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トランプ陣営「今の流れは逆風」国民に向け演説・準備か(6月10日)
党派を超えて人気のあるパウエル元国務長官は大統領選で民主党のバイデン候補に投票すると明言した。
さらにブッシュ元大統領も「再選を支持しない」方針と報じられる。特に気になっているのが黒人票である。明海大学・小谷哲男教授は「11月の選挙で黒人が再び65%近い投票率を見せるなら、トランプ大統領にとっては不利になる可能性がある」とコメントした。
小谷教授によると「トランプ大統領としては国民の団結を促す演説を今用意している」とし、演説の準備は早急に進められ、準備でき次第行われる。...
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党派を超えて人気のあるパウエル元国務長官は大統領選で民主党のバイデン候補に投票すると明言した。
さらにブッシュ元大統領も「再選を支持しない」方針と報じられる。特に気になっているのが黒人票である。明海大学・小谷哲男教授は「11月の選挙で黒人が再び65%近い投票率を見せるなら、トランプ大統領にとっては不利になる可能性がある」とコメントした。
小谷教授によると「トランプ大統領としては国民の団結を促す演説を今用意している」とし、演説の準備は早急に進められ、準備でき次第行われる。
複数の米国メディアは、トランプ大統領が今後2週間以内に大規模な支持者集会を再開する計画で、陣営の責任者が数日以内にトランプに対し候補地や安全対策などを示す予定だと伝えている。
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トランプ大統領・再選危うし!(6月5日)
米国での抗議デモが広がっている。再選を目指すトランプ大統領が窮地に立たされている。
秋の大統領選まで5か月を切り、ツイッターで強気の発言の一方、支持率低下に焦るトランプ大統領だが、最近の世論調査で、トランプ大統領は激戦州のほとんどで民主党・バイデン前副大統領にリードされ、共和党が地盤とする州でも追い上げられている。
背景にあるのは人種差別問題で、トランプ大統領は人種問題と正面から向き合わず、対立を煽るかのような言動を繰り返し、軍の動員も辞さないという姿勢が批判を招いている。...
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米国での抗議デモが広がっている。再選を目指すトランプ大統領が窮地に立たされている。
秋の大統領選まで5か月を切り、ツイッターで強気の発言の一方、支持率低下に焦るトランプ大統領だが、最近の世論調査で、トランプ大統領は激戦州のほとんどで民主党・バイデン前副大統領にリードされ、共和党が地盤とする州でも追い上げられている。
背景にあるのは人種差別問題で、トランプ大統領は人種問題と正面から向き合わず、対立を煽るかのような言動を繰り返し、軍の動員も辞さないという姿勢が批判を招いている。
しかも新型コロナウイルス感染拡大による社会不安と雇用の落ち込みがドミノ倒しのように連鎖して対立激化を助長している面もある。失業率はさらなる悪化が避けられそうにない。
共和党からも人種問題や格差問題に取り組むよう求める声も出ている。
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米国黒人男性死亡事件・連邦軍の派遣・現時点では必要ない(6月4日)
3日、保守系メディアのテレビのインタビューに応じた米国・トランプ大統領は、現時点では連邦軍の派遣は必要ないという見通しを示した。
一方、オバマ前大統領はインターネット上で開かれた集会に参加し、抗議デモだけではなく選挙で投票し政治を通じてチェンジ変革を実現し問題を解決していこうと呼びかけた。
また、米国の雑誌アトランティックは3日、マティス前国防長官の寄稿を掲載した。
マティス前国防長官は、「ドナルドトランプは米国国民をまとめようとしない。...
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3日、保守系メディアのテレビのインタビューに応じた米国・トランプ大統領は、現時点では連邦軍の派遣は必要ないという見通しを示した。
一方、オバマ前大統領はインターネット上で開かれた集会に参加し、抗議デモだけではなく選挙で投票し政治を通じてチェンジ変革を実現し問題を解決していこうと呼びかけた。
また、米国の雑誌アトランティックは3日、マティス前国防長官の寄稿を掲載した。
マティス前国防長官は、「ドナルドトランプは米国国民をまとめようとしない。そして、そのふりすらしない、私の人生で初めての大統領だ。彼は私たちを分断しようとしている」としてトランプ大統領を厳しく批判した。
米国のメディアは異例の批判として大きく伝えている。
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米国国防長官・連邦軍動員に反対(6月4日)
米国で起きた黒人死亡事故への抗議デモの対応を巡り、国防長官が連邦軍の動員に反対する考えを表明した。
米国のエスパー国防長官は記者会見で「連邦軍の現役部隊を治安維持で使うのは最終手段」と指摘し「今はそういう状況にない」と断言した。
トランプ大統領は鎮圧に向けて、州兵の動員が不十分と判断した場合、指揮下にある連邦軍を派遣する考えを示していた。
国防総省によると、連邦軍兵1600人が首都ワシントンの近郊に移動して、デモが激しくなった場合に備えているがこれまで治安維持活動は始めていない。...
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米国で起きた黒人死亡事故への抗議デモの対応を巡り、国防長官が連邦軍の動員に反対する考えを表明した。
米国のエスパー国防長官は記者会見で「連邦軍の現役部隊を治安維持で使うのは最終手段」と指摘し「今はそういう状況にない」と断言した。
トランプ大統領は鎮圧に向けて、州兵の動員が不十分と判断した場合、指揮下にある連邦軍を派遣する考えを示していた。
国防総省によると、連邦軍兵1600人が首都ワシントンの近郊に移動して、デモが激しくなった場合に備えているがこれまで治安維持活動は始めていない。
トランプ政権の中でも「融和を目指すべきだ」という声が広がってきている。
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黒人男性死亡1週間・収束見通し立たず(6月2日)
米国で白人の警察官に取り押さえられた黒人男性が死亡した事件から1週間になる。全米に広がった抗議デモは依然として続いていて事態が収束する見通しは立っていない。
事件があったのは中西部ミネソタ州のミネアポリスで、先月25日、黒人の男性が白人の警察官にひざで押さえつけられて死亡した。1日、男性の兄弟が追悼集会が開かれている現場を訪れた。
米国では事件の前にも警察の対応が人種差別的だと批判される事件が相次いでいて抗議するデモが一気に全米に広がった。...
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米国で白人の警察官に取り押さえられた黒人男性が死亡した事件から1週間になる。全米に広がった抗議デモは依然として続いていて事態が収束する見通しは立っていない。
事件があったのは中西部ミネソタ州のミネアポリスで、先月25日、黒人の男性が白人の警察官にひざで押さえつけられて死亡した。1日、男性の兄弟が追悼集会が開かれている現場を訪れた。
米国では事件の前にも警察の対応が人種差別的だと批判される事件が相次いでいて抗議するデモが一気に全米に広がった。
参加者が片膝をついて抗議の意思を表し、男性への祈りを捧げていたところ、警戒にあたっていた警察官も加わって連帯の気持ち表した。
一方、一部の参加者が暴徒化し、暴動に発展する事態も相次いでいる。ニューヨークやロサンゼルスなど複数の都市で店舗での略奪が起き、AP通信によると、これまでに4400人以上が拘束されたという。
さらにデモによる混乱の中で5つの州で銃撃事件が起き、6人が死亡している。こうした事態に亡くなった男性の兄弟が「これは何にもならない。頼むから平和的にやってくれ」と訴えた。
ただ今回事態が深刻化した背景にはさらに複雑な要因が関係しているという見方もある。ある調査では黒人は新型コロナウイルスによる人口10万人当たりの死者数がほかの人種と比べ2倍以上多く、感染の拡大がもともとあった人種間の格差を浮き彫りにしていると指摘されている。
事件から1週間となる1日もニューヨークなど複数の都市で抗議デモが呼びかけられていて事態が収束する見通しは立っていない。
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