1週間の水質報告書で、4日間セーヌ川の水質が良くなったのは、セーヌ川流域行政機関の責任者によると、水量が通常の夏に比べて4~6倍増えたことにもかかわらず、夏の初めの晴天が続いたことが原因していると指摘している、
何はともあれ、セーヌ川の水質は、改善されていて、セーヌ川4地点の6日間の水質は、EU指針での遊泳可能な水質基準をクリアしているので、オリンピックを前にしてセーヌ川周辺の行政機関の責任者たちは大いに満足している。...
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1週間の水質報告書で、4日間セーヌ川の水質が良くなったのは、セーヌ川流域行政機関の責任者によると、水量が通常の夏に比べて4~6倍増えたことにもかかわらず、夏の初めの晴天が続いたことが原因していると指摘している、
何はともあれ、セーヌ川の水質は、改善されていて、セーヌ川4地点の6日間の水質は、EU指針での遊泳可能な水質基準をクリアしているので、オリンピックを前にしてセーヌ川周辺の行政機関の責任者たちは大いに満足している。
行政機関の責任者たちは、先週、夏の暑さが戻ってきたことと、2016年から協力して行ってきたセーヌ川の水質改善計画による清掃作業が功を奏したものと主張している。
6月24日から7月2日までの間でのセーヌ川の水サンプルでは、大腸菌の濃度が6月26,28,29日および7月2日の4日間、4箇所のサンプルとも基準以下となっていた。 6月27日と7月1日だけ、100ml中に1000ユニット以上のコロニーが観察されて、国際スポーツ連盟の遊泳可能判断基準を超えた結果となった。セーヌ川地域の行政機関の責任者たちは、6月27日のマリー橋での水の大腸菌濃度の増加が限定的で、下流に対して支障を来たすものではないと見做している。一方、他のバクテリアである腸球菌の濃度は、6日とも指標値以下の値が測定されていて遊泳可能となっている。
オリンピック組織委員会にとってセーヌ川の水質の真実が試される日が刻々と近づいている。ちなみに、オリンピック開会式の後、7月30日と31日、8月5日にセーヌ川でトライアスロンが行われる。その後、8月8日、9日にはマラソン水泳が行われ、最後の9月1日、2日にパラトライアスロンが計画されている。
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