
そして4月からの5年間を第2期復興・創生期間と位置づけ心のケアやコミュニティの形成などソフト面の対策に重点的に取り組むことにしている。 一方、東京電力福島第一原子力発電所の周辺では避難指示が解除された地域の生活環境整備や帰還困難区域への対応などが依然課題となっている。...
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