【タレコメ】
片岡剛士の発言まとめ
特集・日銀の金融政策を検証・追加利上げの是非は? 実体経済自体が利上げに対応できていない。今回の利上げというのが0.25%で貸し出し金利とか住宅ローン金利だとかを上げていく力になっていく。この実体経済への悪影響というのは半年ぐらいのタイムラグを経て日本経済に効いてくる。日銀の見立てがそうした悪影響をしっかり踏まえているのかというところが非常に難しい問題。
2024/08/24 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]
特集・植田総裁が国会に出席・相場の変動どう見る? 植田総裁の7月会合の時の記者会見では想定以上に強い利上げのコミットメントと市場関係者の多くが捉えた。これはある意味、株価の暴落と円高の進行という形でマーケットからNOを突きつけられた。そこに日銀の事務方は驚き、政治の側からも、もしかしたら何か火消をしてくれと言われたのかもしれない。大慌てで内田副総裁が火消に走った。
2024/08/24 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]
特集・日銀・17年ぶり利上げ・専門家の評価は… 今後、円安が群を抜いて進む話になってくると、今度は政治サイドが行き過ぎた円安を是正するプレッシャーが高まることが予想される。しかし今回、長期金利の上限は規定していないので、こうした状況下でどういう行動をとってくるのかが注目される。
2024/03/23 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
特集・日銀・17年ぶり利上げ・専門家の評価は… (マイナス金利解除の選択は)時期尚早であったと思っている。延期というか、もう少し実体経済の好循環が誰の目で見ても明らかな状況まで待ってもよかった。
2024/03/23 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
株価・春闘・成長戦略・今後の日本経済は マイナス金利を解除する方向が現状高まっているが、それは時期尚早。日銀が政策転換をするということは国民の皆さんが、ある意味金利を上げても問題がないと多くの人が感じるような状況でなければ難しい。
2024/03/17 NHK総合・東京[日曜討論 日本経済はいま 成長に何が必要か]
株価・春闘・成長戦略・今後の日本経済は 物価、株価、設備投資や雇用関係はいずれも改善を示していて30年ぶりの動きであるとみている。30年来の長期停滞からようやく経済が乗り越えつつある。一般の方々の実感がないのは所得の拡大と消費の動きが未だに非常に弱い状況にあるからといえる。
2024/03/17 NHK総合・東京[日曜討論 日本経済はいま 成長に何が必要か]
日曜討論“1ドル=150円” 歴史的円安で日本経済は 物価目標は達成されておらず、日銀の今の政策スタンスは正しい。いろいろな改革が日本経済に必要だが、なぜそれができていなかったのかと言えば、結果的にデフレの状態で企業も動けなかったから。それを治すべく安倍政権下で財政金融政策、成長戦略のパッケージを作り、それによって改革ができるような環境づくりをやっていこうという話になっている。そこが1丁目1番地。
2022/10/30 NHK総合・東京[日曜討論]
日曜討論“1ドル=150円” 歴史的円安で日本経済は 円安というのは海外からみれば日本の製品が割安という話。日本のいいモノが割安で買える。こうした流れがどんどん進んでいけば国内で価格を転嫁するひとつのきっかけにもなり、賃上げみたいな話にもつながっていく。今、起きている日本の円安という事象は世界的な物価上昇と比べるとマイルドであり、そこの価格差というのをある意味円安を通じて海外の物価動向に近づけていくという試み。
2022/10/30 NHK総合・東京[日曜討論]
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