【新型コロナ海外情勢】
イタリア・接種証明など携帯義務化で抗議デモ(10月10日)
イタリアで働くすべての人に新型コロナワクチンの接種証明などの携帯が今月15日から義務づけられるのを前に、これに反対する人たちの大規模な抗議デモが行われた。
イタリアの首都ローマで行われた抗議デモで、参加者が広場を埋め尽くし、一斉に「自由を!」などと声を上げている。 イタリア政府は新型コロナワクチンの接種を加速させ感染の拡大を食い止めるため、働くすべての人にワクチンの接種証明、または検査による陰性証明などの携帯を義務づけることを先月決めた。...
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ブラジル・新型コロナ死者・累計60万人超に(10月9日)
ブラジルの保健当局は8日、新型コロナに感染して死亡した人の累計が60万425人になったと発表した。
リオデジャネイロ市では地元の市民団体が亡くなった人たちを悼む白い布を海岸に並べ「政府の感染対策に責任がある」と抗議していた。 一方、ブラジルでは死者の数は減少傾向にあることからリオデジャネイロ市が来年2月に予定されているリオのカーニバルを通常の規模で開催する意向を示すなど、大規模な催しへの規制を緩和する動きが相次いでいる。...
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パリコレクション・「ワクチンパスポート」活用し開催(10月2日)
世界のファッションブランドが集まるパリコレクションで、いわゆるワクチンパスポートを活用してショーが開かれている。
今年のコレクションでは招待状に加えて、ワクチンパスポートを提示しないと入場できなくなった。 来年春夏のパリコレクション公式プログラムには約100のブランドが参加してた。 入場する際にワクチンの接種証明が必要で、会場の入り口には長い列ができた。新型コロナの影響でオンラインでの開催が目立つが、ワクチン接種が進んだこともあり今年は去年の2倍の40のブランドが実際にショーを開いた。...
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インド・モディ首相“ワクチン輸出・近く再開”(9月26日)
インド・モディ首相は国連総会で演説し、新型コロナのワクチンの輸出を近く再開すると述べた。
インドは世界的なワクチンの製造拠点だが、国内での爆発的な感染拡大を受け4月以降、輸出を停止していた。モディ首相としては国連総会の場で宣言することで、世界の感染対策に貢献する姿勢を強調した形である。 また、インド太平洋地域で海洋進出の動きを強める中国を念頭に「海洋を拡大と排除の競争から守らなければならない」などと述べ、国際社会が一致して対応する必要性を強調した。...
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接種証明・欧米各地・対応さまざま(9月14日)
ワクチン接種証明を義務付ける動きは欧米などで広がっている。
しかしワクチン接種証明導入状況を巡っては、ニューヨーク市、フランス、イタリア、デンマークなどで様々な反応が起きている。 一方、デンマークではことし4月から接種証明の提示を義務化してきたが、ワクチンの接種が進んだことを理由に今月10日から提示は不要になった。 英国・イングランドでは今月末をめどに証明の提示義務づける方針を示したが、“接種をしていない人に対する差別だ”など反発する声が強まっていて、導入は見送られる見通しである。 「新型コロナ海外情勢」内の検索 |