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スペシャル タレコメ
2024年11月14日(木)
最新TV速報
【タレコメ】
寺島実郎の発言まとめ
中ロ首脳会議…今年3度目・“拡大”BRICSの思惑は?
BRICSを引っ張っているはずの中ロそれぞれが苦悩を抱えている。ロシアは数日前に政策金利を21%にすると発表したが、これは尋常ではない数字。それぐらいインフレが進んでいる。つまりロシアにも制裁のボディーブローが効いているということ。もはやロシアは中国に依存していかなければ生きられないような国になってきた。一方で中国もここへ来て経済の減速が一気に見えてきている。そういう中でプーチン大統領が新しいことを言い始めた。つまり穀物版のオペックつまり生産国機構を作ろうとBRICSで言い始めた。
2024/10/27 TBSテレビ[サンデーモーニング]

緊迫…イスラエルが報復攻撃・戦闘拡大?イランの反撃は?
世界を見渡していると、米国がイスラエルを支持し続けていることによって失っているものの大きさを痛感する。アジア、特にASEANの最近の動きが米国から離れ始めている。世界にはイスラム人口が16億人いて、欧州にも6000万人いる。そういう人たちがイスラエルの動向を睨みながら苛立っている。「なぜ米国はあそこまでイスラエルに加担するのか」という空気が大統領選挙後のいわゆる世界に対してすごく大きな意味を持つということを我々は知っておくべき。
2024/10/27 TBSテレビ[サンデーモーニング]

きょう衆院選投票日・各党“最後の訴え”は
本当に今考えるべきなのは、戦前の日本1920年から30年代がそうだったが、政治不信と政党不信という党理党略で動く政治、政党というものに対する嫌悪感が盛り上がって、結局、国家主義でもっと束ねていかないといけないということで、政党なんか全部解散して大政翼賛会的な世界観の中に吸い込まれて軍国主義だとかがバーンと台頭してくる。それで戦争というものに突っ込んでいってしまった。政党政治の可能性をしっかり見つめて民主主義というものに向き合って一人の一票を行使するのだという意思を強く持っていくことが大事。
2024/10/27 TBSテレビ[サンデーモーニング]

きょう衆院選投票日・各党“最後の訴え”は
去年の段階で日本は一人当たりGDP国民の豊かさのレベルの指標で韓国に抜かれた。来年、もしくは今年にも台湾に抜かれる。経済だけでなく、米国に頼っていれば日本は安泰というのは、大統領選挙を睨んでもそんな状況ではないことは明らか。ここに日本人の英知が問われている。
2024/10/27 TBSテレビ[サンデーモーニング]

日経平均株価大幅反発・石破総理の発言で…
新政権に対するマーケットの圧力というか、株高と円安を期待する心理のマネーゲーム経済の中に(日本は)どっぷりとはまってしまっているが、日本の産業人、経済人は正気にかえらないといけない。フランス・リオンで技能オリンピックが開かれ日本の若者が頑張って5つもの金メダル取ったが、テレビも含めて新聞も報道しない。ここに日本の今の異常さがあると気がつかないといけない。
2024/10/06 TBSテレビ[サンデーモーニング]

中東で全面戦争?危機拡大・イスラエル軍の攻撃やまず
イランが、選挙で国際社会と協調していこうという路線を選択してテーブルについていく流れをイランが作っているのに、イスラエルはあえてそれを引きずり戻して米国を一蓮托生の自分のゲームに持っていこうとしている。米国大統領選を前にして揺さぶりかけているが、トランプに至っては核施設攻撃さえ支持するみたいなスタンスで、自分の言っていることの危うさがどれほどのものかもわかっていない。
2024/10/06 TBSテレビ[サンデーモーニング]

石破新総理“ひょう変”のワケ・裏金議員も公認?野党追及
野党の方も例えば、激論に耐えるだけの政策論を持っているのか。立憲民主なる政党がここに来て極端に保守化し、一種の新しい第二保守党化してきているような傾向の中で外交安保にしても、経済政策にしても、分配についての経済政策論を発言しているが日本の経済産業を今後どうするのかという方向に関する国民に対する説得力のあるシナリオが見えてこない。
2024/10/06 TBSテレビ[サンデーモーニング]

石破新総理“ひょう変”のワケ・裏金議員も公認?野党追及
石破政権は、政治的現実主義という壁にぶつかり、自民党の中の力学として今までの路線でいいじゃないか、外交安保についても米国をことさらに刺激するような地位協定なんかを持ち出すべきではないということで、はがいじめにされた。経済についても異次元金融緩和を政治的な意図でもって金融をジャブジャブにした景気浮揚を考え直そうとしたが羽交い絞めにして引き戻されようとしている。
2024/10/06 TBSテレビ[サンデーモーニング]

米国“引き締め”から“緩和”へ・日本・追加利上げ“慎重に…”
FRBは0.25ぐらいかなと思っていたが、思い切って0.5下げてきた。やはり米国経済の安定というのか、堅調、底堅さに対して自信を持ってきている。一方、日本の方は8月にわずか0.25を動かしただけで、株がドカーンと落ちてショックを受けた。それで本当は物価が2.8ぐらい上がっているので、もう日本も上げていい局面だが、慎重にならざるを得ない為、据え置きということになった。大きな流れとして金融政策の正常化という局面に日本が向かっていることは間違いない。財政出動などという景気を刺激しようという方向に日本はずっと来てしまったわけだが、国債に対する負担っていうのが重くのしかかっている。日本経済の安定に向けての政策論が今問われている。
2024/09/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]

膨張続ける予算・来年度概算要求・過去最大に
日本は今、国債の54%を中央銀行が持っている異様な国になっている。債務比率は非常に重要な比率だが、いわゆる公的債務、借金。借金のGDPに対する比率は米国が122%で日本は252%。米国の2倍以上の債務比率を日本は抱えている。米国大統領選挙で財源をどうするのかについて大変な論争に入っているが、例えば法人税を引き上げると言っているのがハリスで、引き下げると言っているのがトランプ。真剣に議論して方向性を見せなきゃいけない。日本は日銀に任せて、とにかく予算が肥大化しても大丈夫だという安易な空気の中で言っている。日本人としても根本に立ちかえって考えなきゃいけない。
2024/09/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]

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