11/12 フジ「アウト×デラックス」 (第8回)
「アウト×デラックス」は「独特な個性を持った素人やゲストらの“アウトな部分”をマツコとナインティナインの矢部浩之、坂上忍がトークで引き出す」のがコンセプトのサブカル色強めの番組。
今回はピンク映画の監督としてデビューし、一般映画に進出、海外の映画祭でも様々な賞を獲得している女性映画監督・浜野佐知が登場。男社会への不満について話した。
なんでも浜野は男そのものが嫌いなのではなく、男が作った文化や社会が嫌いなのであり、浜野いわく「日本は“男ジャパン”でできていてそこに腹がたつ」のだという。
そこでマツコが「じゃあ、ピンク映画ってどういう作風のを作っているのか?そもそもピンク映画って男性目線的なもののはずではないのか」とすかさず突っ込みをいれた。...
全部読む
「アウト×デラックス」は「独特な個性を持った素人やゲストらの“アウトな部分”をマツコとナインティナインの矢部浩之、坂上忍がトークで引き出す」のがコンセプトのサブカル色強めの番組。
今回はピンク映画の監督としてデビューし、一般映画に進出、海外の映画祭でも様々な賞を獲得している女性映画監督・浜野佐知が登場。男社会への不満について話した。
なんでも浜野は男そのものが嫌いなのではなく、男が作った文化や社会が嫌いなのであり、浜野いわく「日本は“男ジャパン”でできていてそこに腹がたつ」のだという。
そこでマツコが「じゃあ、ピンク映画ってどういう作風のを作っているのか?そもそもピンク映画って男性目線的なもののはずではないのか」とすかさず突っ込みをいれた。
これに対し浜野は「男が撮ったピンク映画というのは、女性の肉体や性を客体化するが、あくまでも(自分は)性の場において女性が主役である映画を撮っている」と主張。
さらに「結婚してようがしていまいが、“私は私”でみんな個人として生きればよい。そういう結婚という枠の中や、“えー結婚しててこんなことやってるの”というリアクションこそが男社会そのもので、家庭の中で夫がいて妻がいてという役割観がベースにあるからこそこうした発言が生まれる」との持論を展開した。
ここでマツコが「要するに男性の力によってやらざるを得ない状況になっていなければ、自ら進んで、例えばマドンナとかのように、逆に露出したりとか、性を見せることを女性の解放として表現しているけど、そういう角度であれば同じことをしていても意味が違うということね」とまとめる。まとめる力もマツコは並みではない。さすが元編集者だけのことはある。
さらにマツコが「じゃあ、監督は男性的な興奮するみたいな作用はないわけではないのか?」と鋭い突っ込みを入れたところ…
「それはある」と答える浜野。
「えー(冷や汗)」と凍りつくマツコと矢部、坂上。
「女性見ても興奮すんだ?」とマツコ。
「だって、男見るより女見たほうが興奮するでしょ?」と浜野。
マツコと矢部の空気を読んだ浜野はその理由について「だから男が嫌いなんだって!旦那がいるからといって男が好きなわけじゃあない。犬だって猫だって亀だっていい。なんで男じゃないといけないの」とぶちきれた。
最初、浜野は“男そのものが嫌いなのではない”と発言していたはずだが…
マツコがここで「本当にだから自由なのね、その時の感じなのよね」とフォローを入れる。全方位的に気を配れるところもマツコ人気の理由のひとつだ。
この後、番組は下ネタNG発言を連発し、わけのわからない感満載で終了。
閉じる
11/10 日テレ「月曜から夜ふかし」 (第7回)
「月曜から夜ふかし」は「世間で話題となっている様々な件に対して、ちょっとだけ首を突っ込んだり突っ込まなかったりする」がコンセプト。マツコと関ジャニ∞の村上が、世間で密かに話題になっていることを調査した映像を鑑賞し、2人でトークする。
今回は福島県のひろしさんからの「飯坂温泉には9つの共同浴場があるのですが、天王寺穴原湯というところが熱過ぎて入れませんでした。なぜそんなに熱いのか調べてください」との調査依頼。
取材班はさっそく福島県の天王寺穴原湯を調査した。
天王寺穴原湯に到着。湯の温度を測ってみるとおよそ50℃。なぜこんなにも熱いのか?
福島市商工観光部主任の野地由紀夫氏は「ここの場合は1つの源泉で直接ここまで持ってきているが、それでも56℃。ライオンの出口から常に出てくる」と語る。
番組スタッフが「冷やそうと思わないのか」と訊ねると…
野地氏は「これ、昔からそのままで加温も加水もしていなくて、源泉をそのまま流している。...
全部読む
「月曜から夜ふかし」は「世間で話題となっている様々な件に対して、ちょっとだけ首を突っ込んだり突っ込まなかったりする」がコンセプト。マツコと関ジャニ∞の村上が、世間で密かに話題になっていることを調査した映像を鑑賞し、2人でトークする。
今回は福島県のひろしさんからの「飯坂温泉には9つの共同浴場があるのですが、天王寺穴原湯というところが熱過ぎて入れませんでした。なぜそんなに熱いのか調べてください」との調査依頼。
取材班はさっそく福島県の天王寺穴原湯を調査した。
天王寺穴原湯に到着。湯の温度を測ってみるとおよそ50℃。なぜこんなにも熱いのか?
福島市商工観光部主任の野地由紀夫氏は「ここの場合は1つの源泉で直接ここまで持ってきているが、それでも56℃。ライオンの出口から常に出てくる」と語る。
番組スタッフが「冷やそうと思わないのか」と訊ねると…
野地氏は「これ、昔からそのままで加温も加水もしていなくて、源泉をそのまま流している。経費の面から考えても、なかなか適温で43℃とか44℃っていうのはできないのが現状」と開き直る。
適温にするなら水を入れればいいのだが、常連さんがこの状態で入っているので初心者が水を入れるのははばかられる雰囲気になっている。
せっかく取材に来たので番組スタッフがひとっ風呂入ってみることにした。
この後のスタッフの入浴部分が放送ではなんとカットされていた。これに対するマツコの反応が楽しみだったが、「なんだよー」と言っただけ。視聴者としてはこの入浴部分こそ一番見たかった部分であることは間違いない。それにしても56℃のお湯をそのまま一般のお客に提供しているというのはやや問題なのではと思うのは私だけだろうか?
閉じる
11/4 テレ朝「マツコ&有吉の怒り新党」 (第6回)
「マツコ&有吉の怒り新党」は視聴者から寄せられた日々の怒りメールに対して、マツコと有吉弘行が解決策や改善策を提案していく人気番組。
今回視聴者から寄せられたメールのうちのひとつ、高知から関東へ卒業旅行予定の22歳女性大学生からの質問。
「先日、友人とダーツの旅の要領で卒業旅行先を決めました。そうしたら栃木と千葉と埼玉へ行くことになってしまい、どうがんばってもテンションが上がりません。そこまで行って神奈川にも東京にも行けないなんて。少しでも楽しい旅行にするためにはどうしたらいいでしょうか。おすすめのルートを教えてください」。
このメールに対しマツコが「好きなとこ行けよ!!そしたら!!」「なんだよ!そのダーツ縛りは??」「別にカメラがついてくるというわけでもないんだろうが!癇に障るメールだわ!」「なーに馬鹿にしてんだよ!」「最初から神奈川と東京行けよ!」と早速大声でぶちきれた。
この発言が象徴しているが、マツコは一発目のリアクションが早く、的確で、確実に視聴者をつかむリアクションができ、そのオーバーアクションで笑いもとれる。
さて、冷静になったマツコだが、栃木と千葉と埼玉の良さを改めて考え、「うーん、やっぱり栃木って(この3つの中では)強いわね。...
全部読む
「マツコ&有吉の怒り新党」は視聴者から寄せられた日々の怒りメールに対して、マツコと有吉弘行が解決策や改善策を提案していく人気番組。
今回視聴者から寄せられたメールのうちのひとつ、高知から関東へ卒業旅行予定の22歳女性大学生からの質問。
「先日、友人とダーツの旅の要領で卒業旅行先を決めました。そうしたら栃木と千葉と埼玉へ行くことになってしまい、どうがんばってもテンションが上がりません。そこまで行って神奈川にも東京にも行けないなんて。少しでも楽しい旅行にするためにはどうしたらいいでしょうか。おすすめのルートを教えてください」。
このメールに対しマツコが「好きなとこ行けよ!!そしたら!!」「なんだよ!そのダーツ縛りは??」「別にカメラがついてくるというわけでもないんだろうが!癇に障るメールだわ!」「なーに馬鹿にしてんだよ!」「最初から神奈川と東京行けよ!」と早速大声でぶちきれた。
この発言が象徴しているが、マツコは一発目のリアクションが早く、的確で、確実に視聴者をつかむリアクションができ、そのオーバーアクションで笑いもとれる。
さて、冷静になったマツコだが、栃木と千葉と埼玉の良さを改めて考え、「うーん、やっぱり栃木って(この3つの中では)強いわね。日光はやっぱりすごいし、リゾート地もあるし、宇都宮も餃子の食べ歩きとかできるし、やっぱ強いわ栃木は」と栃木別格発言。
「そう考えると千葉ってやっぱり、ディズニーランドを取ってしまったら…」とマツコが言おうとしたその時。
「おっさんがゴルフに行くというイメージしかない」と有吉が口を挟む。
これにマツコが「そーなのよ!あの羽田に降りるときに木更津から飛行機がまわってくると蛆虫がはっているようなゴルフ場ばっかり(が見える)、あれはもう作りすぎよ、何とかして欲しい」と過剰反応を見せた。
千葉ネタが出る度にマツコの自虐的千葉批判スイッチが入る。この後、番組は埼玉の見所にじゃらんのデータを基に言及、最後もまた千葉の食べ物の話に。
マツコ「千葉って宇都宮の餃子ほどパンチのある名物はないわよ」「でも、海沿いをずっと回ればそれはそれで面白いかも」。
番組的には「やっぱ行くのは栃木がいいかも」との結論に落ち着いた。
閉じる
11/3 日テレ「月曜から夜ふかし」 (第5回)
今回は我々の生活から切っても切れない様々な音に関する意外な事実を紹介した。
まずは知っておきたい音に関する豆知識のひとつ。Suicaの音。Suicaで改札を通るとピッという電子音がする。
しかし、別の通過音も存在するのだという。
それがピピピッと3回音が鳴るバージョンだ。
これは残高が1000円以下を知らせる音だが、そんな音は鳴らないという人も多い。
実は駅員に設定をお願いしないとこの音は鳴らないとのこと。
マツコいわく「最初からつければいいのに!」。
他にも消防車でウーウーというサイレン音だけのものは火災以外の出動(自然災害や交通事故などの救助、救急隊の支援活動)で使用するのだという。一方、火災現場に向かう時はウーカンカンカンというサイレンと鐘の音をミックスした音。このように音を使い分けることで近隣住民に火災か否かを知らせているのだという。
また、花火が発する音は笛に詰め込まれている火薬が燃えるときにヒューという燃焼音を出しているのだという。
最後に松たか子のレットイットゴー(ありのままで)のキーを下げるとマツコが歌っているように聞こえるということで実際に下げてみたところ、
確かにマツコが歌っているように聞こえる。これに対して本人の反応は。
マツコは「大体(キーを下げると)ああいうオカマみたいな声になるものよ!」と見事なおち。
10/29 テレ朝「夜の巷を徘徊する」 (第4回)
「夜の巷を徘徊する」は「夜の街をマツコが気の向くまま“徘徊”し、様々な場所で出会った人々とアドリブトークを楽しむ」のがコンセプト。「スタジオでトーク」のイメージが強いマツコが、全編ロケに挑戦するのも異色だ。この番組の特番ではマツコがトヨタ自動車の工場に出没、豊田章男社長が直々にマツコに工場を案内し周囲の度肝を抜いたのは記憶に新しい。
今回はマツコが東京都足立区の某スーパーマーケットに登場。
マツコの爆買いの模様をただ、ひたすら放送。
こうしたアヴァンギャルドな番組が成立するのもマツコブランドがなせる業だろう。時々間を持たせるために「子ども、何人いる?」とスタッフいじりを展開するマツコ。
番組スタッフの家族のために買い物。スタッフへのやさしい心配りも現在のマツコ人気を支えている要素のひとつだ。
と、その時、マツコがご当地カレーを発見。何十種類はあるだろうか。
全てのご当地カレーの爆買いを敢行するマツコ。一点ずつ丁寧に丁寧にパッケージを見せつつ買い物カゴにゆっくりと放り込んでいく。
企業からの受けがいい秘密がこうした何気ないマツコの動作に隠されている。...
全部読む
「夜の巷を徘徊する」は「夜の街をマツコが気の向くまま“徘徊”し、様々な場所で出会った人々とアドリブトークを楽しむ」のがコンセプト。「スタジオでトーク」のイメージが強いマツコが、全編ロケに挑戦するのも異色だ。この番組の特番ではマツコがトヨタ自動車の工場に出没、豊田章男社長が直々にマツコに工場を案内し周囲の度肝を抜いたのは記憶に新しい。
今回はマツコが東京都足立区の某スーパーマーケットに登場。
マツコの爆買いの模様をただ、ひたすら放送。
こうしたアヴァンギャルドな番組が成立するのもマツコブランドがなせる業だろう。時々間を持たせるために「子ども、何人いる?」とスタッフいじりを展開するマツコ。
番組スタッフの家族のために買い物。スタッフへのやさしい心配りも現在のマツコ人気を支えている要素のひとつだ。
と、その時、マツコがご当地カレーを発見。何十種類はあるだろうか。
全てのご当地カレーの爆買いを敢行するマツコ。一点ずつ丁寧に丁寧にパッケージを見せつつ買い物カゴにゆっくりと放り込んでいく。
企業からの受けがいい秘密がこうした何気ないマツコの動作に隠されている。
番組の後半、スーパーで見かけた子どもに向かって唐突に「あんたカワイイね。何欲しい?欲しいもの買ってあげる」と声をかけるマツコ。
子どもが口ごもっていると、その母親が「車!」と叫ぶ。するとすかさず「買うわけないじゃないの!んなもん、これで我慢しなさいよ」とミニカーを指差すマツコ。
こうした絶妙な素人いじりもマツコの十八番である。地味で短いながらもマツコの技が光る渋い回だった。
閉じる
「マツコ人気を追う」内の検索