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日韓外相会談・「徴用」めぐる問題議論か(1月15日)
日本と韓国の間の「徴用」をめぐる問題が、先ほどから行われている日韓外相同士の会談で話し合われているとみられる。
この問題について韓国・文在寅大統領は年頭の記者会見で「日本も解決策を示し、韓国と知恵を合わせ一緒に考えるべきだ」と述べ、日本側に対応を求めた。
これについて菅官房長官は「コメントすることを差し控えたい。
韓国に対し国際法違反状態の是正を引き続き強く求めていく考えに変わりない」と述べた。...
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日本と韓国の間の「徴用」をめぐる問題が、先ほどから行われている日韓外相同士の会談で話し合われているとみられる。
この問題について韓国・文在寅大統領は年頭の記者会見で「日本も解決策を示し、韓国と知恵を合わせ一緒に考えるべきだ」と述べ、日本側に対応を求めた。
これについて菅官房長官は「コメントすることを差し控えたい。
韓国に対し国際法違反状態の是正を引き続き強く求めていく考えに変わりない」と述べた。
茂木外相は「徴用」めぐる問題で、カンギョンファ外相との会談で“日韓関係悪化の根底にある両国間最大の課題”として韓国政府の責任で日本側が受け入れ可能な解決策を示すよう改めて求めたものとみられる。
また韓国が見直しを求めている輸出管理の問題については“韓国側との政策対話を重ねたうえで判断”と日本の立場を説明したものとみられる。
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前法相の逮捕状・裁判所が請求棄却(12月27日)
韓国の大統領府が、収賄疑惑の内部監察を不正に打ち切ったとされる問題に関連し、韓国の裁判所は、職権乱用の疑いで検察が行ったチョ国法相の逮捕状の請求を棄却した。
韓国の大統領府をめぐっては、釜山市の前の副市長が、以前政府の金融委員会の幹部を務めていた際に、収賄の疑惑が浮上したにもかかわらず、内部監察を不正に打ち切ったとする問題が取りざたされている。
検察は、当時大統領府で監察を担当する民情首席室のトップだったチョ前法相に、職権乱用の疑いがあるとして逮捕状を請求し、裁判所はこれを認めるか審査していたが、きょう未明請求を棄却したと発表した。...
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韓国の大統領府が、収賄疑惑の内部監察を不正に打ち切ったとされる問題に関連し、韓国の裁判所は、職権乱用の疑いで検察が行ったチョ国法相の逮捕状の請求を棄却した。
韓国の大統領府をめぐっては、釜山市の前の副市長が、以前政府の金融委員会の幹部を務めていた際に、収賄の疑惑が浮上したにもかかわらず、内部監察を不正に打ち切ったとする問題が取りざたされている。
検察は、当時大統領府で監察を担当する民情首席室のトップだったチョ前法相に、職権乱用の疑いがあるとして逮捕状を請求し、裁判所はこれを認めるか審査していたが、きょう未明請求を棄却したと発表した。
裁判所は、容疑は認めつつも、犯罪の重大性や証拠隠滅のおそれがないとしている。
今回の逮捕状請求について、チョ前法相は「逮捕状の内容には同意できない」と述べて、検察を批判したほか、大統領府は内部監察の対応に問題はなかったという立場を示している。
韓国のメディアは、検察はチョ前法相の捜査を続ける方針だと伝えていて、今後文政権と検察の対立が激しさを増すことも予想される。
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関係改善に向かうのか・きょう日韓首脳会談(12月24日)
中国を訪れている安倍総理。きょうは、四川省の成都で中国の李克強首相と韓国の文在寅大統領との日中韓3か国の首脳会議に臨む。
北朝鮮が米国との非核化交渉の期限とする年末を前に挑発的な姿勢を強めていることを踏まえて、安倍総理大臣は朝鮮半島の非核化や拉致問題の解決に向けて3か国の連携を確認したい考えで、終了後、3首脳が共同で成果を発表することにしている。
その後、安倍総理大臣は去年9月以来、およそ1年3か月ぶりに日韓首脳会談を行うことにしている。...
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中国を訪れている安倍総理。きょうは、四川省の成都で中国の李克強首相と韓国の文在寅大統領との日中韓3か国の首脳会議に臨む。
北朝鮮が米国との非核化交渉の期限とする年末を前に挑発的な姿勢を強めていることを踏まえて、安倍総理大臣は朝鮮半島の非核化や拉致問題の解決に向けて3か国の連携を確認したい考えで、終了後、3首脳が共同で成果を発表することにしている。
その後、安倍総理大臣は去年9月以来、およそ1年3か月ぶりに日韓首脳会談を行うことにしている。
きのう出発前には関係悪化のきっかけとなった徴用を巡る問題について、事態の打開に向けた対応を求める考えを強調した。徴用をめぐる問題で注目されているのが先週、韓国国会のムンヒサン議長提出の法案である。
日韓の企業や国民の寄付で財団を作り、原告などに慰謝料を支払う。財源は寄付であり強制はしないというものだ。
慰謝料を受け取った人は損害賠償を求めたりする請求権放棄したものとみなすというもの。韓国国民の反応は賛成と反対、双方の声が聞かれた。
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安倍総理きょうから中国訪問(12月23日)
安倍総理大臣はきょう午後、北京で中国の習近平国家主席と会談する予定。来年春の習主席の国賓としての日本訪問に向けて、新たな日中関係についても意見を交わしたい考えである。
そして注目されるのが日韓首脳会談であるが、先月上旬、韓国・文在寅大統領と訪問先のタイで短時間ことばを交わした。
正式な首脳会談としては1年3ヵ月ぶりとなる。徴用巡る問題で日韓関係が悪化する中、韓国政府は先月下旬。ここにきて両国に一歩前進とみられる動きも出ている。...
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安倍総理大臣はきょう午後、北京で中国の習近平国家主席と会談する予定。来年春の習主席の国賓としての日本訪問に向けて、新たな日中関係についても意見を交わしたい考えである。
そして注目されるのが日韓首脳会談であるが、先月上旬、韓国・文在寅大統領と訪問先のタイで短時間ことばを交わした。
正式な首脳会談としては1年3ヵ月ぶりとなる。徴用巡る問題で日韓関係が悪化する中、韓国政府は先月下旬。ここにきて両国に一歩前進とみられる動きも出ている。
日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の維持を決めたほか、先週、韓国向けの輸出管理について局長級の政策対話が3年ぶりに行われた。
また、日本政府は半導体などの原材料のうち「レジスト」と呼ばれる品目について、日韓の特定の企業同士の取引に限って、運用を一部見直した。注目は韓国側の出方である。
こうした中で開かれる首脳会談で安倍総理大臣は関係悪化の原因となった徴用を巡る問題で韓国政府の責任で解決策を示すよう改めて求める考えで韓国側がどのような姿勢を示すかが焦点で解決の糸口を見いだせるか不透明である。
日韓関係が改善されるかが注目される。
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米国の恐ろしさを感じる韓国(12月17日)
米韓関係は株と為替の動向にも影響を与えている。市場はリスクに過敏であり、基本的に米韓関係が落ち着いていなければ、韓国にお金は置いておけないということになる。韓国は国際金融市場の中で非常にボラティリティ(変動)の大きなマーケットと言われている。つまり政治的な要因や軍事的要因に非常に翻弄されやすい市場といえる。そういう中でGSOMIAの問題というのは大きかった。これに合わせるかのように国際格付け機関ムーディーズが韓国に対して厳しいコメントを出し、市場は一旦引いて様子見ムードになった。...
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米韓関係は株と為替の動向にも影響を与えている。市場はリスクに過敏であり、基本的に米韓関係が落ち着いていなければ、韓国にお金は置いておけないということになる。韓国は国際金融市場の中で非常にボラティリティ(変動)の大きなマーケットと言われている。つまり政治的な要因や軍事的要因に非常に翻弄されやすい市場といえる。そういう中でGSOMIAの問題というのは大きかった。これに合わせるかのように国際格付け機関ムーディーズが韓国に対して厳しいコメントを出し、市場は一旦引いて様子見ムードになった。ただ、現在は米中と欧州情勢がセットで回復したことを受けて世界的にマーケットが上昇気流になったため、その流れで韓国もつられて上がっている。
韓国に対して市場が警戒しているという基本的動向は変化していない。米国を敵に回した国にお金は回ってこないと言っても過言ではない。それ以前に韓国ではすでに少子高齢化が始まっていて体力が弱まっているということがあり、成長率も今年は2%すら行っていないし、来年も良く見積もっても2.0か2.1。経済も悪く、その上さらに米国との関係も悪い。この状態では市場が引いてしまうのも無理もない。
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