1月5日木曜日、米国とドイツはウクライナに各々、歩兵用の装甲車ブラッドレイ型およびマルデル型の装甲車を供与すると発表した
さらにドイツは、ウクライナへの軍事支援強化を求める国際的な圧力により、軽量装甲車に加えて、米国に倣って対空防御システム、パトリオットを供与することを約束した。
米国とドイツの共同コニュニケによると、米国のバイデン大統領とドイツのショルツ首相間の電話会議でウクライナを支援するための互いの決意を確認した後、軽量装甲車の供与が発表されたという。...
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1月5日木曜日、米国とドイツはウクライナに各々、歩兵用の装甲車ブラッドレイ型およびマルデル型の装甲車を供与すると発表した
さらにドイツは、ウクライナへの軍事支援強化を求める国際的な圧力により、軽量装甲車に加えて、米国に倣って対空防御システム、パトリオットを供与することを約束した。
米国とドイツの共同コニュニケによると、米国のバイデン大統領とドイツのショルツ首相間の電話会議でウクライナを支援するための互いの決意を確認した後、軽量装甲車の供与が発表されたという。
なお、フランスは1月4日水曜日、ウクライナに軽量戦車AMX-10 RC型を供与することをすでに発表している。この事実が、これまで引っ込み思案ぎみであったドイツのショルツ首相の軽量装甲車供与の決断に至ったと見られる。
ドイツの『シュピーゲル誌』によると、ドイツのマルデル型装甲車の供与機数は20から40にのぼるものと予測されている。
ウクライナの近隣のヨーロッパ諸国は、すでに旧ソビエト型の戦車をウクライナに提供しているが、ウクライナが再三、希望していた欧米型の戦車のウクライナへの供与はこれまでなかった。
なお、ウクライナとしては、さらに強力な装備を持つ攻撃的な戦車、たとえばドイツのレオパルド2型の供与を要求している。
しかし、将来的にレオパルド2型などの攻撃的な戦車が供与されるまでに至らず、ウクライナ軍の軽量装甲車の活躍で終結することが望ましい。
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