【タレコメ】
特集・ガザの死者数1万人超・アラブ各国の対応は
東京大学先端科学技術研究センター教授・池内恵 サウジアラビアは10月7日の直前まではイスラエルとの国交正常化をするのではないかという情報が盛んに米国側から露骨に情報がリークされていた。ただし、実態は原則論としてパレスチナ問題が解決しない限りサウジは国交正常化できないと何度も(米国に)釘を刺していた。こういう情報を米国側が流し続け、それによって情報がかく乱されるというのはかなりの問題がある。
2023/11/11 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 アブラハム合意はトランプ政権のクシュナー特使が進めた。クシュナーはユダヤ系で、ネタニヤフ首相とは家族ぐるみの友達。クシュナーは以前、不動産業を営んでいたが、ネタニヤフも昔、米国で不動産業を営んでいた。ネタニヤフもロシアと中国も米国がトランプになるのを待っている。それは米国が荒れ、力が弱まり、国際情勢が流動化して自分たちが勝手にやれることが増えるということを期待している。
2023/11/11 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
東京大学先端科学技術研究センター教授・池内恵 アラブ諸国でこれまでイスラエルと関係を持っていた国、エジプトやヨルダン、UAEなどが離れていく。ほとんど何の協力もしない方向に行く、あるいは関係を断っていくことになりかねない境目に来ている。
2023/11/11 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
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