【タレコメ】
特集・「単独でもラファ侵攻」イスラエルなぜ強硬?
慶應義塾大学教授・田中浩一郎 ネタニヤフ首相にとって一番やりづらいのは人質家族から突き上げを国内で受けること。これが世論にどういう形で影響を与えるかによっては、彼自身や、政権の行動を縛ることにもなりかねない。極右政党は休戦に応じれば閣内から離脱するということで脅しをかけている。ネタニヤフ首相が権力の座に留まろうと思えば、その要求には応じざるを得ない状況。
2024/05/11 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
同志社大学大学院准教授・三牧聖子 政治と米国市民、とりわけ民主党支持者の求めるところの解離というものがかなり大きくなっている。バイデン大統領はラファで大規模な行動をしたら武器支援を停止するというかなりあいまいな言い方をしている。そこにもバイデン大統領の難しい立ち位置が表れている。米国国内の市民あるいは国際社会からどんどん批判が高まっている中で民主党の議員との政治的な現実の中でかなり危険なかじ取りをしている状況。
2024/05/11 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
笹川平和財団上席フェロー・渡部恒雄 民主党はイスラエルのガザでの行動に批判的な左側の人もいる一方で、実はイスラエル支持派がすごく多い。バイデン大統領は党内を割れさせるができない。そこを知らないと、なぜこんな中途半端なことをやっているのかというふうに外からは見えてしまう。民主党の違いの中で苦しみ、そこで(バイデン大統領は)なんとかやろうとしている。
2024/05/11 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
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