【タレコメ】
桜庭薫の発言まとめ
米国・上院選で民主苦戦・下院は拮抗・大統領選と同時に実施 議会専門誌「ザ・ヒル」は共和党勝利の可能性を74%と見込んでいる。下院は大接戦で共和党が過半数を獲得する可能性を53%と見込んでいる。上下両院をすべて共和党が押さえると必要な予算や法案を通せるようになり、政府高官、連邦判事、FRB議長などの人事の承認を通しやすくなる。公約も実施しやすくなり長期金利上昇に拍車がかかり、自分を訴追した人物への復讐も焦点になる。
2024/11/05 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
米国・上院選で民主苦戦・下院は拮抗・大統領選と同時に実施 今回、民主党は改選議席が多く不利と言われている。50対50の同数の場合は上院議長を兼ねる副大統領が1票を持つため、民主共和のどちらが大統領選を勝つかが重要になる。トランプ氏が勝つと共和党は1議席を奪うだけで十分になる。
2024/11/05 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
<FT Today>プーチン氏・制裁回避の脱ドル化に失敗 BRICSブリッジはウクライナ侵攻後にロシアが締め出されたSWIFTに代わる決済網だが、先週のBRICS首脳会議で中国や南アフリカ、インドなどはロシアの提案に乗らなかった。共通デジタル通貨については共通し紙幣の試作安がロシアのテレビで初めて公開されたが会議では議論されなかった。中国はデジタル通貨で世界的に先行しており通貨主権が絡む話でもあるので簡単に乗れる話ではない。一方で欧州外交問題評議会・アガスデマレイ氏は「BRICSブリッジは西側諸国が警戒する微妙な取引を隠すのに役立つ可能性がある」と中国やロシアのメリットがあると指摘。
2024/10/30 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
中国軍が台湾包囲演習 中国海警局は一つの中国原則に基づく行動だと説明している。昨日からは大西洋北西部でロシアと中国の海軍による合同演習も始まっている。これはロシア側が発表したもので、台湾情勢には一切触れていない。偶然にしては出来過ぎのタイミングであり、台湾での演習と始めから合わせていたというべき。
2024/10/15 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
<FT Today>旧東独「過去の傷いえず」ポピュリスト浸透 FT・ベルリン支局長は「東部と西部の社会的、政治的な分裂はかつてないほど深いようだ」とみている。具体例として東はウクライナ支援と対ロ制裁には懐疑的で早期停戦を求める声が多いというのはウクライナより自分達にお金を増してほしいという思いからきている。東部には共産主義時代からのなごりで強い反米感情があるので、国内に米軍のミサイルを配備することに反対している。東西格差が極右台頭の温床になっていると言われるが気持ちの融和が進んでいないことが大きな問題。
2024/09/03 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
<FT Today>テレグラム・CEO逮捕に反発 SNSの運営体と国家が行ってきた最も大きな措置で今後、様々な面で影響が及ぶ可能性がある。次にXに標的が向かうとの見方もありイーロンマスク氏は強く反発している。こうした声に対しフランス・マクロン大統領は反論する声明を出したが、フランス革命で王政を打倒して自由を勝ち取ったフランスがどう出るかに注目が集まっている。
2024/08/27 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
論調・高まる・中東全面戦争リスク ネタニエフは「ハマスの最高主導者・ハニヤ氏を殺害するまではパレスチナ自治区ガザへの攻撃をやめない」と発言していた時期があったが、今のところ攻撃を停止する気配はない。停戦交渉の意志がないと受け止められたことで、多くの関係者を巻き込む中東の全面戦争リスクが高まっている。イランの首都テヘランでハマスの最高幹部が殺害されたことは、ハマスだけでなくイランにも痛烈で屈辱的な打撃を与えたことになる。米国が必死に緊張緩和に動く中で、イスラエルは事態をさらに悪化させる用意があることを示唆した。
2024/08/02 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
論調・高まる・中東全面戦争リスク 今回、イスラエルは軍事力と諜報力でかなり劣ることが示された。しかし西側で抵抗の枢軸と呼ばれる組織(ハマス、ヒズボラ、フーシ)と全面的に連携を深めていくことが予想される。今回は全面戦争にエスカレートする可能性があるとみられている。もしレバノンをベースにするヒズボラが参戦することになると最も軍事力がある組織でハマスよりはるかに手ごわい。イスラエルが防空網を維持できるかどうかはわからないとFT中東エディターは見ている。
2024/08/02 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
オープンAIが・検索サービス 今の検索はキーワードを打ち込みながら目当てに近づいていくというやり方だが、生成AIの場合は話しながら質問していくので打ち込む手間が省ける。今より付加価値は高まると受け止められる可能性が高く、有料化が進むとの見方が多い。そうなると広告のあり方も大きく変わる。打ち込む場合は広告を入れやすいが自動応答システムの場合はそれが難しい面もある。FT米国西海岸エディター・リチャードウォーターズ記者は「グーグルの天下が続いている検索事業の広告収入が大きく減り、グーグルの天下が終わる可能性すらある」と指摘していた。検索事業の新たな時代というのは意外と早くやってくる可能性もある。
2024/07/26 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
フランス極右・過半数獲得は困難か メディアの予想では極右・国民連合が単独過半数の289議席に30~40議席ほど届かないとの見方が多くなっていて、極右首相の誕生は避けられる見通しが強まった。これを受け、市場には安心感が漂っているが、予断を許さない部分がある。与党連合は2位どころか3位に沈んだにも関わらず、なおも面子にこだわっており左派にいやいや歩み寄っている。本来なら左派候補に投票するようよびかけるべきだが、選挙戦を指揮するアタル首相は出馬自体は他党候補への賛同を意味しないと述べている。候補者を一本化できなかった選挙区も100程度残っており与党連合にあいそをつかしている有権者が浮き彫りになっている。左派支持者が与党連合に投票するかは微妙なところ。
2024/07/03 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
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