5月14日、その日10時近くになって、市川駅からJRに乗って、船橋で京成線に乗り換え、谷津バラ園に行った。
空は、一面雲がかかり、今にも雨が降ってきそうであった。
船橋駅や谷津駅に以前降りたのは、10年以上前のことだったと思う。
全く風景が変わっていた。
谷津駅から少し歩くと、そのバラ園に到着した。入場口付近からもバラの花園が見え、濃い色の花々が咲き誇っていた。
中に入ると、中央噴水に向かい、歩き始めると各バラの花壇にそれぞれのネームプレートが付けられ、興味深い名前のオンパレードであった。
初めてこのバラの園に足を踏み入れた私には、この世にはこんな沢山の種類のバラがあるのかと驚かされた。
5日に東京都北区にある「旧古河庭園」で見たバラの種類とは一桁違うほどの規模であった。
ヨーロッパの貴族たちに愛されたという歴史が、なんとなく頷ける豪華さであった。
また、ネーミングがユニークであった。「ヨハネパウロ2世」「クイーンエリザベス」とかの王様の名称や「プリンセスタカマツ」「プリンセスドウモナコ」等という女王などを冠したかと思えば、「ヘンリーフォンダ」等の銀幕の女優などの名前を採ったものとか、多彩であった。
バラの花、そのものの色や形も豊かであった。純白の白や少し黄色がかった白。真っ赤な花弁や濃い赤色のばら等バリエーションなどが色豊かであった。
バラ園の作りも、10ぐらいのコーナーに分かれ、それぞれテーマや見どころがあった。
大パーゴラのコーナーでは、美人さんの2人のモデルにカメラ持った人混みが出来ていた。
「香りの庭」では、鼻を近づけるとバラの強い香りが楽しめた。
一周回るのに、約1時間半ほどかかったが、6分咲きだといわれるその園を満喫し、雨にもたたられず無事出口へと向かった。
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4月23日、その日は8時半ごろ、江戸川の土手に出た。
いつものように、市川橋を渡り、都側の堤を旧江戸川に向かった。荒川の河口橋を渡って、夢の島公園や辰巳の海浜公園、それに建設中のアクアティクスセンター辺りをぐるっと回ってみたいと考えていた。
空には、大きな雲がかかっていたが、春から初夏にかけた気持ちの良い気候の中、多くの人々がこの江戸川の河原や堤で、それぞれの楽しみに打ち込んでいた。
旧江戸川のスポーツランド公園を過ぎた辺りで、バイクなどを入れないために設けられた金属パイプの柵が見えた。
一瞬の出来事ではあったが、その柵に自転車のペダルがとられ、突然転倒してしまった。
起きようとしたが、手足がしばらく動かなかった。
散歩をしていた人々が、集まっきて大騒ぎになり、多くの親切な方々にお世話になり、何とかその場を後にすることが出来たが、その怪我の為、このゴールデンウイークの間は、この連載ができなくなりました。
初夏の絶好のチャンスを逃し、残念でありますが、しばらくは怪我の養生をすることになりそうです。
それでは、またお目にかかります時まで、少しの間ご無沙汰をお許しください。
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