【タレコメ】
どうする“研究力低下”これからの大学は
BNPパリバ証券グローバルマーケット統括本部副会長・経済財政諮問会議委員・中空麻奈 人口減少は大学だけでなく企業もみんな受けいれなくてはいけない現実。そもそも論として今の大学数は多すぎる。大学が定員割れと言っている中で新規の大学を増設したりする動きもあり、これが正しいのかどうかは疑問。
2023/09/10 NHK総合・東京[日曜討論]
東京大学・横山広美教授 学びをする人達は若い人だけなのかという問題もある。昨今、AIの関係でもリスキリングが非常に重視されている。社会人の方の入学というのが非常に増えてきている。そうした実際に社会を経験した方たちが大学に入ってくると若い人などともお互いにとってメリットが高いと感じている。裾野を広げるという意味ではよりリスキリングや社会人の方の学びというのを支援していくというのも大きな観点。
2023/09/10 NHK総合・東京[日曜討論]
科学政策と社会研究室代表理事・榎木英介 任期付きで働く人(研究員)が増えていることは非常に深刻。彼らは数年後が見通せないと本当に不安を抱えている。そういうプレッシャーの中でよい研究ができるとはとても思えない。短期的なことばかり考えていたら独創的な研究はできない。もう少し安定雇用を広げていくべき。
2023/09/10 NHK総合・東京[日曜討論]
ノーベル化学賞受賞・野依良治(フリップ) ノーベル賞につながるような研究には個人の独創性が問われる、画一的ではない人材、枠にとらわれない人材を社会がどの程度許容できるのかが大事。
2023/09/10 NHK総合・東京[日曜討論]
|