【タレコメ】
黒木英充の発言まとめ
米国大統領「エルサレムを首都に」どうなる中東情勢 この数年間でもシリア内戦等を通じて米国の影響力は低下してきたが、今回の宣言によって米国の影響力は決定的に落ちた。米国の内政の要因が今回の宣言に影響したという話があったが、1年前、トランプ政権成立の直前から次期イスラエル大使には、トランプが不動産ビジネスで付き合ってきた破産管財人の弁護士がすでに指名されていた。クシュナーを中心にサウジアラビアやパレスチナをめぐり様々な動きがあり、中東全体のことはあまり考えないまま、予定してきたものが遂行された形。
2017/12/17 NHK総合[日曜討論]
「イスラム国」人質殺害事件・日本は何をすべきか 日本人の海外渡航・活動のリスクは高まった。今後高まったリスクをどのように低減していくか。その時に外交というものが大事になってくる。20世紀後半に日本が作り上げてきた日本人は中立で信頼できるというこの価値をもう一度確認して再構築していく必要がある。
2015/02/08 NHK総合[日曜討論]
大統領選挙後のシリアとイラクの危機 キルクークからも国軍兵士が逃げ出したため、クルド人自治政府がここを難なく抑えた。ここの油田を手に入れることはクルド人にとって長年の悲願でもあった。このままいくと自治政府の独立国家への歩みが早まり、イラクの分解が本格化すると考えざるを得ない。戦後体制として英国とフランスが作りだしたシリア、イラクの国家枠組みが今、解け落ちている。
2014/06/20 NHK総合[視点・論点]
シリア内戦の現状 サウジアラビアやカタールなど湾岸産油国は、敵視するイランと同盟関係にあるシリア政権を転覆させるべく、反体制派に資金と武器を注いだ。
2012/09/03 NHK総合・東京[視点・論点]
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