【隅田川シーズンズ】
有楽町、日比谷界隈、その不思議な街(その136) 2月3日、その日はJR有楽町駅を降りた。日比谷口に出ようとしたが、シャッターが閉まっており外に出られなかった。
昭和が感じられる建物や雰囲気と、現代が感じられる建物が混在している不思議さを感じさせてくれた。 日比谷の映画街に入ると、その入り口には「ミッドタウン日比谷」の超巨大なビルに目を奪われた。 そのまま街を歩くと、「スカラ座」や「ミユキ座」「東京宝塚」等の劇場がずらっと並んでいた。 帝国ホテル横に見ながら、少し歩くと、日生劇場が目に入ってきた。 日比谷通りに出て、右手を見ると、帝国劇場の大きな看板が見えた。 皇居近くのこの場所では、「帝国」と冠がつく、建物が目に付いた。 帰りに、4日に劇場の幕を下ろすという、「日劇」を訪ねた。 マリオンの11階にあるその劇場は、がらんとした4基の巨大なエスカレータがまばらな人を載せて動いているのが印象的だった。 それにしても、インテリアは優雅で、煌びやかであった。 旧日劇が幕を閉じてから、既に40年、この街はまた一つの転換点を迎えるのであろうか。 戻る |