【タレコメ】
竹内純子の発言まとめ
電気代は?危ういLNG調達 産油国は転売禁止を織り込んでくる。そうした縛りが厳しいのは確かだが、欧州や中国はそこを突破し転売している。ここには仕入れのボリューム的な交渉力がある。日本こそそういった交渉を検討するべき。
2024/03/30 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
電気代は?危ういLNG調達 平事は有事に備える期間と考えた方がよい。エネルギー政策はリスク管理が肝となる。損得のレベルで収まる話であれば別だが、致命的になるほどの価格高騰などのリスクに遭わないように知恵を絞るのがエネルギー政策の基本。ただし、2050年のカーボンニュートラル、2030年の2013年比で46%のCO2削減を前提にすれば、使う化石燃料の量というのは限られてくる。そっちを前提として計画を立てると、現実とはかなり乖離し、長期契約などは結ばない方向にいくことになる。そうなるといくつかの複数シナリオを示された時に民間事業者の方は何を持って判断すればよいかがわからなくなる。
2024/03/09 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
洋上風力・まわる?まわらない? 日本はカーボンニュートラルを掲げ、原子力に対してはネガティブであり、雑な論理構成で走ってきてしまった。洋上風力の国産化率60%の目標を掲げているが、発電事業はローリターンなのでリスクとのバランスを考えなければいけない。国民の電気代に跳ね返ってしまうので、政府も苦慮している。
2024/01/20 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
洋上風力・まわる?まわらない? 脱炭素の傾向はこれからも続く。色々な技術を持った日本企業が出展している。世界がウクライナ危機を目にして現実のエネルギーが大事だと理解はしたが、かと言ってカーボンニュートラルが見直されることはないだろう。エネルギーの安全保障のために日本は国産のエネルギー率を上げていく必要があり、再エネと原子力にきちんと取り組むべき。
2024/01/20 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
雪辱できる?・日の丸半導体 太陽光発電と半導体のグラフを見ると日本の負けパターンがものすごく似ている形で出ている。最初に支援を尽くすが、継続的な投資ができていない。失敗の分析が必要。どんなに支援をしても産業が技術で勝てなければ負けてしまうというところを認識しておく必要がある。
2023/10/28 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
雪辱できる?・日の丸半導体 半導体の工場を作るのはエネルギー供給も含めて素地を整えていく必要がある。例えば東京電力パワーグリッドの既に申し込みされているデータセンターによる電力需要の増加分というのはあと5年以内に600万キロ必要になる。100万キロで大体原発1基分なので原発6基の電力が必要となるが、定期検査とか稼働率のことまで考えると6基でも足りないぐらいの電力需要が急速に立ち上がることになる。エネルギー供給がついていけるのかということが懸念されるところ。
2023/10/28 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
新常識?CO2は地下に貯める GXというのはCO2を減らせばいいという話ではなく、成長戦略として描いている。製造業というのはどうやってもCO2が出る。国民の働く場所があって付加価値の生む製品を作り、それに伴って出てくるCO2をゼロにする技術というのは持っておく必要があるということが大前提。政府としては2030年頃までに1%ぐらいは地上で吸収できるようにし、そこから飛躍的にコストの削減を目指して展開できるよう備えておきたい。
2023/07/15 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
電力想定外~口だけ?原発再稼働 岸田政権が原子力に関わる技術や人材維持、立地地域住民の気持ちなどに対して向き合ったことについては高く評価すべき。ただし、実際の再稼働となるとまだ踏み込むことができていない。
2023/04/29 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
電力想定外~つまづいた自由化 日本で電気代を下げようとするなら再生可能エネルギーと原子力をうまく使っていくしかない。料金を抑えるのであれば手段は限られている。
2023/04/22 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
電力想定外~つまづいた自由化 電力会社はけしからんというパフォーマンスを政府が見せたいということがすごくある。これは意味がある圧縮ではなく、元からある燃料費調整制度をただやり直しただけ。あたかも政府が電力会社にムチを振るって電力料金を下げさせたといっているようにも見えるが、結果的に値上げを引き延ばしているに過ぎない。
2023/04/22 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
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