【タレコメ】
中国が追加利上げ・13年ぶり低水準
日本経済新聞・清水功哉編集委員 いくら中国中央銀行が金利を下げても金融システムの中ではその効果がなかなかいきわたらない。そういう意味では金融緩和の効果も限定的になる。日本のバブルの時には経済が苦しくなるプロセスで自国通貨が上がり円高になり、これが経済をさらに苦しくしたが、今の中国はむしろこれとは逆で、人民元が売られている。経済が苦しい時に自国通貨が上がるのは大変だが、下がればいいというわけでもない。中国は今やキャプタルフライト、つまりお金が海外に流れることを心配しなくてはならなくなっている。
2023/08/22 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
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