事件後、１か月経ってから窃盗犯はアヤ・ナカムラに電話をかけてきて、タブレットを保有していることを伝え、その中に収められている映像の一部について語り、確かに歌手の私有物であることを納得させた。...

事件後、１か月経ってから窃盗犯はアヤ・ナカムラに電話をかけてきて、タブレットを保有していることを伝え、その中に収められている映像の一部について語り、確かに歌手の私有物であることを納得させた。ビデオ映像をSNSに流さないことを条件に、アヤ・ナカムラに25万ユーロ（＝約3400万円）を要求してきた。

恐喝犯人は、その後もアヤ・ナカムラに何度も電話をかけてきて、ゆすりを繰り返していると訴えた。そのため、彼女は1月末に提訴を行い、司法当局は押し入り強盗と恐喝の疑いで犯罪調査を開始した。

司法当局による犯罪調査と並行して、アヤ・ナカムラは、ネット上にヒット曲‘ジャジャ’と‘プーキー’を配信し、世界的なブームとなり、1月27日には4番目のアルバム、DNKをリリースしている。　さらに、5月に予定されているパリでの３回のコンサートの予約席は数時間で満席になったという。

フランスでも、富裕層や有名人を狙った窃盗や電話を使った犯罪が増えているという。