スカイツリー水族館にペンギンショーを見に行く(その165)
8月12日、その朝JR市川駅から快速線で、錦糸町の駅まで行った。...
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8月12日、その朝JR市川駅から快速線で、錦糸町の駅まで行った。
そこからスカイツリーまで、歩くつもりでいたが、ふとロータリーを見ると、都バスが何台も止まっていた。
その内の「西日暮里」行きのバスに乗ると、すぐに動き出した。
10分ぐらい乗っただろうか、東京スカイツリーのバス停に着いた。
スカイツリーを見上げると、先端の辺りは雲海に隠れていた。
いくつものエスカレーターを使い、「すみだ水族館」に辿り着くと、入り口で入場券を購入し、中へ入った。午前10時の開館直後であった。
先ず、眼に入ってきたのは、赤や青などのカラフルな色をした金魚の遊泳姿であった。入り口で、今日の見どころを聞くと、「金魚です」との返事が返ってきたのが頷けた。
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しばらく歩くと、今度は蛍光クラゲが出てきた。暗い水槽の下で、青く光り、時折幻想的なピンク色にも輝いていた。
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エビやマンボウなどの魚も青や赤の光に照らされ、なかなか幻想的な動きを見せていた。
青く照らされた巨大な水槽に手をついて、感動の叫びをあげる少女の姿が象徴的であった。
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緩やかなスロープを下ると、3人の女性係員がペンギンに餌をやりながら、「ペンギンも好き嫌いがあり、鯵が好きなものやイワシが好きなものに分かれる」と説明していた。
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ある種のトークショーの面白さを演出しながら、大勢の観客を集めていた。
その水族館を後にして、外に出るとペチュニアの花が花壇の中に咲いていた。
その先には、「ふうりんこみち」と題する木枠で作ったアーケードがあり、その中を通って、半蔵門線の駅へと向かい、帰途に就いた。
猛暑の一時を、清涼溢れる水族館で過ごそうという試みは、それなりに成果があったように感じた。
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ピンク色など新たな色彩が加わった「江戸川の花火大会」(その164)
8月4日、その日の午後7時15分頃、轟音と共に花火大会が開始された。...
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8月4日、その日の午後7時15分頃、轟音と共に花火大会が開始された。
8か所から連続的に打ち上げられた花火は、いつもよりカラフルに見えた。
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特に真っ赤なものや緑色ものが新しさを感じさせた。
更に今まで見たこともない、ピンク色の花火や単なる菊の形だけでなく、多様な輪を使った花火などが目立った。
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中には花火の輪の中に更に花火をあしらった新作もお目見えした。
富士山の仕掛けも趣向を少し変えたように感じた。特にピンクや紫の発色の花火には、技術の進歩を感じた。
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去年までの花火を良く覚えているわけではないが、連発されている花火と花火の間隔も短くなった感じがした。
花火の中に混じる小さい火の玉も色といい形といい、きらきらと輝く部品も新作が多いように感じた。
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そういう意味では、今花火は新たな技術革新を迎えているような気がした。
大きな花火が速射され、更に色の種類が増え、様々な工夫を加えて、ますますその魅力を倍加させているように感じた。
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今年の花火は、見ていて新鮮さを感じさせ、来年の花火に期待させる何かを感じた。
花火は毎年同じように感じていたが、実は長足の進歩がその裏にあるのだろうと感心した。
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20時半頃その大会は終わったが、人々の歓声は続き、興奮のるつぼはその後も続いた。
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台風一過のじゅん菜池緑地を散歩していたら、白鷺が、そして急に大粒の雨が・・・(その163)
7月29日、台風の影響があり雨風は強かったが、暴風雨圏は東京を避けた。...
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7月29日、台風の影響があり雨風は強かったが、暴風雨圏は東京を避けた。
その日の9時ごろ、JR市川駅北口から国分操車場行きのバスに15分程乗り、じゅん菜池緑地まで行った。
空は晴れ、白い雲が夏らしくぽっかりと浮かんでいた。
じゅん菜池の周りは、深い緑に覆われていて、涼しげな様相を呈していた。
冬の季節には、赤と白の綺麗な花を湛えた梅林に足を運ぶと、枯れた木立が立ち並ぶだけの寂しい風情であった。
梅の実を探してみても、見つからなかった。
池の周りを歩くと、白鷲が一羽時々、首をかしげるようにして佇んでいた。
波が光に反射して、綺麗に動いていた。蝉しぐれの音が耳に入ってきた。
段々大きくなっていった。
すると、俄かに雨粒が頭や肩にかかってきた。
空を見上げると、一面重い雲色に変わっていた。
近くの休憩場所を見つけ、駆け込むと、数人の人々も同じように駆け込んできた。
音まで激しく聞こえるほどの雨脚であった。
つい今まで、晴れていたのに、急な変化であった。
これも、チーピン台風の後厄かと思ってしまった。
今回の台風は、日本列島を東から西へと進む、異例の進路の台風であった。
少し、雨脚が衰えたところを狙って、その日はバス停へと急いだ。
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