4月10日付けのVW社の最新売り上げ実績では、欧州での電気自動車の売り上げは、24%減少し、中国では前年度に比べ91%上昇したと報告している。一方、VW社の全車種の世界展開においては、3%の販売台数の増加となり、全販売台数が210万台で、主な販売先は、中国、南米、および北米となっている。
内燃機関エンジン車の販売は、4%増加し、販売台数では197万台に達し、電気自動車販売台数のわずか3%の減少と販売台数13.64万台となった結果を補償することとなった。...
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4月10日付けのVW社の最新売り上げ実績では、欧州での電気自動車の売り上げは、24%減少し、中国では前年度に比べ91%上昇したと報告している。一方、VW社の全車種の世界展開においては、3%の販売台数の増加となり、全販売台数が210万台で、主な販売先は、中国、南米、および北米となっている。
内燃機関エンジン車の販売は、4%増加し、販売台数では197万台に達し、電気自動車販売台数のわずか3%の減少と販売台数13.64万台となった結果を補償することとなった。しかし、電気自動車については、中国での販売台数の増加(+91%)は欧州での減少(-24%)を補いきれず、3%の減少となった。
しかし、VW社の発表では西ヨーロッパでの電気自動車の発注件数は、1月から3月までに増加しており、昨年の同時期に比べて、+154%も増えているという。。
これは、約16万台の発注件数に相当するという。
VW社のウォルトマン取締役によると、「電気自動車市場が厳しい環境にある中で、第1回4半期にVW社は堅調な供給を行ったが、多様化する製品群に対して変動する市場の需要に答えられるようにすることと、特に電気自動車の生産については柔軟性を持たせる必要がある。」と語った。さらに、「電気自動車の発注が最近3か月増えていることから、今後もこの分野の受注が増えると予測できることと、30項目のモデル変更を行ったので、数か月後には売り上げが増加すると確信している。」と付け加えた。
なお、2月に欧州議会で、2035年からガソリン車やディゼル車の販売を禁止法案が可決されたが、この新しい法規はEUにおける気候変動を食い止めるために制定され、これにより電気自動車への乗り換えが加速されるものと期待されていた。しかし、2024年第1四半期での電気自動車の売り上げは減少した。 理由としては、‘世界経済フォーラム’レポートでは、価格が上昇したことと、充電ステーションのインフラが今なお不足していることを挙げている。
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