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【Globali】
ギリシャ:NGOによると若年の避難民の人数は1年で4倍に増加(2024/07/19)
『フランス国際ラジオ局(RFI)』7月18日付けで、NGO‘子供たちを救済しよう’ 7月17日水曜日の発表によると、6400人の若年避難民が2024年の1月から6月にギリシャに到着しており、この人数は2023年の同期間の避難民数の4倍以上に増加していると報じている。 NGOは、さらにこれらの若年避難民は、到着当初から、‘子供として扱われてなく、困難な生活環境にあると告発している。
NGOのコミュニケによると、圧倒的な人数である5580人がエーゲ海の島々を経由してギリシャに避難民入国しているが、一方で830人が、陸路のトルコーギリシャ国境を経由して入国しているという。若年避難民たちのうち、4人に1人は家族に同行していないか、法定後見人なしでギリシャに入国しているという。
NGOによると、若年1人で避難民となっている件数は2023年に比べると3倍になっているという。
このように若年1人で避難民生活を送るとしたら困難を極めるという。...
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NGOのコミュニケによると、圧倒的な人数である5580人がエーゲ海の島々を経由してギリシャに避難民入国しているが、一方で830人が、陸路のトルコーギリシャ国境を経由して入国しているという。若年避難民たちのうち、4人に1人は家族に同行していないか、法定後見人なしでギリシャに入国しているという。
NGOによると、若年1人で避難民となっている件数は2023年に比べると3倍になっているという。
このように若年1人で避難民生活を送るとしたら困難を極めるという。なぜなら、NGOによると、留置センターに拘束されている時も、誰も新しい衣服、靴、や電話などを提供してくれないという。
ギリシャに到着した若年の避難民たちは、子供としての気遣いのある扱いを受けてないとNGOの責任者ベルゴネ氏は告発している。さらに、ギリシャに対して、若年の避難民たちの保護にもっと気を使い、彼らの生活環境を改善することを訴えている。なお、ギリシャの避難民評議会のパパジアンナキス氏は、家族のいない若い避難民が旅の厳しい現実や、到着地でも困難な環境に晒されていることは否めないと認めている。すなわち、ギリシャに到着するとすぐ、若い避難民は数週間、閉鎖された区画に隔離され、その後、避難施設に移動させられる。それまでは医療支援や心療支援が受けられない。
そのため、欧州理事会は先週、ギリシャの避難民留置政策を非難したレポートを提出し、ギリシャ側の対応改善を要求したが、ギリシャ政府は、国際法に従った留置条件を守ってしていると反論している。
なお、英国の『BBC』チャンネルは、最近(2020年~2023年) 43人の避難民がギリシャの沿岸警備隊によって海上に追い返されて死亡したという調査結果を発表している。
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