【タレコメ】
平岩俊司の発言まとめ
北朝鮮で相次ぐ「動き」・キム総書記から見た・世界とは 中国とロシアが協力を深め、米国、日本、韓国と対立をしていくという、かつての冷戦のような構造を北朝鮮は恐らくイメージしている。新冷戦のような対立構造の中で、中国、ロシアという2つの後ろ盾が得られれば、米国と向き合うときに自分たちに有利な状況が作れると考えている。
2022/09/10 NHK総合・東京[サタデーウオッチ9]
再び動く朝鮮半島情勢・“弾道ミサイル発射”の兆候と狙い 去年1年間で韓国との関係が劇的に変わった。中国との関係も一昨年とは違う。そういうことを考えると米国が武力行使をすることはかなり難しいと北朝鮮は思っている。
2019/04/15 BSフジ[プライムニュース]
<徹底解説・ニュースの焦点>秘密核施設めぐる交渉は去年から?・米朝首脳会談“物別れ” 米国側はヨンビョンプラスアルファでないとディールできないと言っていた。プラスアルファの部分がまさにカンソンのウラン濃縮施設だった。北朝鮮側はヨンビョンしか出す気はなかった上にそれよりも高いもの(制裁の全解除)を要求したために決裂した。
2019/03/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
<徹底解説・ニュースの焦点>米朝首脳会談“物別れ” 金正恩委員長は新年の辞の中で「完全非核化は我々の目標だ」ということは言いはするものの、「造らないし、実験しないし、使わないし、拡散しない」とも言っている。最後の2つは既に持っている核兵器を前提にした話であり、ここを差し出すのかどうかという部分が米国との交渉で重要な部分だが、そこに敢えて触れずに今後はやらないという形で北朝鮮は話を進めようとしている。
2019/03/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
<徹底解説・ニュースの焦点>米朝“秘密核施設”で対立? トランプ大統領は国内的にアピールすることはできなかったが、安易な妥協をしなかったということでトランプ大統領の評価が逆に上がる部分もあり、合格点。ただ国内問題を払拭する劇的な合意はできなかった。
2019/03/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
聞きたい事・言いたい事 日米の間の協力関係を前面に打ち出さなければならない。日本のゴールと米国の考えが違うなら米国に対し引き続き働きかける必要がある。
2019/02/26 BSフジ[プライムニュース]
第2回米朝首脳会談直前!注目すべきポイントは? 去年6月の1回目の首脳会談の時は非核化が本来焦点だったが、その後なかなか進まなかった。トランプ大統領自身が米朝首脳会談の評価を非核化の進展よりも、朝鮮半島の安全に評価の軸をずらしているようなところもある。本来の非核化に焦点を戻せるかどうかが注目。
2019/02/26 BSフジ[プライムニュース]
米朝首脳会談まで1週間・譲歩に潜むリスク 米国の対応次第で北朝鮮・寧辺の核施設は一定程度何らかの行動を取る可能性がある。国際社会は北朝鮮に核関連のリスト提出を期待するが、北朝鮮の立場からすれば軍事行動の対象のリストを与えることになるし、提出に関しては難しいと言わざるを得ない。トランプ大統領が安易な妥協をするようなことになれば、北朝鮮からすればトランプ政権は粘り強く向き合えば譲歩すると判断し、そうなると今後の交渉はかなり難しい交渉になり、米国に対しより大きな譲歩を引き出そうとするだろう。
2019/02/21 NHK総合[ニュースウォッチ9]
米国はどこへ・世界は・一般教書演説から読み解く 米国がすぐに制裁を解除することは難しいが、段階的に南北の民族間での、例えばケソン工業団地、金剛山観光のようなこれまでの南北間の経済交流をもう1度再開するというようなことになるのかもしれない。去年の年末、韓国が主張した南北の鉄道の連結、道路の連結といったものについても、今回の米朝首脳会談が進展し、米国側がそれを許容すれば、すぐにでもできるような準備を韓国側もしている。そこを風穴にして米国に対して姿勢変化を求めていくというのが、今の北朝鮮の姿勢。
2019/02/10 NHK総合[日曜討論]
最新分析・北朝鮮問題 米国からすると韓国から聞いていた話と少し違うというズレも今回のポンペイオ長官の派遣中止の背景にある。そのズレを韓国がなんとか埋め合わせなければいけない。この全体の対話で朝鮮半島の問題を進展していくということについて、絶対に後戻りさせてはいけないという思いが韓国側にある。
2018/09/02 NHK総合[日曜討論]
|