【タレコメ】
宮家邦彦の発言まとめ
台湾有事の際・日本は戦争に巻き込まれるのか 日本は巻き込まれるのではない。ペロシ氏が台湾に行った時、中国が行った軍事演習は台湾を包囲、海上封鎖をするものだった。台湾沖から107キロのところに與邦国島という日本の領土がある。台湾有事というのは軍事力を使った侵攻であり、もし軍事力を使ったら間違いなく日本の領土が戦場になるということになる。中国が日本の米軍基地を攻撃した場合、日本が提供している領土であり、その時点で日本に対する攻撃となり日本は個別的自衛権を発動することになる。
2024/09/29 読売テレビ[そこまで言って委員会NP]
焦点・「日米地位協定」見直しの実現性は・沖縄の基地負担軽減どうする? 今ある安倍・菅・岸田政権で培ってきた特に安全保障政策を安定的に続けてほしいというのが基本。たしかにトランプ政権の人たちの中にはいろいろな意見がある。これ以上駐留軍経費を払ったら米軍を日本の傭兵にせざるを得ない。日本は払うものを払っているのであり、人件費を払うのであればもう傭兵。そうなれば日本が指揮権を持つのが当たり前。
2024/09/19 BS日テレ[深層NEWS]
焦点・非核三原則“持ち込ませず”の議論は・石破氏・高市氏が見直しに言及 核ミサイルを積んだ原潜を寄港するかどうかは、それは一昔前の持ち込み論。その問題は解決している。問題はあるとすれば戦術核の持ち込み。それが戦略的、戦術的にどれだけの意味があるかという議論は学会ではある。しかしそれが持つ政治・軍事的意味はあり、本当はなくていいのかもしれないけどだからこそヨーロッパにある。
2024/09/19 BS日テレ[深層NEWS]
小泉氏・日朝“同世代”会議の実現性は・父親同士が会談 (同年代という)事実関係は間違いないが、やはり小泉純一郎氏が行った時の日朝関係と、その後、日朝関係がこじれたままになっているという現実を考えると、今の状況はそんなに簡単に会える状況ではない。金総書記の頭の中は自分の政権をいかに維持していくかということであり核を持ち守りに徹している。核を放棄させない限り拉致問題の解決だけでは意味がない。
2024/09/19 BS日テレ[深層NEWS]
小泉氏・日朝“同世代”会議の実現性は・父親同士が会談 核兵器の共有が政治的にも軍事的にも抑止力になるという議論が既に欧州では起き具体化している。そのような議論は韓国でも起きている。中国が今や米国の核戦力にどんどん近づいている。いずれ1000を超える。米中ロが3すくみになるということになる。そうなると今までの抑止戦略は大幅な見直しが必要になってくる。その中で(核持ち込みに関する)議論というのは選択肢として考えるべき。
2024/09/19 BS日テレ[深層NEWS]
特集・バイデン氏に撤退論・どうなる民主党の大統領候補 議員は大統領と一緒に選挙に走る。その時にその大統領が弱ければ自分も落選してしまう。そういう意味でバイデンおろしが出てくるのは当然のこと。他方で問われているのは討論会でのパフォーマンスが良かった悪かったではなく、あれが単なるエピソードなのかそれとも恒常的に続くものなのかが問われている。こうやって民主党が割れていること自体、バイデン、民主党にとって非常に不利になる。代わりの人がいるのであればとっくに出てきているはず。つまり退くのも進むのも地獄の状態。
2024/07/06 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]
特集・イラン再反撃で報復の連鎖続くか 米国とイランは1979年のイスラム革命以来ずっと対立があり、その代理戦争を40年以上やっている。イランは自分の弱さをよくわかっており、米国に勝てるわけはないと思っているので代理戦争という形で消耗戦をしかけている。
2024/04/20 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
特集・戦闘続くガザ情勢・米国の対応は おそらく今回の目的はもう決まっている。この種の話はずっと米国とイスラエルの間でされてきており、米国の態度が徐々に厳しくなっている。米国はイスラエルを支持するが、民間人に対する犠牲がないようにやれということ。それはネタニヤフも腹をくくっている。米国とイスラエルは決定的にこじれているわけではなく、まだ話し合いの可能性がある。米国がイスラエルを見捨てることは国内的にも政治的にもできない。ただしバイデン大統領とネタニヤフ首相の関係は最悪になっている。
2024/04/06 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
緊迫・米軍親イラン勢力に報復攻撃開始 米国の報復攻撃自体は想定内だったが、イラン革命防衛隊が過剰反応するなど、今後米国イラン、双方の誤算が重なれば直接衝突に発展する可能性もある。
2024/02/04 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]
<NEWSドリル>「苦難」の形容表現巡り難航・天皇陛下・初訪中の外交文書 (1992年、)天皇陛下の訪中を日中双方はうまく成功させたが、その後、日中関係がいい方向に向かったと言えばそうではなく、中国はもともとこれで手を打つ気はなかった。取れるだけ取っておこうと考えていた。中国経済の孤立から発展の方向に向かうことができればいいと考えていた。
2023/12/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
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