【タレコメ】
細野豪志の発言まとめ
G7「石炭火力」で日本孤立“脱・化石燃料”への道筋は 日本は手段をもっと持ち合わすべき。再エネも原発も全部民間がやっている。国が目標を立てるが、やるのは民間企業なのでなかなか実現にコミットできない。国有化はやるべきではないが、促す制度を国が作った方がいい。
2023/04/21 BSフジ[プライムニュース]
福島第一原発「処理水」海洋放出・春から夏に? 原発が動いているところは明確に電気料金が低い。これは厳然たる事実。再稼働を急ぐ理由はこれだけではない。今、世界中でエネルギーの取り合いをやっていて、LNGは引っ張りだこ。日本もそこに参入しているが、欧州や途上国が苦しい中で日本には(原発という)動かせる電源施設があるにも関わらずそれを動かしていないということに関してもう少し自覚をするべき。
2023/03/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
福島第一原発「処理水」海洋放出・春から夏に? フランス・ラアーグでは年間1京ベクレルのトリチウムを放出している。今、福島に貯蔵されている処理水の合計値は1000兆ベクレル。それを何十年もかけて出すといっている。安全基準としては世界でも最も厳しくやっている。一方で中国など反対国は誰もラアーグのことは問題視していない。現状、福島の処理水はこれ以上放置することはできない。
2023/03/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
原発政策「積み残しの課題」“核のゴミ”と最終処分場 もう少し中間的な出口もある。それが乾式キャスクといわれる方法。現在の使用済み燃料はほとんどプールの中に入っている。プールというのも安定しているようにみえるが完全ではない。その中で古くなった発熱量の低いものについては陸上で空気にさらして置いておくという方法が世界で1つのスタンダードになってきている。数十年というよりおそらくもっと長く保管できるので中期的には極めて安定した保管方法となりえる。
2023/02/03 BSフジ[プライムニュース]
日本の原発「面舵いっぱい」 (民主党)政権のど真ん中で福島第一原発事故を経験した者からすると、本音でいえば(原発に舵を切るのは)どうなのかという思いはある。しかし日本がきちっとモノ作りをして、豊かな生活を次世代に残し、世界の中で一定の貢献ができる国であるためにはここで簡単に撤退はできない。
2022/12/31 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
日本の原発「面舵いっぱい」 自由化を十数年行ってきていて、完全に時計の針を戻すことは正直難しい。国民の理解も得にくい。電力自由化によって原子力産業は各国で勢いを失っている。一方で今回のエネルギー危機で、途上国は化石燃料が買えず、原発への期待感がかなり大きい。
2022/12/31 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
激論!福島原発事故10年・ド~する?!日本のエネルギー 実はカーボンニュートラルという意味では電力以外の方が大きくて、EVが議論になっているが、EVを導入した場合にバッテリーはどこから供給するのかということになると、これはほとんどが中国からになる。これまで日本が最大の外貨を稼ぐ手段としてきた自動車の燃焼系の技術が本当に捨てていいのかという議論をすべき。そこをすっ飛ばしてカーボンニュートラルと考えている国はおそらくない。欧州もしたたかに考えているし中国はさらにしたたかに考えている。こうしたしたたかさがないと日本は経済的にも安全保障面でもとんでもないことになるリスクがある。
2021/02/27 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
激論!福島原発事故10年・ド~する?!日本のエネルギー エネルギーを供給する時にそれを持つ国に依存するのはものすごく問題がある。国内でやる場合も例えば風力発電を作る時に機材を全部、輸入に頼りますかという話になる。これも極めて脆弱で、どうやって本当の意味で国産化するかということを考えていかなければならない。技術そのものが全部海外からということになるとそこに日本の産業は育たない。国産化をきちっと図っていくべき。
2021/02/27 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
激論!福島原発事故10年・ド~する?!日本のエネルギー 日本では必ず非難がくるものに関して科学者がリスクをとりたがらない。だから両論併記するが、そんなことには何の意味もない。科学者というのはいざという時にちゃんとリスクをとって社会に説明できなければ何のために勉強しているのかという話になる。日本の科学者はそういう人が少ない。言葉を濁すのではなく、科学的におよそある程度の結論が出ることに関しては、批判を恐れずにちゃんと反論することが必要。それが今の科学者と政府に求められている。そこから逃げるべきではない。
2021/02/27 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
激論!日本の危機管理・災害・原発・コロナ… (福島原発事故の際は)現場の力で踏みとどまった。今の(コロナ)でいうなら医療現場とか介護現場が頑張っている。このような状況であってもマネージ仕切っているという意味では自信をもっていい。一方でそれをマネージする政府とか、仕組みとか法律という面に不備があり、ここの課題は依然として大きく残っている。
2021/02/27 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
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