制限速度を大幅に超えていたドライバーは、罰金だけでなく運転免許証も押収されるのが道理である。しかし、ベルギーの司法制度から起訴されることはないことが判明した。

仏紙『ルドフィネ』によると、当時警察が使用していたNK7レーダーは、勅令で取り締まり範囲として時速30～300kmに限定されていたため、時速300km以上では撮影できない設定になっていた。...

制限速度を大幅に超えていたドライバーは、罰金だけでなく運転免許証も押収されるのが道理である。しかし、ベルギーの司法制度から起訴されることはないことが判明した。

仏紙『ルドフィネ』によると、当時警察が使用していたNK7レーダーは、勅令で取り締まり範囲として時速30～300kmに限定されていたため、時速300km以上では撮影できない設定になっていた。車の写真がないため、車両の種類もナンバープレートの情報も持っておらず、運転者を特定することができなかったため、罰金を科すことができていない。

この制限は技術的なものではなく、勅令による管理上のものだと、レーダーのサプライヤーは述べている

仏誌『ルポワン』は、ベルギーでは、ドライバーは時速300km以上のスピードで走行することが認められているという結論になる、と指摘している。