【タレコメ】
全銀障害・容量不足が要因
日本経済新聞・清水功哉編集委員 テールリスクというのはめったに起きないが起きると非常に被害が大きいリスク。100年に1度の金融危機、感染症の流行とか、1000年に1度ともいわれる大震災の発生など次々とテールリスクが顕在化する中、今回50年間、何の問題も起きなかった全銀システムに問題が起きた。メモリー不足が要因とのことだが事前のテストが甘く、公共のインフラを担うシステムに関する重大性の認識が不足していたと言わざるを得ない。復旧に時間がかかったのは、危機発生に一丸となって対処しにくい全銀協の寄り合い所帯という体質があったのではないか。
2023/10/17 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
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