【タレコメ】
伊藤敏憲の発言まとめ
岸田政権エネルギー通信簿 原子力の処理水の問題については、岸田政権というより西村大臣の貢献度が大きく、評価できる。責任ある立場の人がきちっと説明し続ければ理解が得られるということが今回、証明された。原子力の再稼働については表明したことは評価できるが、中身が無く、具体的な行動がまだ取られていない。
2023/12/16 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
岸田政権エネルギー通信簿 日本の問題は、一旦掲げたらその目標実現のためにとにかく力を尽くすところ。日本は欧州のずるいところをもっと学ぶべき。欧州は長期構想についてはきれいなものを掲げる。が、足元は全然それとは関係ない。そのあたり日本は欧州のように構想と足元の使い分けをするべきである。エネルギーというのは安定供給ありきのものであり、これが最優先課題となる。経済性は優先課題。環境はその中の1つに過ぎない。そのバランスを考えていく必要があるが、そのあたり日本はとても下手。
2023/12/16 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
太陽光発電・5万件を失う… 期限切れを迎えた太陽光発電設備はパネルが問題なくても、パワーコンディショナーについては10年程度で取り替える必要がある。廃止された設備は産業廃棄物としての処分方法も検討しなければならない。撤退時の費用も確保する必要がある。
2023/05/27 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
「電気代が上がるって。知らんけど」 現在のエネルギー価格高騰はロシアのウクライナ侵攻が原因。収束すれば電気料金は下がる可能性がある。日本が原子力を正常化して稼働率をあげれば、石炭とLNGの価格は下がる。
2023/01/07 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
「電気代が上がるって。知らんけど」 補助金は1月から3月までは効果がある。しかし大手5社の値上げが反映される、4月以降は状況が変わる。その値上げ幅はこれまでよりもはるかに大きくなる可能性が高い。今年度の電力各社の決算は過去数年分の利益を吐き出しても足りないほどの大赤字となる。電力会社は料金を改定しなければ経営が成り立たなくなる数字に追い込まれている。
2023/01/07 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
石油やガスは備蓄過剰? 備蓄の放出による値下げ効果はカンフル剤的であり、恒常的に価格を下げる効果はあまりない。湾岸戦争の際にヨーロッパで備蓄放出が行われたが長続きしていない。今回は米国が声をかけて各国が備蓄を放出したが、価格を下げる効果は限定的。LPガスの備蓄は第2次オイルショックのタイミングで始まった。当時の調達先は中東の産油国だったが、現在は9割が米国、カナダ、オーストラリアからとなっている。
2022/12/17 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
温泉大国されど地熱は… (地熱発電を進めるためには)地元との利害調整が必要。地熱資源の多くが自然公園地内にある。自然公園で地熱発電事業を行うには自然公園法の許認可をクリアしなければならない。環境省と議論を行ったが、交渉後、現状復帰という壁があった。自然公園の外からなら開発は可能だが、それは費用も時間もかかる。
2022/12/10 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
実用化へ号砲!次世代原発 モジュールユニットを持ち上げて組みたてることができ、建設がきわめて短期間でできる。施行に関しては飛躍的な技術向上が図れた。安全性という観点では軽水炉よりはるかに高い。
2022/10/15 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
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