【タレコメ】
岩間陽子の発言まとめ
ウクライナ侵攻2年・揺らぐ世界・戦争終結は 今回のロシアの仕掛けた戦争というのは実は2014年から始まっている。ミンスク合意というのをフランスやドイツが仲介して1度やったが、そんなにもたなかった。あの時、停戦監視団なども入ったが、今回の戦争が始まった時にほとんど追い出されてしまった。結局、停戦してももたないというのはボスニア紛争などでも経験済であり、停戦したとしてもそれが平和につながるかどうかはわからない。
2024/02/25 NHK総合・東京[日曜討論]
ウクライナ危機・ロシア軍侵攻に国際社会は (ロシアが制裁を)乗り切るのにあたり中国がどの程度の立ち位置に来るのかがものすごく大きい。中国は国連安保理決議も棄権している。中国自身もすごく揺れているだろう。北京五輪前に中ロ会談をやり、中国がロシアのガスを買うと言ったが、こういうことになるということを中国に伝えるべき。
2022/02/27 NHK総合・東京[日曜討論]
ウクライナ危機・ロシア軍侵攻に国際社会は エネルギー取引制限などの制裁を行えば当然ロシアからの報復措置がくる。欧州では国によっては4割から6割ロシアからのガスに依存しており、ガスの供給が減り値段が上がる可能性がある。すでにかなりのインフレになっており、その上にさらにエネルギー価格が上がるのは相当つらい話。ここまで来たら政治リーダーの方々が国民に対し「我々の国際秩序を守るためにどうしても必要な措置であり、ウクライナの国民と痛みを分かちあって欲しい」という呼びかけを国民に対して行い、制裁を行うべき。
2022/02/27 NHK総合・東京[日曜討論]
ウクライナ危機・ロシア軍侵攻に国際社会は プーチン大統領は1989年にベルリンの壁が落ちた時、東ドイツに居てそれを見て帰って今度はソ連邦が崩れるのを見た。その頃からの積り積もった怨念がある。プーチンの世界観は89年で止まっている。
2022/02/27 NHK総合・東京[日曜討論]
ウクライナ危機・ロシア軍侵攻に国際社会は これまでの欧州の秩序を根本的に変えてしまう事態。ショルツ首相は「ドイツが東方外交として今までやってきたロシアをなんとか取り込んで共通の安全保障を作ろうという動きに対する根本的なチャレンジ。欧州全体の安全保障秩序を根底から覆すものだ」と言っている。欧州外交の根本的な転換点といっていい。
2022/02/27 NHK総合・東京[日曜討論]
徹底分析・緊迫ウクライナ情勢 メルケル首相がこのタイミングで動いたのはウクライナに米国が武器供与をしようという動きがあったため。ヨーロッパのこれ以上の紛争激化は困るという思いで動いた。ヨーロッパは地上軍をコミットするつもりもないし、武器供与をするつもりもない。ウクライナを立て直すとしたらロシア抜きでは無理だとヨーロッパも理解している。親ロシア派に国際的交渉者の地位をある種認めてしまった。これはずいぶんな譲歩。強いコミットはしたくないが、紛争が拡大するのも困るという中途半端な西側の態度はウクライナに変な期待を抱かせ続けた面はある。
2015/02/22 NHK総合[日曜討論]
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