じゅん菜池から里見公園を経て江戸川へ(その333)
1月3日、その日の9時ごろ、市川駅から20分ほどバスに乗って、じゅん菜池に行った。...
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1月3日、その日の9時ごろ、市川駅から20分ほどバスに乗って、じゅん菜池に行った。
池に着くと、近所の住民とみられる数人が入り口近くの鉄棒等で、体を解していた。
池の中を見ると、鴨が沢山泳いでいた。撮影に絶好の位置で三脚を開くと、餌でも振る舞うのかと勘違いした鴨たちが、クックという鳴き声をしながら、集まってきた。
暫く、ビデオカメラを回していると、その内に餌は諦めたのか、それぞれ散っていった。
札が立っており、そこには「餌をやらないで下さい」という旨のことが書いてあった。折角これだけ集まって、賑やかになったのであれば、パンの屑でも持ってきてやれば良かったと内心思った。
その数は、20羽以上になっていたのではないかと感じた。
それにしても、鴨も餌探しには、必死なのだなと頷いた。
少し歩くと、また鴨や鳥が集まって、遊んでいる情景があった。そこでは正に遊んでいるという表現がぴったりでとしていた。
あるものは、羽根の掃除をし、またある者は他の鴨たちと戯れていた。人間の営みに近いと思った。
その池を出て、登り坂を歩き、里見城の跡地である公園まで1キロほど歩いた。空は青く晴天であった。
更に、そこから江戸川に出ると、モーターボートと水上スキーに乗った人影が目の前に現れた。相当厚手のキルディングコートを着ていても、外に出ている手は凍るように冷たかった。見ている間にスキーがこけた。なかなか水から上がってこない。「大丈夫かな」と思いながら、江戸川沿いを市川方面へと歩いた。
市川駅に着き、時計を見ると、12時ごろであった。
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大晦日の霊峰富士、1日隅田川散歩、江戸川川面に映る夕陽(その332)
12月31日、朝10時ごろ、久しぶりに澄み切った青い空に、霊峰富士の雪景色姿が浮かんだ。...
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12月31日、朝10時ごろ、久しぶりに澄み切った青い空に、霊峰富士の雪景色姿が浮かんだ。
カメラを東に回すと、東京湾から房総半島までがくっきりと浮かんだ。
1月1日、朝10時ごろ、所用を済ませると、隅田川の遊歩テラスを散策した。
ガラガラの遊覧船が、風の無い、うららの隅田川を走っていた.
川面が時折、キラキラと輝いていた。
浅草雷門正面を巡ってみると、多くの見物客で入れ代わり立ち替わり、大賑わいであった。
夕方、4時過ぎに、自宅から江戸川堤に出かけてみると、丁度、夕陽が西に沈むところであった。スカイツリー、富士山、夕陽、水面、鉄橋が影絵の様に浮かんでいた。
3日夕方、西の空に目をやると、綺麗な紅に空が染まり、富士山の雄姿が浮かび出ていた。
晴天に恵まれた、年末年始であった。今年は良い年にしたい。
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サザンカも枯れた荒涼とした「亀戸公園」に2両連結の黄色い電車に乗って・・・(その331)
12月27日その日の朝、8時50分ごろ、市川駅から上り方面の総武緩行線に乗って、亀戸駅に向かった。...
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12月27日その日の朝、8時50分ごろ、市川駅から上り方面の総武緩行線に乗って、亀戸駅に向かった。
4つ目のその駅で降りると、2両編成の東武亀戸線に乗り換え、隣の亀戸水神駅で下車した。
数分歩くと、人影もまばらな亀戸公園に入り、サザンカの花を探すと、木々が枯れ荒涼とした中にその花は咲いていた。
見渡すと、冬の景色らしく葉の落ちた木々が、寒々と感じさせてはいたが、それでも広い公園の中に絵になるように立っていた。
暫く、盛りを過ぎたサザンカをビデオカメラに収め、旧中川の河原に降りてみると、3隻ほどのカヌーに人が乗り元気に漕いでいた。
東京スカイツリーの上部のアンテナが近くに見え、その辺りの地理的状況が分かった。
大きな総武線の鉄橋が目の前に迫っていた。その鉄橋をくぐり、また公園に戻り、サザンカの花を探し、散策すると、青い空に筋雲が浮いていた。
広くがらんとした、その公園に林立した木々は、それなりの冬の景色を演出していた。
時計を見ると10時半頃となっていたので、そろそろ帰ろうと駅に向かうと、道路と交差した踏切を2両編成の黄色い電車が駅へと向かっている様子が見えた。「ほう」と思い、改札を通ってホームに向かい、電車を待つ間に、2両編成の電車が、上下線でそれぞれホームに入ってくる様をビデオカメラに収めた。
都心の一角に、地方を感じる温かさを感じた一瞬であった。その日はその電車に乗り、来た時のルートで市川駅まで帰った。市川駅で時計を見ると11時少し過ぎた頃であった。
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